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HITV療法についてのご相談予約・お問い合わせ

近年、「再生医療」という言葉を耳にする機会が増えてきました。

特にがん治療の分野において、この技術が大きな注目を集めています。

しかし、「再生医療って何?」「従来の治療法とどう違うの?」と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

再生医療は、私たちの体が本来持っている「再生する力」を活用した治療法です。これまでのがん治療とは異なるアプローチで、新たな可能性を切り開こうとしています。

再生医療とは何か?基本的な仕組みを理解する

再生医療とは、体内に存在する細胞の力を利用して、損傷した組織や臓器の機能を回復させる医療技術です。

私たちの体は、すべて細胞からできています。その細胞には大きく分けて「幹細胞」と「働く細胞」という2つのタイプがあります。働く細胞は、皮膚や筋肉、神経など、それぞれの機能に特化した細胞で、自らを複製することはできません。

一方、幹細胞は特別な性質を持っています。自分自身を複製できる「自己複製」という能力と、必要に応じてさまざまな細胞に変化できる「分化」という能力です。この2つの性質によって、幹細胞は組織の維持や修復、成長に欠かせない存在となっているのです。

幹細胞が存在する場所と役割

幹細胞は体中のさまざまな組織に存在していますが、その割合は組織によって異なります。

皮膚では表皮の奥深くにあり、新しい皮膚細胞をつくり続けています。脂肪組織には幹細胞の含有率が高く、1〜10%ほど存在するとされています。また、血液や腸、筋肉、肝臓、心臓などにも確認されています。

特に脂肪組織は幹細胞が多く含まれるため、近年の幹細胞治療では「脂肪由来幹細胞」が多く用いられるようになっています。

幹細胞の3つの重要な働き

幹細胞は単に「細胞を作る」だけではありません。

**炎症を抑える働き**があり、損傷部位に集まって炎症を鎮めます。また、**免疫を調整する働き**によって、免疫バランスを整え、過剰な反応を防ぎます。そして、**組織を修復する働き**によって、傷ついた細胞や組織を再生・回復させるのです。

これらの働きが、再生医療の基盤となっています。

詳細はこちらのHPをご覧ください

がん治療における再生医療の位置づけ

がん治療において、再生医療は従来の治療法とは異なる新しいアプローチを提供しています。

従来のがん治療は、主に「手術」「抗がん剤」「放射線治療」という3つの標準治療が中心でした。これらは直接的にがん細胞を取り除いたり、破壊したりする方法です。

一方、再生医療を応用したがん免疫療法は、患者さん自身の免疫システムを活性化させることで、がん細胞を攻撃する力を高めようとするものです。

免疫システムの司令塔・樹状細胞の役割

がん免疫療法の中でも、特に注目されているのが樹状細胞を用いた治療法です。

樹状細胞は、免疫システムの司令塔として機能します。攻撃対象となるがん細胞の情報を学習・獲得し、高い攻撃力を持つ免疫細胞であるCTL(キラーT細胞)にその情報を伝達する役目を持っています。

その情報に基づき、体内に誘導されたCTLが効率的にがん細胞を攻撃・排除することを目指します。この仕組みは、体が本来持っている免疫の力を最大限に引き出すことを目的としています。

HITV療法という選択肢

ICVS東京クリニックでは、樹状細胞を活用した「HITV療法」という治療を専門に行っています。

HITV療法は、ステージⅣの進行がんや再発がんに対して、がんの消失を目指す免疫療法です。延命を目的とするのではなく、「治すことをあきらめない」という姿勢を明確に掲げている点に特徴があります。

この治療では、CTガイド下で樹状細胞を腫瘍へ直接投与する独自の方法を採用しています。リアルタイムのCT画像を確認しながら行うため、狙った場所へ正確に投与できる体制が整えられています。

再生医療とがん免疫療法の違いを明確にする

再生医療とがん免疫療法は、しばしば混同されることがあります。

しかし、両者には明確な違いがあります。再生医療は、幹細胞を用いて組織の修復や機能回復を目指す医療技術全般を指します。一方、がん免疫療法は、免疫システムを活用してがん細胞を攻撃する治療法です。

再生医療の幅広い応用範囲

再生医療は、がん治療だけでなく、さまざまな分野で応用されています。

変形性関節症に対する治療では、内在性間葉系幹細胞を用いた再生医療基盤の開発が進められています。心臓疾患に対しては、iPS細胞由来の心筋細胞を用いた治療法の研究が行われています。また、神経疾患に対しても、幹細胞を活用した治療の可能性が探られています。

このように、再生医療は組織の修復や機能回復という広い視点から、多様な疾患に対するアプローチを提供しています。

がん免疫療法の特異性

がん免疫療法は、再生医療の技術を応用しながらも、特にがん細胞に対する免疫応答を強化することに焦点を当てています。

樹状細胞を用いた治療では、がん細胞の情報を学習した樹状細胞が、キラーT細胞に指令を出します。このプロセスによって、体内の免疫システムががん細胞を認識し、攻撃する能力が高まることが期待されています。

抗がん剤や放射線治療とは異なり、患者さん自身の免疫の力を引き出すという点が、この治療法の大きな特徴です。

詳細はこちらのHPをご覧ください

再生医療がもたらす期待される効果

再生医療は、従来の治療法では対応が難しかった領域に、新たな可能性をもたらしています。

特にがん治療においては、標準治療を受けてきたものの、効果が十分に得られなかった患者さんや、再発・転移に不安を感じている患者さんにとって、一つの選択肢となっています。

炎症性老化の抑制と慢性疾患への効果

幹細胞治療では、炎症性老化(インフラメージング)の抑制が期待されています。

インフラメージングとは、加齢に伴って体内の慢性的な炎症が進行する現象です。この炎症が、動脈硬化やアルツハイマー病など、さまざまな慢性疾患の進行に関与していると考えられています。

幹細胞が持つ炎症を抑える働きによって、これらの疾患の進行を抑制できる可能性があります。また、組織の修復・再生や免疫バランスの正常化も期待されています。

がん細胞への直接的なアプローチ

HITV療法では、腫瘍そのものを「免疫細胞の生産拠点」として活用する「腫瘍のワクチン化」という考え方が採用されています。

これにより、画像では捉えにくい血液中の微細ながん細胞にも免疫が働くことが期待されています。転移や再発を防ぐという観点からも、重要なアプローチと言えるでしょう。

また、運動や食事、ストレス管理などの生活習慣の改善と組み合わせることで、より良い効果が期待されるとされています。

患者さん一人ひとりに合わせた治療

がんの種類や進行度、これまで受けてきた治療、体調や生活背景は、患者さんごとに大きく異なります。

ICVS東京クリニックでは、画一的な治療は行わず、事前診断と丁寧なカウンセリングを通して、その方に合った治療計画を一緒に考えていきます。治療のメリットだけでなく、自由診療であること、未承認医療であること、想定されるリスクや副作用、費用や治療の流れについても、事前にしっかり説明を受けた上で判断できる環境が整えられています。

従来のがん治療法との比較

再生医療を応用したがん免疫療法と、従来の標準治療には、それぞれ異なる特徴があります。

従来の標準治療である手術、抗がん剤、放射線治療は、がん細胞を直接的に取り除いたり破壊したりする方法です。これらの治療法は、多くの患者さんに対して効果を発揮してきました。

標準治療の特徴と課題

手術は、がん組織を物理的に切除する方法です。早期のがんに対しては高い効果が期待できますが、進行がんや転移がある場合には適用が難しいことがあります。

抗がん剤は、がん細胞の増殖を抑える薬剤です。全身に作用するため、転移したがん細胞にも効果が期待できます。しかし、正常な細胞にも影響を与えるため、副作用が生じることがあります。

放射線治療は、高エネルギーの放射線でがん細胞を破壊する方法です。局所的な治療として有効ですが、周囲の正常組織への影響も考慮する必要があります。

免疫療法の異なるアプローチ

がん免疫療法は、これらの標準治療とは異なるアプローチを取ります。

患者さん自身の免疫システムを活性化させることで、がん細胞を攻撃する力を高めようとするものです。樹状細胞を用いた治療では、体が本来持っている免疫の力を最大限に引き出すことを目指しています。

抗がん剤や放射線治療と組み合わせることで、その働きを助け、治癒を早める可能性があると考えられています。今後は、標準治療に支えられながら、治癒を早める免疫療法ががん治療の主役となることが期待されています。

自由診療としての位置づけ

HITV療法は、日本国内における医薬品医療機器等法において未承認であり、保険適用外の自由診療となります。

そのため、治療費は全額自己負担となります。また、治療の効果や安全性については、標準治療ほど多くのデータが蓄積されていないという側面もあります。

しかし、「もう治療がないと言われた」「別の選択肢があるなら知りたい」「再発や進行に不安を感じている」といった患者さんにとって、一度立ち止まり、冷静に次の一歩を考える場として利用できる選択肢となっています。

再生医療を受ける際の注意点

再生医療やがん免疫療法を検討する際には、いくつかの重要な注意点があります。

まず、これらの治療法は未承認医療であり、自由診療として提供されているという点を理解する必要があります。保険適用外のため、治療費は全額自己負担となります。

治療の安全性と有害事象の報告

再生医療法に基づく再生医療で生じる有害事象の報告状況について、国立がん研究センターなどの研究チームが調査を行っています。

その結果、再生医療法に基づいて専ら自由診療で行われる再生医療の治療計画においては、およそ10万回の細胞投与に対して報告件数が10回未満であったことが分かっています。一方、国が承認した再生医療等製品を使用した治療においては、およそ3〜4回の使用に対して1回の報告があることが分かっています。

このことから、自由診療における有害事象の発生が適切に報告・検討されていない可能性が示唆されています。治療を受ける際には、このような現状も理解しておく必要があります。

専門医療スタッフによる連携と安心できる体制

ICVS東京クリニックでは、医師だけでなく、専任の細胞培養士や医療スタッフがチームとして連携し、治療を支えています。

院内には国際的GMP基準に準拠した細胞培養加工施設(CPC)があり、樹状細胞は厳格な管理のもとで培養されています。治療そのものだけでなく、「不安な気持ちを話せる」「質問しやすい」「家族と一緒に相談できる」といった心理的な安心感を大切にしている点も、患者さん目線では大きなポイントです。

情報の透明性と納得した選択

治療を無理に勧めるのではなく、まずは相談し、現状を整理し、納得したうえで選択する――このプロセスを大切にしてくれる医療機関を選ぶことが重要です。

治療のメリットだけでなく、リスクや副作用、費用、治療の流れについても、事前にしっかり説明を受けた上で判断できる環境が整っているかを確認しましょう。

再生医療の今後の展望

再生医療は、今後ますます進化し、私たちの健康やQOL(生活の質)を支える重要な選択肢になると期待されています。

国内外でがん免疫療法における臨床治療と研究開発が進められており、世界中のがん研究者や臨床現場とのネットワークを通じて、先進のがん免疫治療への研鑽が続けられています。

研究開発の最前線

日本医療研究開発機構(AMED)では、「再生・細胞医療・遺伝子治療実現加速化プログラム」を通じて、さまざまな研究開発課題が採択されています。

iPS細胞を用いたパーキンソン病治療や、キメラ抗原受容体T細胞応答を制御する新たな医療技術の開発、造血幹細胞に対する超高効率ゲノム編集プラットフォームの開発など、多様な研究が進められています。これらの研究成果が、将来的にがん治療にも応用される可能性があります。

産業としての成長に向けて

再生医療産業化フォーラムなどの取り組みを通じて、再生医療の産業としての成長に向けた議論が行われています。

企業・研究機関が課題を共有し、連携を強化することで、再生医療の推進と産業としての発展が目指されています。アカデミア、産業界、行政が一体となって、再生医療の実用化に向けた取り組みが進められているのです。

患者さんにとっての意味

再生医療は、私たちの体に元々備わっている「再生の力」を活用する医療です。

年齢とともに減っていくこの力を補う幹細胞治療は、加齢に伴う変化やさまざまな病気に対する新しいアプローチとして注目されています。がん治療においても、標準治療と組み合わせることで、新たな可能性を切り開こうとしています。

「治すことをあきらめない」という姿勢のもと、患者さん一人ひとりに寄り添い、最適な治療方法を追求し続ける医療機関が存在することは、多くの患者さんやご家族にとって心強い存在となるでしょう。

まとめ:再生医療という新たな選択肢

再生医療は、私たちの体が本来持っている「再生する力」を活用した治療法です。

特にがん治療の分野において、樹状細胞を用いた免疫療法は、従来の標準治療とは異なるアプローチで新たな可能性を提供しています。免疫システムの司令塔である樹状細胞が、キラーT細胞に指令を出し、がん細胞を攻撃する――この仕組みは、体が本来持っている免疫の力を最大限に引き出すことを目指しています。

ICVS東京クリニックでは、HITV療法という樹状細胞を活用した治療を専門に行っています。ステージⅣの進行がんや再発がんに対して、がんの消失を目指す免疫療法として、多くの患者さんに提供されています。

ただし、これらの治療法は未承認医療であり、自由診療として提供されています。治療費は全額自己負担となり、効果や安全性については標準治療ほど多くのデータが蓄積されていないという側面もあります。

それでも、「もう治療がないと言われた」「別の選択肢があるなら知りたい」「再発や進行に不安を感じている」といった患者さんにとって、再生医療は一つの重要な選択肢となっています。

治療を検討する際には、医師との丁寧なカウンセリングを通じて、治療のメリットだけでなく、リスクや副作用、費用についてもしっかりと理解した上で、納得して選択することが大切です。

再生医療は今後ますます進化し、私たちの健康やQOL(生活の質)を支える重要な選択肢になると期待されています。がんで苦しんでおられる患者さんやご家族の力となり、支えになるために――再生医療は、そんな想いとともに、日々進化を続けています。

ICVS東京クリニックでは、がん治療に関する無料相談を受け付けています。

東京・紀尾井町のホテルニューオータニ新紀尾井町ビル4階にて、専門の医療スタッフが丁寧にご相談に対応いたします。まずはお気軽にお問い合わせください。

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著者情報

ICVS東京クリニック 理事長 蓮見 賢一郎

 

【経歴】

埼玉医科大学卒業。

東京大学医科学研究所を経て、現在は米国法人 蓮見国際研究財団理事長。

世界各国で『国際がんワクチン・シンポジウム』を開催し、がん免疫療法の啓蒙と研究活動を推進している。

米国Thomas Jefferson 大学 Kimmel Cancer Center に研究講座を開設、同大学の客員教授。

ブルガリアPleven 医科大学より、がん免疫療法の研究活動に対して名誉博士号授与。

その他、米国Maryland 州立大学、ドイツ Erlangen 大学との共同研究や、マレーシア国民大学(UKM)との臨床試験を行っている。