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HITV療法と全身投与の違いとは?樹状細胞を直接投与する仕組みをわかりやすく解説がん2026/09/30(水)

「免疫療法に興味があるけれど、HITV療法と点滴で行う全身投与はどう違うの?」と疑問をお持ちではないでしょうか。進行がんや再発がんの治療選択肢を調べていると、さまざまな免疫療法の情報に出会います。その中でもHITV療法の最大の特徴は、樹状細胞をCTガイド下で腫瘍の中に直接届ける「局所投与」にあるという点です。全身投与と比べて免疫細胞を病巣へ集中させやすい設計になっており、これが治療の考え方を大きく変えています。この記事では、HITV療法と全身投与の仕組みの違いを丁寧に解説します。

  • ✅ HITV療法と全身投与、それぞれの仕組みと考え方の違い
  • ✅ CTガイド下で腫瘍内に直接投与するとはどういうことか
  • ✅ 標準治療との併用や通院スケジュールの目安
📋 この記事の目次

がん免疫療法の「投与方法」、これだけ違いがあります

標準治療(抗がん剤・放射線)が思うように効かなくなったとき、多くの患者さまやご家族が免疫療法という選択肢を調べ始めます。しかし、ひとくちに「免疫療法」「免疫細胞療法」といっても、投与する場所と方法によって治療の設計はまったく異なります。

特によく聞かれるのが、「点滴で体全体に免疫細胞を流す方法(全身投与)」と「がんのある場所に直接注入する方法(局所投与)」の違いです。どちらがご自身の状況に合っているのか、まず基本的な仕組みの違いを理解しておくことが大切です。

免疫細胞療法とはどんな治療か

免疫細胞療法とは、患者さま自身の血液から採取した免疫細胞(主にリンパ球や樹状細胞)を体外で培養・強化し、再び体内に戻すことでがんへの免疫応答を高めることを目指す治療です。外科手術・抗がん剤・放射線という三大標準治療とは異なるアプローチであり、自由診療として提供されています。

代表的な免疫細胞として用いられるのが「樹状細胞(じゅじょうさいぼう)」です。樹状細胞は免疫の司令塔とも呼ばれ、がん細胞の情報をキラーT細胞に伝える重要な役割を担っています。

患者さまが抱きやすい「よくある誤解」

免疫細胞療法=すべて点滴で行うものだ、と思われている方が少なくありません。しかし実際には、投与経路(どこへ届けるか)が治療設計の根幹に関わります。全身に流す方法と、局所に集中させる方法とでは、免疫細胞がどこで、どのようにがん細胞と向き合うかがまったく異なります。「免疫療法を受けた」という事実よりも、「どの方法で、どこへ届けるか」を理解した上で選択することが重要です。

進行がん・再発がん患者さまが感じる不安

ステージⅣの進行がんや再発がんの患者さまは、「もう標準治療では打つ手がない」「副作用で体がもたない」という状況の中で情報を集めておられます。そのような方にとって、免疫療法の仕組みを正しく理解することが治療選択の第一歩になります。まずは各投与方法の仕組みを知ることから始めましょう。

全身投与とHITV療法(局所投与)の仕組みを比べてみる

HITV療法と全身投与の違いを理解するには、それぞれの「免疫細胞をどこへ届けるか」という設計思想の違いを把握することが大切です。以下に3つのポイントで整理します。

Point 01 全身投与の仕組み
点滴や静脈注射で体全体に免疫細胞を届ける方法

全身投与(静脈内投与)は、強化した免疫細胞を点滴などで血流にのせて全身に巡らせる方法です。血流を通じて体内を循環するため、理論上はどの部位のがんにも届く可能性があります。一方で、血液中に放出された免疫細胞が実際にがん組織の内部まで到達し、効果的に働くためには多くのステップを経る必要があります。がん組織は独自の免疫回避の仕組みを持っているため、外部から送り込まれた免疫細胞がその壁を突破することは容易ではないとされています。

Point 02 HITV療法の仕組み
CTガイド下で樹状細胞を腫瘍の「中」へ直接届ける局所投与

HITV療法(Human Immuno-cell Tumor Vaccination療法)は、CTガイド下でリアルタイムに針の位置を確認しながら、樹状細胞を腫瘍組織の中に直接注入する局所投与法です。腫瘍内部という免疫細胞が最も働きかけやすい環境に直接届けることで、がん抗原を提示する樹状細胞の活性化を促します。血流に乗せて全身を回す必要がないため、免疫細胞を病巣へ集中的に送り届けることができます。ICVS東京クリニックが独自開発したこの方法は、2008年の開院以来、世界2,000名以上の治療実績を積み重ねています(個人差があります)。

Point 03 「CTガイド下」とは何か
CT画像でリアルタイムに確認しながら投与する安全管理

「CTガイド下」とは、CTスキャンの画像をリアルタイムで確認しながら、針の先端が腫瘍の適切な位置に届いているかを確認しつつ投与を行う手法です。医師が画像を見ながら操作するため、針の位置を精密にコントロールできるのが特徴です。この技術により、体表から離れた深部の腫瘍に対しても、適切な位置に樹状細胞を届けることが可能になります。なお、治療の詳細な実施条件や適応については担当医が個別に判断します。

全身投与とHITV療法(局所投与)を項目で比較する

比較項目 全身投与(静脈内投与) HITV療法(腫瘍内局所投与)
投与方法 点滴・静脈注射 CTガイド下で腫瘍内へ直接注入
届け先 血流を通じて全身へ 腫瘍組織の内部へ集中
主な免疫細胞 NK細胞・CTL等 多様 樹状細胞(免疫の司令塔)
医師による画像確認 基本的に不要 CTでリアルタイム確認
入院の必要性 クリニックにより異なる 日帰り外来通院(原則)
標準治療との併用 可能な場合あり 原則として併用可能

※上表はあくまでも一般的な特徴の比較です。実際の適応や治療内容は患者さまの状態・腫瘍の種類・場所により異なります。必ず専門医にご相談ください。

HITV療法が局所投与にこだわる理由

なぜHITV療法は腫瘍内への直接投与という方法を選ぶのでしょうか。その背景には、がんの免疫逃避というメカニズムへの対応があります。

がん組織が持つ「免疫逃避」という壁

がん細胞は長い時間をかけて体の免疫監視から逃れる仕組みを発達させてきます。腫瘍内部には「免疫抑制性微小環境」と呼ばれる特殊な環境が形成されており、外から免疫細胞が来ても働きを抑制されやすい状態になっています。全身投与では、この免疫抑制の壁を突破することが難しいケースがあると研究者の間で指摘されています。

HITV療法が腫瘍内直接投与を選ぶのは、免疫の司令塔である樹状細胞をあえてその環境の中に送り込み、その場でがん抗原を認識・提示させることを狙っているためです。樹状細胞が腫瘍内でがん抗原の情報をキラーT細胞に伝えることで、全身の免疫応答を引き起こすことが期待されています(個人差があります)。

樹状細胞を選ぶ理由

HITV療法で主役となる「樹状細胞」は、免疫細胞の中でも特に抗原提示能力が高い細胞です。がん細胞の断片(がん抗原)を取り込み、それをキラーT細胞に見せて「これを攻撃せよ」という指令を出す役割を持ちます。樹状細胞が腫瘍内でうまく機能することで、患者さま自身の免疫細胞ががんを認識し攻撃するよう促す効果が期待されます。

患者さまご自身の血液から採取した単球を体外で樹状細胞に分化・培養したものを用いるため、拒絶反応のリスクは低いとされています。ただし、効果・経過には個人差があります。

院内CPC(細胞培養加工施設)の役割

ICVS東京クリニックでは、東京都千代田区の院内に国際GMP基準に準拠した細胞培養加工施設(CPC)を完備しています。患者さまから採取した血液細胞を高品質な環境で培養・管理し、そのまま院内で投与まで一貫して対応できる体制を整えています。外部委託ではなく院内で培養管理を行うことで、細胞の品質と鮮度を保ったまま投与できる環境を維持しています。

HITV療法の治療の流れと通院スケジュールの目安

「どんな流れで治療が進むのか」「どれくらい通院が必要なのか」は患者さまが最も気になる点の一つです。以下に一般的な流れを解説します(個人差があります。実際のスケジュールは担当医が個別に決定します)。

STEP①:医療相談・初診・治療計画の立案

まず医療相談(電話・オンライン・対面、税込11,000円)または初診(税込33,000円)にてお体の状態・これまでの治療歴・検査結果をお聞きします。その後、担当医師がオーダーメイドの治療計画を立案します。HITV療法の治療費(総額)は治療計画の内容により異なるため、詳しくはご相談ください。

STEP②:採血・樹状細胞の培養

患者さまの血液を採取し、院内CPCにて樹状細胞を培養・調製します。培養期間は概ね1〜2週間程度が目安です(状態により異なります)。培養中は通院不要の期間となります。

STEP③:CTガイド下での腫瘍内投与

培養が完了した樹状細胞を、CTガイド下で腫瘍内に直接投与します。基本的に日帰り外来通院で行われます。入院の必要がないため、お仕事やご家庭の事情に合わせて通院しやすいのが特徴です。投与後は経過を観察しながら、必要に応じて複数回の投与サイクルを繰り返します。

⚠ ご注意・重要事項

HITV療法は自由診療(全額自己負担)です。公的医療保険は適用されません。治療費は治療計画の内容により異なります。治療効果・副作用・リスクについては患者さまの状態により大きな個人差があります。治療を受けるかどうかは、十分な説明を受けた上でご自身でご判断ください。標準治療が受けられる場合は、まず主治医にご相談ください。

標準治療との併用はできる?

HITV療法は標準治療(手術・抗がん剤・放射線治療)との併用が原則として可能です。「免疫療法を受けると抗がん剤をやめなければならないのでは?」と心配される患者さまもいらっしゃいますが、現在受けている標準治療を継続しながら並行して取り組むことができます(ただし個々の状況により判断が必要です)。まずは担当医にご相談ください。

東京都千代田区のICVS東京クリニックでは、遠方からお越しの患者さまを含む国内外の方々が治療を受けておられます。日本語・英語・中文での対応が可能です。

ICVS東京クリニックのHITV療法に関するこだわり

ICVS東京クリニックが患者さまにお伝えしたいのは、治療の仕組みだけでなく、「どのような姿勢で患者さまに向き合うか」という点です。

  • 🔬 院内CPC完備による一貫した品質管理:国際GMP基準の細胞培養加工施設(CPC)を院内に保有。採血から投与まで一貫した管理体制で対応します。
  • 📋 オーダーメイドの治療計画:患者さまの腫瘍の種類・状態・これまでの治療歴をもとに、個別の治療計画を立案します。画一的な治療ではなく、一人ひとりに寄り添った対応を大切にしています。
  • 🌏 世界2,000名以上の治療実績(2008年開院):国内外の患者さまに対し、日本語・英語・中文で対応。東京都千代田区という立地を活かし、日本全国・海外からのアクセスにも対応しています。
  • 🏥 完全予約制・日帰り外来:待ち時間を最小限に抑え、患者さまの体への負担を考慮した通院体制を整えています。
  • 💬 丁寧なインフォームドコンセント:治療開始前に、患者さまとご家族が十分にご理解・ご納得いただけるまで説明をいたします。

理事長:蓮見賢一郎 先生のコメント

「治す」ことを決してあきらめず、これまでの治療の限界を超えて、がんから解放されるために。がんで苦しんでおられる患者さまやご家族の力となり支えになるために尽くします。

ICVS東京クリニックでは開院以来、免疫療法によるがんの縮小や消失を目指してまいりました。HITV療法はその中核となる治療であり、腫瘍内への直接投与というアプローチに私たちは独自の可能性を見出しています。

治療が始まった瞬間から、医師は患者さまのパートナーです。どんな困難な状況に陥っても、最良のガイドとなるべく尽力いたします。まずは患者さまご自身やご家族の方に、お受けになる治療について丁寧にご説明し、ご理解とご納得をいただくことを大切にしています。

HITV療法についてよくある質問

Q HITV療法と全身投与(点滴)の免疫療法、どちらが自分に向いていますか?
A どちらが適しているかは、腫瘍の種類・部位・大きさ・全身状態・これまでの治療歴などにより大きく異なります。HITV療法はCTガイド下で腫瘍内に直接投与する局所投与法であるため、腫瘍の位置や状態によって適応が判断されます。まずは医療相談(税込11,000円)にてお気軽にご相談ください。担当医師が個別の状況に応じてご説明いたします。
Q 抗がん剤治療を続けながらHITV療法を受けることはできますか?
A HITV療法は標準治療(抗がん剤・放射線治療など)との併用が原則として可能です。現在の治療を中断せずに並行して取り組める点が、患者さまから評価いただいている特徴の一つです。ただし、治療の組み合わせ方は個々の状況により担当医が判断しますので、まずはご相談ください。
Q 遠方に住んでいますが、通院は大変ですか?費用の目安も教えてください。
A ICVS東京クリニックは、東京都千代田区の東京メトロ「赤坂見附駅」徒歩4分(JR「四ツ谷駅」徒歩8分)に位置し、国内外からアクセスしやすい立地です。日帰り外来通院を基本としているため、入院の必要がなく遠方からお越しの方にも対応しています。治療費の総額は治療計画の内容により異なります(全額自己負担の自由診療)。まずはオンライン相談(税込11,000円)をご活用いただくことも可能です。

この記事のまとめ

  • ✅ HITV療法は樹状細胞をCTガイド下で腫瘍内に直接届ける「局所投与」であり、全身投与とは根本的な設計が異なる
  • ✅ 全身投与は血流で全身に届ける方法だが、がんの免疫逃避の壁を突破する難しさがあると指摘されている
  • ✅ HITV療法は標準治療との併用が原則として可能で、日帰り外来通院で受けられる
  • ✅ 医療相談は税込11,000円(電話・オンライン・対面)から対応。個々の状況に応じたオーダーメイド治療計画を立案
  • ✅ 治療効果には個人差があります。十分な説明を受けた上で、ご自身で判断されることが大切です

HITV療法についてのご相談予約・お問い合わせ

「自分に合っているかどうか知りたい」「詳しく話を聞いてみたい」という段階からご相談いただけます。まずはお気軽にお問い合わせください。

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📞 お電話でのご相談

診療時間:9:00〜12:00 / 13:00〜17:00(土・日・祝休診)|完全予約制

監修医師プロフィール

著者写真

蓮見賢一郎 (理事長)

ICVS東京クリニックでは開院以来、免疫療法によるがんの縮小や消失を目指してまいりました。免疫療法は、抗がん剤や放射線治療などの標準治療と組み合わせることで、その働きを助け治癒を早めるようになることが予測されています。
今後は、抗がん剤や放射線治療に支えられ、治癒を早める免疫療法ががん治療の主役となることが期待されています。当院の免疫療法においてもより真摯に、かつ新たな気持ちで取り組んでまいります。今後とも尚一層のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。

資格・所属学会:【経歴】、埼玉医科大学卒業。、東京大学医科学研究所を経て、現在は米国法人 蓮見国際研究財団理事長。、世界各国で『国際がんワクチン・シンポジウム』を開催し、がん免疫療法の啓蒙と研究活動を推進している。、米国Thomas Jefferson 大学 Kimmel Cancer Center に研究講座を開設、同大学の客員教授。、ブルガリアPleven 医科大学より、がん免疫療法の研究活動に対して名誉博士号授与。、その他、米国Maryland 州立大学、ドイツ Erlangen 大学との共同研究や、マレーシア国民大学(UKM)との臨床試験を行っている。

※ 本記事は医療広告ガイドラインに基づき、監修のもと作成しています。治療の効果・費用・期間には個人差があります。詳細は必ず医師にご確認ください。

ステージ4でHITV療法を検討するケースとは|東京・千代田区 ICVS東京クリニックがん2026/09/30(水)

「標準治療を続けてきたけれど、もう選択肢がないと言われた」「ステージ4と診断されてから、次に何ができるのかを必死に調べている」——そんな状況にある患者さまやご家族にこそ、この記事を読んでいただきたいと思います。

結論からお伝えすると、ステージ4の進行がん・再発がんであっても、HITV療法という免疫細胞療法の選択肢を検討できるケースがあります。HITV療法は、患者さまご自身の樹状細胞を用いて免疫の力でがんに働きかける治療法で、標準治療との併用も可能です。

この記事では、HITV療法がどのような仕組みで、どのようなケースで検討されるのかを、できるかぎりわかりやすくご説明します。治療を受けるかどうかの判断はあくまでご本人・ご家族が主体です。まずは正しい知識を持っていただくことを目的に書いています(個人差がありますので、具体的な適応については専門医へのご相談をお勧めします)。

  • ✅ HITV療法の基本的な仕組みと標準治療との違い
  • ✅ ステージ4でHITV療法が検討されやすい具体的なケース
  • ✅ 治療の流れ・費用・来院方法など実際に知りたい情報
📋 この記事の目次

ステージ4のがん患者さまが直面する「次の一手」への不安

「もう治療法がない」と言われた後の現実

ステージ4(進行がん・転移がん)と診断された患者さまの多くが、抗がん剤・放射線・手術といった標準治療を一通り経験されたあとに「これ以上の治療は難しい」という言葉に直面します。そのとき、「何もしない」以外の選択肢を探すことは、決してあきらめではありません。

実際に免疫療法の情報を調べ始める患者さまのうち、多くは標準治療が奏効しなくなった段階や、副作用で治療継続が困難になった段階でHITV療法のような免疫細胞療法に関心を持たれます。「免疫療法は怪しいのでは」「効果があるのかどうかわからない」という不安の声もよく耳にします。この記事では、そのような疑問に一つひとつ向き合いながら解説していきます。

よくある誤解:免疫療法は「最後の手段」ではない

免疫療法について、よくある誤解のひとつが「標準治療がすべてダメになってから試すもの」という認識です。しかし免疫細胞療法は、体力が著しく低下する前の段階で検討するほうが、より有効に機能する可能性があるとされています。体内の免疫細胞を活性化・培養して使う治療である以上、患者さまの体の状態が治療の土台になるからです。

「もう少し早く知りたかった」と後悔されるご家族の声も少なくありません。ステージ4であっても、状態が安定しているうちに選択肢を増やしておくことが、後悔を減らすひとつの方法です。

患者さまとご家族が抱える共通の悩み

ステージ4の診断後に多くの方が共通して抱える悩みには、次のようなものがあります。標準治療以外の選択肢がわからない、自由診療の情報が多すぎて何が正しいかわからない、治療への期待と不安が入り混じっている、家族の気持ちと自分の気持ちのすり合わせが難しい——こうした複雑な感情は、ごく自然なものです。

そのような状況だからこそ、正確な情報を持ったうえで、自分たちで考え、選ぶことが大切です。以下では、HITV療法の仕組みや対象ケースを具体的にご説明します。

HITV療法の仕組みをわかりやすく解説

樹状細胞とは何か?なぜがん治療に使えるのか

HITV療法を理解するうえでまず知っておきたいのが、「樹状細胞」という免疫細胞の役割です。樹状細胞は体内に存在する免疫細胞のひとつで、がん細胞などの「異物」の情報をTリンパ球に伝える「司令塔」のような役割を担っています。

がんが進行している状態では、この樹状細胞の働きが弱まっていたり、がん細胞が免疫から逃れる仕組みを持っていたりすることがあります。HITV療法では、患者さまご自身の血液から採取した樹状細胞を体外で培養・活性化し、それをがん病巣に直接届けることで、免疫の力を再び引き出すことを目指します。

Point 01 樹状細胞の役割
免疫の「司令塔」を直接届ける

樹状細胞はTリンパ球に「これがんです」と教える役割を持ちます。体外で活性化した樹状細胞をがん病巣に届けることで、眠っていた免疫応答を再び呼び覚ますことが期待されます(個人差があります)。

Point 02 CTガイド下での直接投与
HITV療法最大の特徴——腫瘍内への直接投与

一般的な免疫細胞療法が点滴(静脈投与)で全身に届けるのに対し、HITV療法ではCT(コンピュータ断層撮影)を使った画像ガイド下で、活性化した樹状細胞を腫瘍内部に直接投与します。がん病巣の局所に免疫の司令塔を届けることで、より直接的な免疫応答を促すことを目指しています(個人差があります)。

Point 03 国際GMP基準の細胞培養加工施設
院内CPCでの品質管理

採取した樹状細胞は、院内に整備された国際GMP基準の細胞培養加工施設(CPC)で培養・活性化されます。培養から投与まで一貫した品質管理のもとで行われることが、HITV療法の治療精度を支えています。

標準治療との大きな違い

抗がん剤や放射線治療は、がん細胞を直接攻撃・破壊することを目的とした治療です。一方でHITV療法は、患者さま自身の免疫機能を介してがんに働きかけるアプローチです。がん細胞を直接攻撃するのではなく、免疫細胞が自らがんを認識・排除できるよう後押しする、という考え方に基づいています。

このため、標準治療とは作用の仕組みが異なり、原則として標準治療と並行して行うことが可能です。ただし、実際に併用できるかどうかは患者さまの状態や治療内容によって異なりますので、担当医との十分な相談が必要です。

ステージ4でHITV療法が検討されやすい具体的なケース

どのような状況でHITV療法が選択肢になるのか

ステージ4の患者さまがHITV療法を検討されるきっかけや状況には、いくつかの共通したパターンがあります。以下に代表的なケースを整理します。なお、実際の適応は患者さまの状態・がんの種類・これまでの治療歴などによって異なり、担当医による個別の判断が必要です。

✅ HITV療法が検討されやすいケース

  • 抗がん剤・放射線治療が奏効しなくなった
  • 副作用で標準治療の継続が難しくなった
  • 手術不能・切除不能ながん病巣がある
  • 再発・転移が見られ、追加の治療を検討している
  • 標準治療と並行して免疫を補強したい
  • 体力がある程度保たれているうちに対処したい
  • 国内外から東京千代田区への通院が可能な方

⚠️ 事前に確認が必要なケース

  • 全身状態(パフォーマンスステータス)が著しく低下している
  • 重篤な感染症や自己免疫疾患がある
  • 血液・採血に関わる問題がある
  • CTガイド下投与が解剖学的に難しい腫瘍の位置・形態
  • 他の治療との兼ね合いで培養に必要な期間が確保できない

上記はあくまで一般的な目安です。実際に適応かどうかは、専門医が患者さまの検査データや状態を総合的に判断して決定します。「自分は対象になるだろうか?」と思った段階で、まずは医療相談(電話・オンライン・対面)からご相談いただくことをお勧めします。

対応しているがんの種類

HITV療法はさまざまな固形がんに対して治療実績があります。肺がん・肝臓がん・膵臓がん・大腸がん・胃がん・乳がん・前立腺がん・腎臓がんなど、多くの固形がん種で相談実績があります。血液がん(白血病・リンパ腫など)については、固形がんとは異なる特性があるため、まずはご相談ください。

重要なのは、がんの種類よりも「腫瘍内に樹状細胞を投与できる病巣があるかどうか」が適応の重要な判断軸のひとつになるという点です。これはCTガイド下投与という方法の特性によるものです。

標準治療との併用について

HITV療法は、現在の標準治療(抗がん剤・放射線・分子標的薬・免疫チェックポイント阻害薬など)と並行して行うことが原則として可能です。ただし、使用している薬剤や治療内容によっては調整が必要な場合もあるため、主治医とも連携しながら治療計画を立てます。

「標準治療をやめてHITV療法に切り替えなければならない」ということではありませんので、現在の治療を続けながら選択肢を広げたいとお考えの方も、まずはご相談ください。

⚠️ ご注意ください

HITV療法は自由診療(保険適用外)です。治療費は全額自己負担となります。また、治療の効果には個人差があり、すべての患者さまに同じ効果が得られることを保証するものではありません。治療を受けるかどうかは、専門医との十分な相談のうえでご判断ください。現在の主治医への相談も重要です。

HITV療法の治療の流れと費用の目安

初診から治療開始までの流れ

HITV療法の治療は、完全予約制・日帰り外来通院で行われます。入院は不要です。以下に一般的な流れをご紹介します(個人差があります)。

ステップ 内容 目安
①相談・問い合わせ 電話・オンライン・対面での医療相談 税込11,000円
②初診・診察 医師による診察・検査データ確認・治療方針のご説明 税込33,000円
③採血・培養 血液採取→院内CPCにて樹状細胞の培養・活性化 数週間程度(個人差あり)
④CTガイド下投与 CT画像を確認しながら腫瘍内部へ直接投与(外来日帰り) 要相談
⑤経過観察 定期的な画像検査・血液検査で効果を確認しながら継続判断 個人差あり

治療費について知っておきたいこと

HITV療法は自由診療(保険適用外)のため、治療費は全額自己負担となります。医療相談(電話・オンライン・対面)は税込11,000円、初診料は税込33,000円です。HITV療法の治療費(総額)およびCTガイド下投与オプションの費用については、患者さまの状態・治療計画によって異なるため、個別にご相談ください。

「費用を先に知ってから考えたい」という方のために、医療相談の段階でおおよその治療計画と費用の見通しをご説明することが可能です。まずはお気軽にご相談ください。

オーダーメイドの治療計画とは

HITV療法では、患者さまお一人おひとりの状態・がんの種類・これまでの治療歴・現在の体の状態をもとに、個別の治療計画を立てます。投与回数・間隔・併用療法の組み合わせは、画一的なプロトコルではなく、患者さまに最も適した形でオーダーメイドで組み立てられます。

国内だけでなく海外からの患者さまも多く、日本語・英語・中文でのご対応が可能です。遠方の方や来日される方も、まずはオンライン相談からご検討ください。

ICVS東京クリニックのHITV療法への取り組み

東京千代田区で2008年から続く専門クリニックとして

ICVS東京クリニックは、2008年の開院以来、東京都千代田区でHITV療法(樹状細胞のCTガイド下腫瘍内直接投与)に特化した専門クリニックとして治療を続けてきました。これまでに世界2,000名以上の患者さまへの治療実績があります。

患者さまが抱える不安に向き合い続けてきたからこそ、「まず丁寧に説明する」「患者さまご自身が納得して選ぶ」という姿勢を何より大切にしています。

  • 🔬 院内CPC完備:国際GMP基準の細胞培養加工施設を院内に保有。培養から投与まで一貫した品質管理
  • 🎯 CTガイド下直接投与:腫瘍内部への直接投与という独自のアプローチにより、局所的な免疫応答を促すことを目指す
  • 🌐 多言語対応:日本語・英語・中文での対応が可能。国内外からの患者さまをサポート
  • 📋 標準治療との併用可:現在の治療を続けながらHITV療法を追加する形での治療計画が可能
  • 🏥 完全予約制・日帰り外来:入院不要。ホテルニューオータニ内新紀尾井町ビル4Fに位置し、アクセスも良好

理事長 蓮見賢一郎 先生からのメッセージ
「治す」ことを決してあきらめず、これまでの治療の限界を超えて、がんから解放されるために——その一心で、開院以来ずっと患者さまと向き合い続けてきました。ステージ4という診断は、確かに重い現実です。しかしその現実のなかでも、患者さまやご家族が「次に何ができるか」を前向きに探そうとされていること、私はその姿勢をいつも尊重しています。治療が始まった瞬間から、医師は患者さまのパートナーです。どんな困難な状況にあっても、最良のガイドとなるべく尽力いたします。まずはお気軽にご相談ください。

よくある質問(FAQ)

Q. ステージ4でもHITV療法を受けられますか?
A. ステージ4の進行がん・再発がんの患者さまこそ、HITV療法を検討されるケースが多い状況です。ただし、患者さまの体の状態・がんの種類・これまでの治療歴などによって適応が異なりますので、まずは医療相談(税込11,000円)にてご状況をお聞かせください。専門医が個別に判断いたします。
Q. 現在の抗がん剤治療と並行してHITV療法を受けることはできますか?
A. 原則として、標準治療(抗がん剤・放射線・分子標的薬など)と並行してHITV療法を行うことは可能です。ただし、使用中の薬剤や治療状況によっては調整が必要な場合があります。現在の治療内容をお知らせいただければ、担当医が個別に対応を検討いたします。
Q. 遠方に住んでいますが、通院は可能ですか?
A. 日帰り外来通院で治療が行われるため、遠方からお越しの患者さまにも対応しています。クリニックは東京都千代田区、ホテルニューオータニ内の新紀尾井町ビル4Fにあり、赤坂見附駅・永田町駅・四ツ谷駅から徒歩圏内です。また、海外からの患者さまも多く、英語・中文での対応も可能です。初回はオンライン医療相談からご利用いただける場合もありますので、まずはお問い合わせください。

この記事のまとめ

  • ✅ ステージ4の進行がん・再発がんでも、HITV療法を検討できるケースがある(個人差あり・専門医への確認が必要)
  • ✅ HITV療法はCTガイド下で樹状細胞を腫瘍内部に直接投与する独自のアプローチ
  • ✅ 標準治療との併用が原則として可能。現在の治療をやめる必要はない
  • ✅ 「体力が残っているうちに選択肢を広げる」という視点が、後悔を減らすことにつながる
  • ✅ まずは医療相談(税込11,000円)から。オンライン・電話・対面で対応可能

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「自分は対象になるか」「現在の治療と併用できるか」など、どんな小さな疑問でも構いません。東京都千代田区のICVS東京クリニックが、患者さまとご家族の力となるべく丁寧にご説明いたします。

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監修医師プロフィール

著者写真

蓮見賢一郎 (理事長)

ICVS東京クリニックでは開院以来、免疫療法によるがんの縮小や消失を目指してまいりました。免疫療法は、抗がん剤や放射線治療などの標準治療と組み合わせることで、その働きを助け治癒を早めるようになることが予測されています。
今後は、抗がん剤や放射線治療に支えられ、治癒を早める免疫療法ががん治療の主役となることが期待されています。当院の免疫療法においてもより真摯に、かつ新たな気持ちで取り組んでまいります。今後とも尚一層のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。

資格・所属学会:【経歴】、埼玉医科大学卒業。、東京大学医科学研究所を経て、現在は米国法人 蓮見国際研究財団理事長。、世界各国で『国際がんワクチン・シンポジウム』を開催し、がん免疫療法の啓蒙と研究活動を推進している。、米国Thomas Jefferson 大学 Kimmel Cancer Center に研究講座を開設、同大学の客員教授。、ブルガリアPleven 医科大学より、がん免疫療法の研究活動に対して名誉博士号授与。、その他、米国Maryland 州立大学、ドイツ Erlangen 大学との共同研究や、マレーシア国民大学(UKM)との臨床試験を行っている。

※ 本記事は医療広告ガイドラインに基づき、監修のもと作成しています。治療の効果・費用・期間には個人差があります。詳細は必ず医師にご確認ください。

がん再発後でも長期生存を目指せる?再発がんの治療選択肢を解説|ICVS東京クリニックがん2026/09/30(水)

「再発と告げられた瞬間、頭が真っ白になった」――そうおっしゃる患者さまやご家族は少なくありません。がん再発という現実を前にして、「もう治療の選択肢はないのだろうか」「長く生きることはできないのだろうか」と深刻な不安を抱えておられることと思います。

結論からお伝えすると、がん再発後であっても、治療の選択肢はゼロではありません。免疫の力を活用するアプローチや、標準治療と組み合わせる方法など、近年では複数の選択肢が存在します。世界2,000名以上の治療実績を持つ専門クリニックの知見をもとに、再発がんと向き合うために知っておきたいことを、この記事でわかりやすくお伝えします。

  • ✅ がん再発後に長期生存を目指すうえで知っておきたい基礎知識
  • ✅ 標準治療が奏効しない場合に考えられる治療アプローチ
  • ✅ 免疫細胞療法(HITV療法)の仕組みと特徴
📋 この記事の目次

再発がんと向き合う患者さまの「本当の不安」とは

「もう手がない」と感じたときの心境

がんが再発したとき、多くの患者さまは「もう治療の道は閉ざされてしまった」という感覚に陥ります。主治医から「これ以上の標準治療は難しい」と告げられれば、その気持ちはいっそう強くなるでしょう。しかし、標準治療の限界=すべての治療の限界ではありません。医療の世界は、標準治療の枠の外にも広がっています。

再発がんに直面した患者さまとご家族が抱える不安は、大きく分けると「身体的な不安」と「情報の不安」の二種類に整理できます。身体的な不安はもちろんですが、「正確な情報が得られない」「何を信じればよいかわからない」という情報の不安も、精神的な負担を大きくする要因です。

よくある誤解:「再発=治療終了」ではない

再発がんについての最も多い誤解が、「再発したら打つ手がない」というものです。実際には、再発後の治療目標は「がんとうまく共存しながら生活の質を保ち、生存期間を延ばすこと」にシフトするケースが多くあります。完全な消失を目指す治療だけが選択肢ではなく、がんの進行を抑えながら長期的に生活を送ることを目指すアプローチも存在します。

また、「免疫療法はすべて同じ」と思われている方も多いのですが、免疫療法にはさまざまな種類があり、そのメカニズムや対象となるがんの種類、期待できる効果も異なります。どのアプローチが自分に合っているかは、個々の状態によって異なるため、専門的な情報収集が重要です。

国内外から東京・千代田区に相談が集まる背景

東京都千代田区をはじめとする首都圏には、がん治療の専門施設が集まっています。国内だけでなく、海外在住の日本人患者さまや、日本の医療を求めて来日される方々も少なくありません。言語対応(日本語・英語・中文)が整った施設への需要は高まっており、再発がんの患者さまが「最後の一手」ではなく「新しい一手」を求めて相談に来られるケースが増えています。

がん再発の仕組みと「なぜ再発するのか」を理解する

がん細胞が免疫から「逃げる」メカニズム

そもそも、なぜがんは再発するのでしょうか。手術・抗がん剤・放射線などの標準治療でがんを縮小・除去できたとしても、ごく少数のがん細胞が体内に残存することがあります。これらの残存がん細胞は休眠状態になったり、免疫システムの監視を巧みにかいくぐったりして、一定期間が経過した後に再び増殖を始めることがあります。これが「再発」の主なメカニズムです。

特に問題となるのが、がん細胞が免疫細胞の攻撃を回避するために獲得する「免疫逃避機構」です。がん細胞は自らの表面にある目印(抗原)を変化させたり、免疫細胞の働きを抑制する物質を放出したりすることで、体の防御システムをすり抜けようとします。

Point 01 残存がん細胞
標準治療後も「見えないがん細胞」が残ることがある

手術・抗がん剤・放射線でがんが消えたように見えても、画像に映らないほど微小ながん細胞が体内に残っている場合があります。これが再発の主な原因のひとつです。治療後のフォローアップが重要な理由はここにあります。

Point 02 免疫逃避
がん細胞は免疫の監視から「逃げる」能力を持つ

がん細胞は免疫細胞(T細胞やNK細胞など)の攻撃を回避するための仕組みを獲得することがあります。この「免疫逃避」が起きると、体の防御システムが正常に機能していてもがんが増殖します。免疫療法はこのメカニズムに直接アプローチするものです。

Point 03 薬剤耐性
抗がん剤が「効かなくなる」薬剤耐性の問題

抗がん剤治療を続けるうちに、がん細胞がその薬に対して耐性を獲得してしまうケースがあります。このため、以前は効果があった治療が次第に効きにくくなることがあります。薬剤耐性は再発がん治療の大きな課題のひとつです。

ステージⅣ・進行がんと再発がんの違い

「ステージⅣ(進行がん)」と「再発がん」は似ているように聞こえますが、医学的には区別されます。ステージⅣは診断時点で他の臓器への転移が認められた状態を指し、再発がんは一度治療でコントロールされた後に再び増殖・転移した状態を指します。いずれの場合も、治療方針の選択には専門医との十分な相談が必要です。個人差はありますが、どちらの状態からでも長期的な生存を目指した治療アプローチが検討できる場合があります。

再発がんに対して考えられる治療アプローチ

標準治療(化学療法・放射線)の役割と限界

がんの標準治療(手術・抗がん剤・放射線療法)は、科学的なエビデンスに基づいた治療であり、多くの患者さまにとって治療の主軸となります。しかし、再発がんや進行がんに対しては、標準治療だけでは十分な効果が得られないケースも少なくありません。薬剤耐性の問題、副作用による体力の消耗、適用できるがんの種類の限界などが背景にあります。

だからといって、標準治療を否定するわけではありません。再発がんの治療において重要なのは、標準治療を「続けるか、やめるか」の二択で考えるのではなく、「他のアプローチと組み合わせることで、より良い効果が期待できないか」という視点を持つことです。

免疫細胞療法という選択肢

近年注目されているのが、免疫細胞療法(免疫療法)です。これは患者さま自身の免疫システムを強化・活用して、がん細胞を攻撃する力を高めるアプローチです。免疫チェックポイント阻害剤などの薬物療法も免疫療法の一種ですが、細胞を使った治療(細胞療法)は、患者さまの体から採取した免疫細胞を体外で培養・活性化させ、再び体内に戻すという方法をとります。

免疫細胞療法には複数の種類がありますが、中でも樹状細胞(デンドリティックセル)を用いた治療は、がん細胞の特徴(抗原)を免疫システムに「覚えさせる」ことで、体自身の免疫細胞をがんに対して効果的に動員させることを目的としています。

✅ 免疫細胞療法のメリット

  • 患者さま自身の細胞を使用するため、体への負担が比較的少ない場合がある(個人差あり)
  • 標準治療と併用できる場合がある
  • 治療のオーダーメイド化が可能(個々の状態に応じた計画)
  • 外来・日帰りで受けられる場合がある

⚠️ 免疫細胞療法の注意点

  • 自由診療(保険適用外)のため、費用は全額自己負担となる
  • 効果には個人差があり、すべての患者さまに同じ結果が出るわけではない
  • 施設によって治療の内容・品質が異なる場合がある
  • 治療前に詳細な検査・相談が必要

標準治療と免疫細胞療法の「併用」という考え方

再発がん治療における近年のアプローチとして重要なのが、標準治療と免疫細胞療法の「併用」です。抗がん剤や放射線はがん細胞を直接攻撃する一方で、免疫細胞療法は体の免疫システムを整え、残ったがん細胞への攻撃力を維持・向上させることを目指します。この二つを組み合わせることで、相乗的な効果が期待できる場合があります(個人差があります)。

ただし、どの治療を組み合わせるかは患者さまの状態・がんの種類・これまでの治療歴によって大きく異なります。自己判断で組み合わせを決めることなく、専門医との丁寧な相談のもとで治療計画を立てることが重要です。

⚠️ 注意:インターネット上の情報には注意が必要です

「がん再発」「免疫療法」などのキーワードで検索すると、根拠の不明確な情報や誇大な表現を含む情報も混在しています。治療の選択は必ず専門医への相談を経て行ってください。信頼できる施設かどうかは、細胞培養加工施設(CPC)の有無や治療実績の透明性なども判断材料になります。

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HITV療法とは?独自の樹状細胞直接投与アプローチ

樹状細胞をCTガイド下で腫瘍内へ直接届ける

一般的な樹状細胞療法では、培養した樹状細胞を点滴などで静脈内に投与します。これに対してHITV療法では、CTガイド下で樹状細胞を腫瘍の内部に直接投与するという独自のアプローチをとっています。画像誘導を用いることで、投与部位の精度を高め、腫瘍局所に直接働きかけることを目指した方法です。

この直接投与という手法により、腫瘍内に存在するがん抗原を樹状細胞が効率よく取り込み、免疫細胞(T細胞など)への提示を促すことが期待されています。これにより体全体の抗腫瘍免疫応答を引き出すことを目的としています(効果には個人差があります)。

GMP基準の細胞培養加工施設(CPC)を院内に完備

HITV療法の特徴のひとつが、国際GMP基準に準拠した細胞培養加工施設(CPC)を院内に保有している点です。患者さまから採取した細胞は、この施設で厳格な品質管理のもとで培養・加工されます。院内にCPCを持つことで、培養から投与までの一貫した管理が可能になります。

細胞療法における品質管理は、治療の信頼性を左右する重要な要素です。施設を選ぶ際には、こうした設備の有無を確認することが、安心して治療を受けるための一つの判断材料になります。

治療の流れとオーダーメイド計画

HITV療法は完全予約制・日帰り外来通院で受けることができます。治療の流れは大きく、①医療相談・初診→②詳細な検査・治療計画の策定→③細胞の採取・培養→④CTガイド下での投与、という流れになります。各ステップで患者さまとの丁寧なコミュニケーションが行われ、個々の状態に応じたオーダーメイドの治療計画が立案されます。

料金については、医療相談(電話・オンライン・対面)が税込11,000円、初診料が税込33,000円となっており、HITV療法治療費の総額は治療計画によって異なるため、相談のうえでご案内しています(全額自己負担の自由診療です)。

ICVS東京クリニックのこだわりと治療への姿勢

  • 🏥 2008年開院・世界2,000名以上の治療実績:東京都千代田区で長年にわたりHITV療法に特化した診療を続けています。
  • 🔬 国際GMP基準のCPCを院内完備:細胞の採取から投与まで、一貫した品質管理体制のもとで治療を行っています。
  • 🤝 標準治療との併用が可能:現在受けている治療を中断せずに、並行してHITV療法を検討することができます。
  • 🌐 日本語・英語・中文対応:国内外の患者さまをお迎えできる多言語対応体制を整えています。
  • 📋 丁寧な説明とご納得いただける治療計画:患者さまとご家族が治療内容を十分に理解・納得されたうえで進めることを最も大切にしています。

理事長:蓮見賢一郎 先生より

「治す」ことを決してあきらめず、これまでの治療の限界を超えて、がんから解放されるために――ICVS東京クリニックはその思いで開院以来、診療を続けてまいりました。

再発がんや進行がんと診断された患者さまやご家族にとって、「まだできることがある」と感じていただける選択肢をご提供したい。そのために、独自開発のHITV療法と院内CPC体制を整えてきました。

治療が始まった瞬間から、医師は患者さまのパートナーです。どんな困難な状況に陥っても、最良のガイドとなるべく尽力いたします。まずはお気軽にご相談ください。

よくあるご質問(FAQ)

Q:再発がんの場合でもHITV療法を受けることができますか?
A:はい、HITV療法はステージⅣの進行がんや再発がんの患者さまを対象としています。ただし、治療が適応できるかどうかは患者さまの状態・がんの種類・これまでの治療歴などによって異なります。まずは医療相談(税込11,000円)にてご状況をお聞かせください。
Q:現在受けている抗がん剤治療と並行してHITV療法を受けることはできますか?
A:標準治療(抗がん剤・放射線など)との併用が可能な場合があります。ただし、具体的な併用の可否については患者さまの状態や使用中の薬剤によって異なりますので、初診・相談時に詳しくご確認ください。
Q:東京以外に住んでいますが、通院は難しいでしょうか?
A:ICVS東京クリニックは、東京都千代田区のホテルニューオータニ内新紀尾井町ビル4Fに位置しており、東京メトロ「赤坂見附駅」徒歩4分、JR「四ツ谷駅」徒歩8分とアクセスしやすい立地です。日帰り外来での対応が基本となっておりますので、新幹線や飛行機を利用して遠方から来院される患者さまも多くいらっしゃいます。また、初回はオンライン相談(税込11,000円)からご利用いただくことも可能です。

📌 この記事のまとめ

  • ✅ がん再発後も治療の選択肢はゼロではなく、長期生存を目指したアプローチが存在する
  • ✅ 再発がんには免疫逃避・薬剤耐性などの仕組みが関与しており、免疫の力を活用するアプローチが注目されている
  • ✅ 標準治療と免疫細胞療法の「併用」により相乗効果が期待できる場合がある(個人差あり)
  • ✅ HITV療法は樹状細胞をCTガイド下で腫瘍内へ直接投与する独自のアプローチ。院内CPC完備・世界2,000名以上の実績
  • ✅ 治療選択は必ず専門医への相談を経て行い、ご自身が納得できる方法を選ぶことが大切

HITV療法についてのご相談・ご予約

「まずは話を聞いてみたい」というご相談だけでも歓迎しています。東京都千代田区・ICVS東京クリニックのスタッフが丁寧にご対応いたします。完全予約制・オンライン相談にも対応しております。

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監修医師プロフィール

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蓮見賢一郎 (理事長)

ICVS東京クリニックでは開院以来、免疫療法によるがんの縮小や消失を目指してまいりました。免疫療法は、抗がん剤や放射線治療などの標準治療と組み合わせることで、その働きを助け治癒を早めるようになることが予測されています。
今後は、抗がん剤や放射線治療に支えられ、治癒を早める免疫療法ががん治療の主役となることが期待されています。当院の免疫療法においてもより真摯に、かつ新たな気持ちで取り組んでまいります。今後とも尚一層のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。

資格・所属学会:【経歴】、埼玉医科大学卒業。、東京大学医科学研究所を経て、現在は米国法人 蓮見国際研究財団理事長。、世界各国で『国際がんワクチン・シンポジウム』を開催し、がん免疫療法の啓蒙と研究活動を推進している。、米国Thomas Jefferson 大学 Kimmel Cancer Center に研究講座を開設、同大学の客員教授。、ブルガリアPleven 医科大学より、がん免疫療法の研究活動に対して名誉博士号授与。、その他、米国Maryland 州立大学、ドイツ Erlangen 大学との共同研究や、マレーシア国民大学(UKM)との臨床試験を行っている。

※ 本記事は医療広告ガイドラインに基づき、監修のもと作成しています。治療の効果・費用・期間には個人差があります。詳細は必ず医師にご確認ください。

がん再発後に放射線治療が選択されるケースとは?適応条件と注意点を解説がん2026/09/30(水)

「再発と告げられたけれど、また放射線治療を受けられるのだろうか」——そのような不安と疑問を抱えて情報を探しているのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、がん再発後に放射線治療が選択されるケースは実際に存在します。ただし、以前に照射した部位への再照射は照射線量・臓器耐性・全身状態によって適応が大きく異なるため、すべての再発例で選べるわけではありません。適応があるかどうかは、再発部位・過去の治療歴・現在の体力状態などを総合的に評価したうえで判断されます。

この記事では、放射線治療が再発後に用いられる具体的な状況から、再照射のリスクと注意点、さらに放射線治療が難しい場合の選択肢までを順序立てて解説します。

  • ✅ がん再発後に放射線治療が検討される主なケースと条件
  • ✅ 再照射のリスク・副作用と注意すべきポイント
  • ✅ 放射線治療が難しいときに考えられる治療の選択肢
📋 この記事の目次

がん再発に直面したとき、患者さまが感じる不安と疑問

「一度治ったはずなのに、なぜまた……」。がんの再発という知らせは、患者さまとご家族にとって大きな衝撃です。初回治療のときとは異なる、二重の絶望感を覚える方も少なくありません。

再発後にまず頭をよぎるのは、「また同じ治療を受けられるのか」「今度は治療の選択肢がないのではないか」という不安ではないでしょうか。特に、放射線治療を一度経験した方にとって、再照射が可能かどうかは切実な問いです。

また、「放射線治療と抗がん剤を続けてきたが、効果が十分でなかった」という経験がある場合、次の一手をどう選ぶべきかがわからず、情報を求めてインターネットを検索されている方も多いと思います。

さらに、再発がんの治療については「どこに相談すればいいのかわからない」という声も多く聞かれます。主治医に気を使って「もっと他の治療はないか」と聞き出せない、あるいは転院を検討しているが何から動けばよいかわからない——そうした状況も、決して珍しくありません。

この記事では、そうした疑問や不安に一つひとつ向き合いながら、再発後の放射線治療についての情報をわかりやすくお伝えします。正しい知識を持つことが、次の治療選択への第一歩になります。

がん再発とはどういう状態か——種類と再発部位の基礎知識

治療の選択肢を理解するためには、まず「がん再発」がどのような状態を指すのかを整理しておくことが大切です。再発の種類によって、放射線治療が適応になるかどうかも変わってきます。

Point 01 局所再発
元の病巣と同じ場所・近くで再発した状態

手術や放射線治療を行った部位、またはその周辺にがんが再び現れた状態です。局所再発は比較的限られた範囲にとどまっていることが多く、再度の局所治療(手術・放射線など)が検討されることがあります。ただし、以前に放射線照射を受けた部位への再照射には、周囲の正常組織への影響を慎重に評価する必要があります。

Point 02 領域再発
リンパ節など近傍の領域に広がった状態

元の腫瘍の近くにあるリンパ節や組織にがんが再び現れた状態です。領域リンパ節への転移・再発では、放射線治療の対象範囲に含まれることもあります。ただし、以前の照射野との関係や、追加照射できる線量の余裕があるかどうかが判断の鍵になります。

Point 03 遠隔再発(転移再発)
元の病巣から離れた臓器・骨・脳などに転移した状態

血液やリンパの流れを通じてがん細胞が遠い臓器に定着した状態です。骨転移による疼痛の緩和、脳転移の制御など、症状コントロールや局所制御を目的とした放射線治療が選ばれることがあります。全身への広がりがある場合は、全身療法(薬物療法・免疫療法)との組み合わせも検討されます。

がん再発後に放射線治療が選択される主なケース

再発がんに対して放射線治療が検討される場面は複数あります。目的によっても「根治を目指す」ものと「症状を和らげる」ものに分かれます。それぞれのケースを具体的に見ていきましょう。

局所再発で手術が難しい場合の根治的照射

局所再発であっても、再手術が解剖学的に困難な部位や、全身状態から手術リスクが高い場合には、放射線治療が局所制御の手段として選択されることがあります。特に、定位放射線治療(ピンポイント照射)は、周囲の正常組織への影響を抑えながら腫瘍に高線量を集中させられる技術として、限局した再発病変に対して用いられることがあります。

ただし、過去に同部位に放射線照射を受けている場合、再照射できる線量には上限があり、脊髄・腸管・肺などの重要臓器への影響を慎重に評価する必要があります(個人差があります)。

骨転移による疼痛緩和を目的とした照射

再発がんが骨に転移した場合、骨転移部位への放射線照射は疼痛緩和に有効とされています。1〜5回程度の短期照射で、多くの方が痛みの軽減を感じることが期待できます(個人差があります)。骨折リスクが高い荷重部位の場合は、予防的な整形外科的処置と組み合わせることもあります。

骨転移への放射線治療は、生活の質(QOL)を維持するうえで重要な位置を占める緩和的治療の一つです。

脳転移に対する全脳照射・定位放射線手術

肺がん・乳がん・大腸がんなど多くのがん種で、再発・進行に伴い脳転移が生じることがあります。脳転移に対しては、転移個数・サイズ・症状の有無・原発巣のコントロール状態などを踏まえ、定位放射線手術(ガンマナイフ・サイバーナイフなど)や全脳照射が検討されます。

転移個数が少ない場合(一般的に1〜4個が目安とされることが多い)は定位照射が選ばれやすく、多発脳転移では全脳照射が検討されます(医療機関・状態により異なります)。

オリゴ転移(転移数が限られている状態)への積極的照射

近年、遠隔転移があっても転移巣が少数(オリゴ転移)の場合には、積極的な局所治療(放射線治療・手術)により長期的な病勢コントロールが得られる可能性があるとして、注目されています。オリゴ転移への定位放射線治療は、全身薬物療法との併用を前提とするケースもあります。

⚠ よくある誤解:「一度放射線を受けていたら、もう再照射はできない」

これは必ずしも正しくありません。再照射が可能かどうかは、照射した部位・以前の総線量・照射からの経過期間・現在の臓器耐性・全身状態を総合的に評価して判断されます。以前に照射した部位への再照射は確かにリスクが高まりますが、部位や状況によっては安全域を考慮しながら実施されるケースもあります。主治医に「前回照射しているから無理」と言われた場合でも、放射線治療専門医へのセカンドオピニオンを検討することも一つの方法です。

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再照射のリスクと副作用——事前に知っておきたい注意点

再発後の放射線治療を検討する際、メリットだけでなくリスクについても正しく理解しておくことが大切です。

正常組織の耐性線量という概念

放射線治療では、腫瘍に照射するとともに、周囲の正常組織にも少なからず線量がかかります。正常組織にはそれぞれ「耐えられる線量の上限(耐性線量)」があり、過去に照射している場合は残っている「余裕」が少なくなっています。再照射によってこの耐性線量を超えると、晩期障害(治療後数か月〜数年後に現れる組織障害)のリスクが高まります。

📗 再照射が考慮されるポイント

  • 初回照射から十分な時間(目安として6か月〜1年以上)が経過している
  • 前回照射線量が比較的低く、耐性線量に余裕がある
  • 再発部位が重要臓器から離れている
  • 定位照射など高精度な技術で周囲組織への線量を絞れる

📕 再照射が慎重・困難となる主なケース

  • 以前の照射線量がすでに耐性線量に近い
  • 脊髄・腸管・膀胱など晩期障害リスクの高い臓器が照射野に重なる
  • 前回照射からの間隔が短い
  • 全身状態が悪化しており、治療への耐容が難しい

急性期副作用と晩期障害の違い

放射線治療の副作用は、治療中〜治療後数週間以内に現れる急性期副作用と、数か月〜数年後に現れる晩期障害に大別されます。急性期副作用(皮膚炎・粘膜炎・倦怠感など)は一般的に治療終了後に軽快することが多いですが、晩期障害(肺臓炎、腸管障害、神経障害など)は慢性的に続いたり不可逆的になったりする可能性があります。

再照射では晩期障害のリスクが初回よりも高まることが多く、治療前に放射線腫瘍医とともにリスクと期待効果のバランスを十分に話し合うことが重要です(個人差があります)。

放射線治療が難しい場合に検討される選択肢

再照射が適応外と判断された場合、あるいは放射線治療の効果が十分に期待できないと評価された場合、以下のような選択肢が検討されます(状況・がん種・全身状態により異なります)。

  • 全身薬物療法(化学療法・分子標的薬・免疫チェックポイント阻害剤):全身に広がった再発がんに対して、全身的な病勢コントロールを目指す治療です。
  • がん免疫細胞療法:患者さま自身の免疫細胞を活用し、がんへの攻撃力を高める治療法です。標準治療との併用が可能な場合もあります。
  • 緩和ケア・支持療法との組み合わせ:症状の緩和と生活の質の維持を優先しながら、治療を継続していくアプローチです。
  • 臨床試験・先進医療:標準治療の枠を超えた新しい治療法の開発に参加するという選択肢もあります。

標準治療と免疫療法の併用という選択肢

近年、放射線治療・化学療法などの標準治療と、がん免疫療法を組み合わせる治療戦略が注目を集めています。

放射線治療と免疫療法の相互作用

放射線治療は局所の腫瘍を攻撃するだけでなく、腫瘍細胞の抗原を免疫系に提示する効果(アブスコパル効果)が一部で報告されています。放射線照射によって死滅したがん細胞の破片が免疫細胞に認識され、照射野外の転移巣にも免疫応答が及ぶという現象です。これは免疫療法との組み合わせでより引き出せる可能性があるとして研究が続いています(個人差があります。すべての患者さまに生じるわけではありません)。

樹状細胞を用いた免疫細胞療法とは

樹状細胞は免疫応答の司令塔ともいえる細胞で、がん細胞の特徴(抗原)をT細胞に提示してがん攻撃を指示する役割を持ちます。この樹状細胞を体外で培養・活性化して体内に戻す治療が、樹状細胞を用いた免疫細胞療法です。

標準治療(手術・放射線・抗がん剤)で十分な効果が得られなかった患者さまや、進行がん・再発がんの患者さまに対して、既存の治療と組み合わせて行われることがある治療の一つです。全身状態や他の治療との兼ね合いを踏まえ、専門医と相談しながら計画を立てることが大切です。

治療の選択に迷ったとき——セカンドオピニオンの活用

再発がんの治療選択は、一つの医療機関・一人の医師の見解だけで決めずに、セカンドオピニオンを積極的に活用することをおすすめします。主治医への遠慮から「もっと他の治療はないか」と聞けないまま治療を続けているケースも少なくありません。セカンドオピニオンは主治医への不満ではなく、患者さまが自分の治療を理解・選択するための正当な権利です。

東京都内には、再発がん・進行がんに特化した専門クリニックも複数あります。千代田区をはじめとする都心部では、免疫細胞療法を提供する専門施設への相談も選択肢の一つです。

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ICVS東京クリニックのがん免疫細胞療法(HITV療法)について

東京都千代田区に位置するICVS東京クリニックは、2008年の開院以来、独自開発のHITV療法に特化した専門クリニックとして、進行がん・再発がんに向き合ってきました。

  • 🔬 独自開発のHITV療法(CTガイド下・腫瘍内直接投与)
    樹状細胞を腫瘍内へCTガイド下で直接投与するHITV療法は、ICVS東京クリニックが独自に開発した治療法です。腫瘍局所での免疫応答を直接促すことを目的とした投与方法です。
  • 🏥 院内GMP基準の細胞培養加工施設(CPC)完備
    院内に国際GMP基準を満たす細胞培養加工施設(CPC)を設置しており、品質管理された環境での培養・加工が行われています。
  • 🌏 世界2,000名以上の治療実績・日本語・英語・中文対応
    国内外からの患者さまを受け入れており、多言語対応を行っています。日帰り外来通院・完全予約制で、遠方の方にも利用しやすい体制を整えています。
  • 📋 標準治療との併用可・オーダーメイドの治療計画
    放射線治療・化学療法などの標準治療を継続しながら、HITV療法を組み合わせることが可能なケースがあります。患者さまの状態に応じた個別の治療計画を立てています。

理事長:蓮見賢一郎 先生より

「治す」ことを決してあきらめず、これまでの治療の限界を超えて、がんから解放されるために——。がんで苦しんでおられる患者さまやご家族の力となり、支えになるために尽くしたいと考えています。再発・進行がんに直面されたとき、「もう選択肢がない」と感じていても、まずは私たちにご相談ください。患者さまご自身やご家族の方に、お受けになる治療について丁寧にご説明し、ご理解とご納得をいただくことを何より大切にしています。治療が始まった瞬間から、医師は患者さまのパートナーです。どんな困難な状況に陥っても、最良のガイドとなるべく尽力いたします。

よくあるご質問(FAQ)

Q がん再発後に放射線治療が受けられるかどうかは、どこで判断してもらえますか?
A 再照射の適応判断は、放射線腫瘍科の専門医が行います。現在の主治医が放射線治療専門医でない場合は、放射線腫瘍科へのコンサルト(専門医への紹介)を依頼するか、専門施設へのセカンドオピニオンを検討しましょう。判断には、過去の照射記録(照射部位・総線量・分割方法)が必要となりますので、紹介状や治療サマリーを用意しておくとスムーズです。
Q 放射線治療が難しいと言われましたが、免疫細胞療法は受けられますか?
A 免疫細胞療法は放射線治療と異なる作用機序による治療のため、放射線治療が難しい場合でも検討できるケースがあります。ただし、全身状態・免疫機能・現在行っている治療との兼ね合いなどにより適応は異なります。ICVS東京クリニックでは、まず医療相談(税込11,000円)にてご状況をお聞きし、治療の可否や方針についてご説明しています。お気軽にご相談ください。
Q HITV療法は自由診療ですか?費用の目安を教えてください。
A HITV療法は全額自己負担の自由診療です。初診料は税込33,000円、医療相談(電話・オンライン・対面)は税込11,000円となっております。HITV療法の治療費(総額)およびCTガイド下投与オプションの費用は、個々の治療計画によって異なるため、要相談となっております。まずはご相談いただき、患者さまの状況に合わせてご説明いたします。

📝 この記事のまとめ

  • ✅ がん再発後の放射線治療は、局所再発・骨転移・脳転移・オリゴ転移など複数のケースで選択肢となりうる
  • ✅ 再照射の適否は照射部位・以前の総線量・臓器耐性・全身状態を踏まえて専門医が総合的に判断する
  • ✅ 「一度照射したら再照射は不可」という誤解があるが、部位や状況によっては再照射が検討されるケースもある
  • ✅ 放射線治療が難しい場合は免疫細胞療法・薬物療法など他の選択肢と組み合わせることが考えられる
  • ✅ 治療選択に迷ったときは、セカンドオピニオンや専門クリニックへの相談が有益な一歩になる

HITV療法についてのご相談・ご予約はこちら

再発がん・進行がんに関するご不安、治療の選択肢についてのご質問など、どうぞお気軽にご相談ください。東京都千代田区のICVS東京クリニックが、患者さまとご家族に寄り添い、丁寧にご説明いたします。

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監修医師プロフィール

著者写真

蓮見賢一郎 (理事長)

ICVS東京クリニックでは開院以来、免疫療法によるがんの縮小や消失を目指してまいりました。免疫療法は、抗がん剤や放射線治療などの標準治療と組み合わせることで、その働きを助け治癒を早めるようになることが予測されています。
今後は、抗がん剤や放射線治療に支えられ、治癒を早める免疫療法ががん治療の主役となることが期待されています。当院の免疫療法においてもより真摯に、かつ新たな気持ちで取り組んでまいります。今後とも尚一層のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。

資格・所属学会:【経歴】、埼玉医科大学卒業。、東京大学医科学研究所を経て、現在は米国法人 蓮見国際研究財団理事長。、世界各国で『国際がんワクチン・シンポジウム』を開催し、がん免疫療法の啓蒙と研究活動を推進している。、米国Thomas Jefferson 大学 Kimmel Cancer Center に研究講座を開設、同大学の客員教授。、ブルガリアPleven 医科大学より、がん免疫療法の研究活動に対して名誉博士号授与。、その他、米国Maryland 州立大学、ドイツ Erlangen 大学との共同研究や、マレーシア国民大学(UKM)との臨床試験を行っている。

※ 本記事は医療広告ガイドラインに基づき、監修のもと作成しています。治療の効果・費用・期間には個人差があります。詳細は必ず医師にご確認ください。

抗がん剤は何クール行う?治療回数の決まり方をわかりやすく解説抗がん剤2026/09/30(水)

「抗がん剤は何クールやれば終わるの?」「主治医から回数を告げられたけれど、なぜその回数なのかよくわからない」——そんな疑問や不安を抱えている患者さまやご家族は、とても多くいらっしゃいます。

結論からお伝えすると、抗がん剤の治療回数(クール数)は、がんの種類・ステージ・使用する薬剤・体への影響などを総合的に判断して決まります。一律に「○クールで終わり」と決まっているわけではなく、治療の効果や副作用の状況によって途中で見直されることもあります。

一般的な目安として、手術前後の補助化学療法では4〜8クール程度が多く、進行がんの維持療法では長期にわたるケースもあります(個人差があります)。この記事では、クール数の決まり方から中止・変更の判断基準まで、患者さまが知っておきたい知識をわかりやすく解説します。

  • ✅ 抗がん剤の「クール」とは何か、回数の決まり方の基本
  • ✅ 治療回数が途中で変わる理由・中止の判断基準
  • ✅ 標準治療が難しくなったときの選択肢と考え方
📋 この記事の目次

「何クールやるの?」——患者さまが感じる不安と疑問

抗がん剤治療が始まると、多くの患者さまが「いつまで続くのだろう」「何クールで効果が出るのだろう」と不安を感じます。入院中でも外来通院中でも、先が見えない治療を続けることは、体だけでなく心にも大きな負担をかけます。

また、「クール」という言葉自体、医療の現場ではよく使われますが、初めて聞く方には意味がわかりにくいという声も少なくありません。「クール数が増えた=病状が悪化している?」と感じて不安になる方もいらっしゃいます。

さらに、副作用がつらくて「続けられるだろうか」という心配や、「こんなに薬を使って体は大丈夫なのか」という疑問も、治療中によく聞かれる悩みです。まずはこうした疑問に一つひとつ答えていきましょう。

「クール」とはどういう意味?

抗がん剤治療における「1クール(サイクルとも呼びます)」とは、投薬と休薬をセットにした1つのサイクル期間のことを指します。たとえば「3週間に1回投薬→3週間後にまた投薬」という形で繰り返す場合、この3週間が1クールです。

休薬期間を設けるのは、薬の副作用から体を回復させるためです。投薬期間だけでなく、休薬期間も治療の一部として重要な役割を果たしています。

クール数が多いと「病状が悪い」ということ?

クール数が多い=病状が深刻、というわけではありません。がんの種類によっては、最初から長期投与を前提としたレジメン(治療計画)が組まれているケースもあります。クール数はあくまでも治療計画のひとつの要素です。

大切なのは、現在の治療が自分の体に合っているかどうかを主治医と定期的に確認することです。クール数の多さだけで一喜一憂せず、治療効果や副作用の状況を総合的に見ていくことが重要です。

「標準治療」と「クール数」の関係

多くの場合、抗がん剤のクール数はがんの種類ごとに学会や国際的な研究から導き出された「標準治療」に基づいて決定されます。ただし、あくまでも基準であり、個々の患者さまの状態・体力・合併症・薬剤への反応によって柔軟に調整されます。

抗がん剤のクール数はどうやって決まる?3つの主な決定要因

抗がん剤の治療回数が決まる背景には、複数の医学的な要素があります。ここでは、特に重要な3つのポイントを整理します。

Point 01 治療目的
「根治を目指す」か「病気をコントロールする」かで大きく変わる

抗がん剤の目的は大きく2種類あります。①手術前後に再発リスクを下げるための補助化学療法(術前・術後補助療法)、②進行がん・転移がんの病勢コントロールや症状緩和を目指す治療です。補助化学療法では4〜8クール程度が多く、進行がんへの治療では腫瘍の反応や全身状態を見ながら継続が判断されます(個人差があります)。

Point 02 がんの種類・ステージ
がんの部位や進行度によって推奨レジメンが異なる

乳がん・大腸がん・肺がん・胃がんなど、がんの部位によって使用する薬剤の種類も投与回数も異なります。たとえば、乳がんの術後補助療法ではFEC療法(3週間ごと×4〜6回)やTC療法(3週間ごと×4〜6回)などが代表的です。ステージが進むほど長期的な治療が想定されることが多くなりますが、これも一概には言えず、個々の状況によります。

Point 03 体の状態・副作用の出方
副作用の程度によって回数・用量が調整される

治療中に骨髄抑制(白血球・血小板の低下)・腎機能への影響・神経毒性などの副作用が強く出た場合、予定していたクール数を途中で変更したり、用量を減らしたりすることがあります。これは治療を「あきらめる」のではなく、患者さまの体を守りながら治療を継続するための医学的判断です。

よくある誤解:「クール数が減った=治療を中断された」ではない

副作用や体調の変化によってクール数が当初の予定より減ることがあります。これを「途中で見捨てられた」「もう治療できない」と捉えてしまう方がいらっしゃいますが、それは誤解です。副作用マネジメントの観点から、より患者さまにとって安全な形に計画を修正することは、医学的に適切な対応です。不安な場合は遠慮なく主治医に「なぜ変更するのか」を質問してみてください。

治療の効果判定と「中止・変更」の判断基準

抗がん剤治療は、一定のクール数を終えるたびに効果判定(画像検査・腫瘍マーカーなど)が行われます。この結果をもとに、治療を継続するか・別の薬剤に切り替えるか・休薬するかが判断されます。

効果判定に使われる主な基準(RECIST基準)

がんの縮小・増大を評価する際、国際的に広く用いられているのが「RECIST(レシスト)基準」です。CT・MRIなどの画像でがんの大きさを測定し、以下のように分類します。

判定 意味 治療への影響
CR(完全奏効) 腫瘍が画像上で消失 治療終了・経過観察へ移行が多い
PR(部分奏効) 腫瘍が30%以上縮小 治療継続が検討される
SD(安定) 腫瘍の大きさが変化なし 継続か変更かを医師が判断
PD(進行) 腫瘍が増大・新病変出現 薬剤変更・別治療の検討

「奏効しない」と判断されたときの選択肢

現在使用している抗がん剤が奏効しないと判断された場合、主な選択肢として①別の抗がん剤レジメンへの変更(二次治療・三次治療)、②分子標的薬・免疫チェックポイント阻害薬への切り替え、③緩和ケアへの移行、④標準治療以外の選択肢(免疫細胞療法など)の検討が挙げられます。

どの選択肢が自分に合うかは、がんの種類・遺伝子変異の有無・全身状態によって異なりますので、主治医や専門医とよく話し合うことが大切です。

⚠ 注意:自己判断で治療を中断しないこと

副作用がつらいからといって、主治医に相談せずに自己判断で抗がん剤を中断することは危険です。副作用には適切な対処法があります。「もう続けられない」と感じたときは、まず主治医または担当看護師に相談してください。治療計画の変更や副作用対策の強化などで対応できる場合があります。

クール数の「上限」はあるのか?

薬剤によっては、累積投与量の上限が設定されているものがあります。たとえばアントラサイクリン系薬剤(ドキソルビシンなど)は心臓毒性のリスクから累積量に制限が設けられています。また、白金製剤(シスプラチンなど)は腎機能・神経障害の観点から長期連続使用に注意が必要です。こうした薬剤ごとの特性も、クール数を決める重要な要素のひとつです。

お問合わせ

標準治療と免疫細胞療法の併用という選択肢

抗がん剤治療を受けながら、免疫細胞療法を並行して受けることを検討される患者さまが増えています。標準治療と免疫細胞療法はどのような関係にあるのでしょうか。

免疫細胞療法とは何か?

免疫細胞療法とは、患者さま自身の免疫細胞を活用してがんに対抗することを目指す治療法の総称です。体の外で免疫細胞を培養・活性化させてから体内に戻すことで、免疫システムのがん細胞への働きかけを高めることが期待されます。

免疫細胞療法は、抗がん剤・放射線治療・手術などの標準治療と組み合わせて用いられることが多く、標準治療の代わりとして使うものではなく、治療全体の選択肢を広げる位置づけとして考えられています。

標準治療との併用が検討されるケース

標準治療との併用が向いているケース

  • 手術・抗がん剤・放射線を受けながら体の免疫力を補いたい方
  • 再発予防・維持療法の観点で追加の選択肢を検討したい方
  • 副作用対策として体力・免疫機能の維持を重視したい方
  • 進行がんで治療選択肢を広げたい方

検討前に確認しておくべきこと

  • 主治医と十分に相談し、現在の治療計画との整合性を確認する
  • 自由診療のため費用は全額自己負担となる
  • 効果には個人差があり、すべての方に同様の結果が得られるわけではない
  • クリニックの実績・施設基準を十分に確認する

東京都内で免疫細胞療法を検討するにあたって

東京都内でがん免疫細胞療法を検討される場合、治療実績・細胞培養施設の基準・担当医の専門性などを事前にしっかり確認することが大切です。千代田区をはじめ都内にはさまざまなクリニックがありますが、治療の安全性・透明性を重視して選ぶことをおすすめします。

国内外の患者さまが東京都を訪れて免疫細胞療法を受けるケースも増えており、日本語・英語・中国語など多言語対応しているかどうかも、特に海外在住の方にとっては大切な確認ポイントです。

ICVS東京クリニックが大切にしていること

  • ▶独自開発のHITV療法——樹状細胞をCTガイド下で腫瘍内に直接投与する専門クリニック
  • ▶院内に国際GMP基準の細胞培養加工施設(CPC)を完備し、品質管理を徹底
  • ▶2008年開院・世界2,000名以上の治療実績を積み重ねてきた専門医療機関
  • ▶標準治療(抗がん剤・放射線)との併用が可能。オーダーメイド治療計画で一人ひとりに対応
  • ▶日本語・英語・中文に対応。完全予約制・日帰り外来通院で国内外からの患者さまをサポート

ICVS東京クリニック 理事長:蓮見賢一郎 先生より

「治す」ことを決してあきらめず、これまでの治療の限界を超えて、がんから解放されるために——そんな思いで、私たちはHITV療法に取り組んでまいりました。抗がん剤が奏効しなくなったとき、あるいは標準治療と並行してより多くの選択肢を検討したいときに、ICVS東京クリニックに相談していただければ幸いです。まずは患者さまご自身やご家族に、お受けになる治療について丁寧にご説明し、ご理解とご納得をいただくことを大切にしています。どんな困難な状況にあっても、医師は患者さまのパートナーとして、最良のガイドとなるべく尽力いたします。

よくあるご質問(FAQ)

Q 抗がん剤のクール数は最初から決まっているのですか?
A 治療開始時に「目標クール数」は設定されますが、途中の効果判定や副作用の状況によって変更されることがあります。たとえば、予定より早く効果が得られた場合や、副作用が強い場合は回数が変わることがあります。治療計画は固定ではなく、柔軟に見直されるものと理解しておくと安心です。
Q 抗がん剤が効かなくなったら、次の治療はどうすればいいですか?
A 一次治療が奏効しなくなった場合、別の薬剤による二次・三次治療への切り替えが検討されます。また、分子標的薬・免疫チェックポイント阻害薬、あるいは免疫細胞療法などの選択肢を主治医や専門医と相談することも大切です。ICVS東京クリニックでは、標準治療が奏効しにくくなった段階でのご相談を多くいただいております。まずはお気軽にご相談ください(初診料:税込33,000円)。
Q ICVS東京クリニックのHITV療法は抗がん剤治療と同時に受けられますか?
A はい、HITV療法は標準治療(抗がん剤・放射線治療など)との併用が可能です。抗がん剤治療を受けながら並行して免疫細胞療法を受けたいとお考えの方のご相談も歓迎しております。ただし、個々の治療状況によって適応が異なります。まずは医療相談(税込11,000円)からお気軽にお問い合わせください。

📋 この記事のまとめ

  • ✅ 抗がん剤のクール数は、がんの種類・ステージ・治療目的・副作用の出方などで総合的に決まる
  • ✅ クール数が予定より変わることは珍しくなく、副作用マネジメントや効果判定に基づく医学的判断
  • ✅ RECIST基準などで効果を定期的に評価し、奏効しない場合は治療法の変更が検討される
  • ✅ 標準治療が難しくなった場合、免疫細胞療法などの選択肢を専門医に相談することが大切
  • ✅ ICVS東京クリニックでは、標準治療との併用も視野に入れたHITV療法についてご相談を受け付けている

HITV療法についてのご相談予約・お問い合わせ

抗がん剤が奏効しにくくなった方、標準治療と並行した免疫細胞療法をお考えの方、まずはお気軽にご相談ください。医療相談(電話・オンライン・対面):税込11,000円 / 初診料:税込33,000円。東京都千代田区・完全予約制で国内外からの患者さまに対応しております。

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監修医師プロフィール

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蓮見賢一郎 (理事長)

ICVS東京クリニックでは開院以来、免疫療法によるがんの縮小や消失を目指してまいりました。免疫療法は、抗がん剤や放射線治療などの標準治療と組み合わせることで、その働きを助け治癒を早めるようになることが予測されています。
今後は、抗がん剤や放射線治療に支えられ、治癒を早める免疫療法ががん治療の主役となることが期待されています。当院の免疫療法においてもより真摯に、かつ新たな気持ちで取り組んでまいります。今後とも尚一層のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。

資格・所属学会:【経歴】、埼玉医科大学卒業。、東京大学医科学研究所を経て、現在は米国法人 蓮見国際研究財団理事長。、世界各国で『国際がんワクチン・シンポジウム』を開催し、がん免疫療法の啓蒙と研究活動を推進している。、米国Thomas Jefferson 大学 Kimmel Cancer Center に研究講座を開設、同大学の客員教授。、ブルガリアPleven 医科大学より、がん免疫療法の研究活動に対して名誉博士号授与。、その他、米国Maryland 州立大学、ドイツ Erlangen 大学との共同研究や、マレーシア国民大学(UKM)との臨床試験を行っている。

※ 本記事は医療広告ガイドラインに基づき、監修のもと作成しています。治療の効果・費用・期間には個人差があります。詳細は必ず医師にご確認ください。

直腸がんと結腸がんの違いをわかりやすく解説|症状・治療法の特徴大腸がん2026/09/29(火)

「直腸がんと結腸がん、同じ大腸がんでも何が違うの?」と疑問に思われたことはありませんか。診断を受けたばかりの方やご家族にとって、部位の違いが治療内容や生活への影響にどうつながるのか、わかりにくいと感じるのは自然なことです。

結論からお伝えすると、直腸がんと結腸がんは同じ「大腸がん」の一種ですが、発生する部位・症状の出方・手術方法・再発リスクの特徴がそれぞれ異なります。とくに直腸は骨盤内の狭い空間に位置するため、手術の難易度や人工肛門(ストーマ)の必要性などで、結腸がんとは大きく異なる点があります。

この記事では、大腸の構造から始まり、直腸がん・結腸がんそれぞれの症状・治療法の違い、標準治療が難しい場合の選択肢まで、順を追ってわかりやすく解説します(個人差がありますので、詳細は主治医にご確認ください)。

  • ✅ 直腸がんと結腸がんの部位・構造上の違い
  • ✅ それぞれの症状・手術・再発リスクの特徴
  • ✅ 標準治療が奏効しない場合の免疫療法という選択肢
📋 この記事の目次

直腸がん・結腸がんとは?まず大腸の構造を理解しよう

大腸はどこからどこまで?部位の全体像

大腸は、小腸から続く消化管の最終部分であり、全長は約1.5〜2メートルほどです。大腸は大きく「結腸」と「直腸」に分けられます。結腸はさらに盲腸・上行結腸・横行結腸・下行結腸・S状結腸に細分化されます。

直腸は大腸の最も末端に位置し、肛門のすぐ手前にある長さ約15〜20cmの部分です。便を一時的に蓄え、排便のタイミングを調整する役割を担っています。この構造的な違いが、がんの症状や治療に大きな差を生み出します。

「大腸がん」という言葉が指す範囲

一般的に「大腸がん」と呼ばれる場合、結腸がんと直腸がんの両方を含みます。国内の統計では、大腸がん全体のうち約30〜40%が直腸がん、残りの約60〜70%が結腸がん(とくにS状結腸・下行結腸)とされています。

同じ「大腸がん」というカテゴリでも、発生する部位によって手術方法・術後の合併症リスク・再発パターンが異なるため、診断時に「どの部位のがんか」を正確に把握することがとても重要です。

よくある誤解:「直腸がん=重症、結腸がん=軽症」ではない

「直腸がんのほうが重い病気」と誤解される方も少なくありませんが、これは正確ではありません。どちらのがんもステージや個々の状態によって重篤度は大きく異なります。ただし、直腸がんは骨盤内という解剖学的に狭い場所に位置するため、手術の技術的難易度が高く、排尿・性機能・排便機能への影響が出やすいという特性があります。この点が「難しいがん」と認識される理由のひとつです。

直腸がんと結腸がん、症状の違いとは

直腸がんで現れやすい症状

直腸は肛門に近い部位のため、がんが生じると比較的早い段階で症状が現れやすいとされています。代表的な症状には以下のものがあります。

  • 血便・排便時の出血(鮮やかな赤色の血が出やすい)
  • 便が細くなる・形が変わる
  • 残便感・排便後もすっきりしない感覚
  • 便秘と下痢を繰り返す
  • 肛門周辺の違和感・痛み

とくに鮮血便は「痔だろう」と自己判断されがちですが、直腸がんのサインである可能性もあるため、症状が続く場合は早めの検査が重要です(個人差があります)。

結腸がんで現れやすい症状

結腸がんは発生部位によって症状が異なります。右側(上行結腸・横行結腸)のがんは腸の内腔が広く、便が液状に近い状態のため、症状が出にくく発見が遅れるケースがあります。左側(下行結腸・S状結腸)のがんは腸の内腔が狭くなるため、比較的早く症状が現れやすい傾向があります。

  • 腹痛・腹部膨満感
  • 便通の変化(便秘・下痢・交互に繰り返す)
  • 便に血が混じる(暗赤色・黒色になることもある)
  • 貧血・倦怠感(右側結腸がんで出やすい)
  • 腸閉塞(進行すると便が通らなくなる)

右側結腸がんでは自覚症状に乏しく、貧血の精査をきっかけに発見されることも少なくありません。

どちらも見逃せない「無症状」の初期段階

直腸がん・結腸がんともに、早期段階では自覚症状がほとんど出ないことがあります。だからこそ、定期的な大腸がん検診(便潜血検査・大腸内視鏡検査)が重要とされています。症状が出てから受診する頃には、ある程度進行しているケースも多いのが実情です。

手術・治療法の違い:部位が変わると何が変わるか

Point 01 直腸がんの手術
骨盤内手術の難しさと人工肛門の可能性

直腸は骨盤の深部に位置しており、周囲には膀胱・前立腺(または子宮・卵巣)・神経・血管が密集しています。そのため手術は技術的に難易度が高く、排尿機能・性機能・排便機能への影響が生じることがあります。腫瘍の位置が肛門に近い場合は、括約筋を温存できずに永久的な人工肛門(ストーマ)が必要になるケースもあります。腹腔鏡手術やロボット支援手術が普及し、近年は括約筋温存率が向上しています(個人差があります)。

Point 02 結腸がんの手術
比較的執刀しやすいが部位によって切除範囲が変わる

結腸は腹腔内に比較的広く存在するため、手術のアプローチが直腸より取りやすい傾向があります。がんのある部位に応じて「右半結腸切除術」「横行結腸切除術」「左半結腸切除術」「S状結腸切除術」などが選択されます。人工肛門になる可能性は低いとされますが、腸閉塞など緊急の状況では一時的なストーマが必要になる場合もあります(個人差があります)。

Point 03 薬物療法・放射線療法の違い
直腸がんは術前・術後の放射線療法を行うことが多い

直腸がんでは、手術前に放射線療法と抗がん剤を組み合わせた「術前化学放射線療法」を行い、腫瘍を縮小させてから手術に臨む方法が標準的に用いられることがあります。これにより括約筋温存の可能性が高まる場合があります。一方、結腸がんでは放射線療法は基本的に行われず、手術+術後の抗がん剤(補助化学療法)が標準的な流れです(個人差があります)。

直腸がんと結腸がんの主な違いを一覧で整理

項目 直腸がん 結腸がん
発生部位 肛門手前・骨盤内 盲腸〜S状結腸
主な症状 鮮血便・残便感・便の変形 腹痛・便通異常・貧血
手術の難易度 骨盤内のため高難度 比較的アプローチしやすい
人工肛門の可能性 一定割合で必要になる場合あり 一般的に低い
放射線療法 術前化学放射線療法を行うことが多い 基本的に行わない
主な再発部位 骨盤内局所再発・肝転移・肺転移 肝転移・肺転移・腹膜播種

再発・転移リスクと進行がんへの向き合い方

直腸がんの局所再発リスクに注意が必要な理由

直腸がんでは、手術後の骨盤内局所再発リスクが結腸がんと比較して高い傾向があるとされています。骨盤内は空間が狭く、がん細胞が周囲の組織に広がりやすい解剖学的特性があるためです。この局所再発に対しては、再手術・放射線療法・抗がん剤療法などが検討されますが、初回手術後の骨盤内は癒着が強く、再手術が非常に困難になるケースもあります。

そのため、手術後の定期的なフォローアップ(CT・内視鏡・血液検査)が特に重要で、早期に再発を発見することが治療の選択肢を広げることにつながります(個人差があります)。

肝転移・肺転移が起きたときの治療方針

大腸がん(直腸がん・結腸がんともに)は、肝臓・肺への転移が起こりやすいがんのひとつです。肝転移・肺転移が発見された場合でも、転移巣が切除可能な状況であれば積極的な切除手術が検討されます。切除できない場合には、化学療法(抗がん剤)・分子標的薬・免疫チェックポイント阻害薬などの薬物療法が選択されます。

ただし、標準治療を重ねてきた末に「これ以上の選択肢がない」と告げられるケースも存在します。そうした状況でも、治療の選択肢をあきらめずに探し続けることが大切です。

ステージⅣ・再発がんで標準治療が難しくなったとき

ステージⅣの進行がんや、抗がん剤・放射線療法が十分に奏効しなくなった再発がんでは、治療の選択肢が限られてくることがあります。そのような方々が新たな選択肢として注目しているのが、がん免疫療法です。自分自身の免疫細胞を活用してがんに働きかけるアプローチは、標準治療との併用も視野に入れながら、患者さまの状態に応じて検討することができます。

⚠ ご注意

がん免疫療法は標準治療に代わるものではなく、あくまで選択肢のひとつです。治療効果には個人差があり、すべての方に同様の結果が期待できるわけではありません。現在の主治医との連携のもと、十分な情報収集のうえでご判断されることをおすすめします。

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ICVS東京クリニックのHITV療法という選択肢

東京都千代田区に位置するICVS東京クリニックは、2008年の開院以来、がん免疫細胞療法の専門クリニックとして、ステージⅣの進行がん・再発がんに悩む多くの患者さまのお力になってまいりました。

  • 🔬 独自開発のHITV療法:樹状細胞をCTガイド下で腫瘍内へ直接投与する独自のアプローチ。院内の国際GMP基準の細胞培養加工施設(CPC)で細胞を培養・調製しています。
  • 🌍 世界2,000名以上の治療実績:国内外から多くの患者さまが来院。日本語・英語・中文での対応が可能です。
  • 🏥 標準治療との併用が可能:手術・抗がん剤・放射線療法を受けながらでも、患者さまの状態に応じてHITV療法を検討できます。
  • 📋 オーダーメイドの治療計画:患者さま一人ひとりの病状・体の状態・生活環境に合わせた治療計画を丁寧に立案します。完全予約制・日帰り外来通院が可能です。
  • 💬 丁寧なご説明と同意を大切に:治療を始める前に、患者さまとご家族に治療内容を丁寧にご説明し、十分にご理解・ご納得いただいてから進めます。
理事長:蓮見賢一郎 先生より

「治す」ことを決してあきらめず、これまでの治療の限界を超えて、がんから解放されるために。東京都千代田区にあるICVS東京クリニックでは開院以来、免疫療法によるがんの縮小や消失を目指してまいりました。直腸がん・結腸がんの再発や進行がんで標準治療が難しくなったとき、「もう選択肢がない」とあきらめないでください。治療が始まった瞬間から、医師は患者さまのパートナーです。どんな困難な状況に陥っても、最良のガイドとなるべく尽力いたします。まずはお気軽にご相談ください。

よくあるご質問(FAQ)

Q 直腸がんと結腸がんは、どちらが見つかりやすいですか?
A 一般的に直腸がんは肛門に近いため、鮮血便など比較的気づきやすい症状が現れやすい傾向があります。一方、右側の結腸がんは症状が乏しく、貧血などで偶然発見されるケースも少なくありません。どちらも定期検診(便潜血・大腸内視鏡)による早期発見が重要です(個人差があります)。
Q HITV療法は大腸がん(直腸がん・結腸がん)にも対応していますか?
A はい、ICVS東京クリニックでは大腸がん(直腸がん・結腸がんを含む)のステージⅣの進行がん・再発がんの患者さまからも多くご相談をいただいています。治療の適応については、患者さま個々の状態を確認したうえで判断しますので、まずはご相談ください。
Q 標準治療(抗がん剤・手術)と免疫療法は同時に受けられますか?
A ICVS東京クリニックのHITV療法は、標準治療との併用を視野に入れた治療設計が可能です。ただし、患者さまの現在の治療状況・体の状態・使用中の薬剤等によって判断が異なりますので、詳細はご相談の際にお伝えください。日本語・英語・中文での対応が可能です。

📝 この記事のまとめ

  • ✅ 直腸がんと結腸がんは同じ大腸がんでも、発生部位・症状・手術方法・再発リスクが異なる
  • ✅ 直腸がんは骨盤内という解剖学的特性から手術難度が高く、人工肛門の可能性や局所再発リスクへの注意が必要
  • ✅ 結腸がんは発生部位によって症状が異なり、右側は症状が出にくく発見が遅れやすい傾向がある
  • ✅ ステージⅣ・再発がんで標準治療が難しくなった場合、がん免疫療法という選択肢もある
  • ✅ ICVS東京クリニックでは、東京都千代田区にてHITV療法による個別治療計画を提供。まずはご相談を

HITV療法についてのご相談予約・お問い合わせ

直腸がん・結腸がんの進行がん・再発がんでお悩みの方、標準治療が奏効しない方も、一人で抱え込まずまずはご相談ください。東京都千代田区のICVS東京クリニックが、患者さまとご家族に寄り添い、丁寧にご説明いたします。初診料:税込33,000円 / 医療相談(電話・オンライン・対面):税込11,000円

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監修医師プロフィール

著者写真

蓮見賢一郎 (理事長)

ICVS東京クリニックでは開院以来、免疫療法によるがんの縮小や消失を目指してまいりました。免疫療法は、抗がん剤や放射線治療などの標準治療と組み合わせることで、その働きを助け治癒を早めるようになることが予測されています。
今後は、抗がん剤や放射線治療に支えられ、治癒を早める免疫療法ががん治療の主役となることが期待されています。当院の免疫療法においてもより真摯に、かつ新たな気持ちで取り組んでまいります。今後とも尚一層のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。

資格・所属学会:【経歴】、埼玉医科大学卒業。、東京大学医科学研究所を経て、現在は米国法人 蓮見国際研究財団理事長。、世界各国で『国際がんワクチン・シンポジウム』を開催し、がん免疫療法の啓蒙と研究活動を推進している。、米国Thomas Jefferson 大学 Kimmel Cancer Center に研究講座を開設、同大学の客員教授。、ブルガリアPleven 医科大学より、がん免疫療法の研究活動に対して名誉博士号授与。、その他、米国Maryland 州立大学、ドイツ Erlangen 大学との共同研究や、マレーシア国民大学(UKM)との臨床試験を行っている。

※ 本記事は医療広告ガイドラインに基づき、監修のもと作成しています。治療の効果・費用・期間には個人差があります。詳細は必ず医師にご確認ください。

標準治療終了後の大腸がん治療の選択肢|免疫細胞療法という道大腸がん2026/09/29(火)

「もう使える抗がん剤はない」「放射線治療は限界です」と告げられたとき、頭が真っ白になったというご経験をお持ちの方は少なくありません。標準治療終了後の大腸がん治療の選択肢は何があるのか——その問いに、この記事では具体的な情報をお伝えします。

結論からお伝えすると、標準治療が終了・奏効しなくなった後も、免疫細胞療法をはじめとする自由診療の選択肢が存在します。なかでも樹状細胞を使った免疫細胞療法は、患者さま自身の免疫を活用してがんの縮小を目指すアプローチとして、国内外の専門施設で取り組まれています。治療実績・通院方法・費用の目安まで、この記事でひとつずつ整理しています。

  • ✅ 標準治療後に選べる主な治療の選択肢と特徴
  • ✅ 免疫細胞療法(HITV療法)の仕組みと通院の流れ
  • ✅ 治療を検討する際に押さえておきたいポイントと注意点
📋 この記事の目次

「次の手はない」と言われた——そのつらさ、ここに届いています

大腸がんの治療は、手術・抗がん剤・放射線を組み合わせて進めていくのが一般的です。しかし、治療を重ねるうちに「これ以上使える薬がない」「副作用に体が耐えられない」「再発した腫瘍が薬に反応しなくなった」という状況に直面される患者さまやご家族が、実際に多くいらっしゃいます。

そのとき感じる「もう終わりなのか」という恐怖と絶望感は、言葉では言い表しにくいほど深いものです。一方で「何かできることはないか」と必死に情報を集め、この記事にたどり着いてくださった方も多いのではないでしょうか。

まず知っておいていただきたいのは、標準治療が終了した後も「治療の選択肢がゼロになった」わけではないということです。自由診療の領域では、免疫細胞療法や遺伝子パネル検査を活用した個別化治療など、複数のアプローチが存在します。

よくある誤解として、「標準治療が終わったら緩和ケアしかない」と思い込んでいるケースがあります。しかし緩和ケアと積極的な治療は並行して行えるものであり、どちらか一方を選ばなければならないわけではありません。「諦める前に調べる」という姿勢は、とても大切な一歩です。

標準治療終了後の大腸がん——なぜ次の手が必要になるのか

Point 01|大腸がんの標準治療と「終了」の意味

大腸がんの標準治療とは、科学的根拠(エビデンス)に基づいて有効性が確認されている治療法です。手術療法を軸に、補助化学療法(FOLFOX・FOLFIRI・カペシタビンなど)、分子標的薬(ベバシズマブ・セツキシマブなど)、免疫チェックポイント阻害薬(MSI-H陽性例など)が組み合わされます。しかし、薬剤耐性が生じる・副作用が蓄積する・投与可能な薬剤を使い切るなどの理由で「標準治療の終了」が宣告されることがあります。

Point 02|薬剤耐性が生じる仕組み

がん細胞は増殖を繰り返す過程で遺伝子変異を蓄積し、抗がん剤の効果を回避する仕組みを獲得していくことがあります。これが「薬剤耐性」です。初期には有効だった治療薬が、数か月〜数年の使用を経て効きにくくなるのはこのためです。特にステージⅣの大腸がんでは複数ラインの治療を経るうちに耐性が生じやすく、次の薬剤の選択肢が狭まる傾向があります(個人差があります)。

Point 03|「標準治療外」と「非科学的」は別物

標準治療の対象外になった治療法が、すべて科学的根拠のないものかというと、そうではありません。臨床研究が進行中のもの、保険適用外でも一定の研究蓄積があるもの、患者さまの状態によっては有効性が期待できるものが自由診療の領域に存在します。大切なのは、医師と十分に情報を共有したうえで判断することです。

標準治療終了後に検討される主な治療の選択肢

ここでは、標準治療終了後の大腸がん患者さまが検討される代表的な治療の選択肢を整理します。それぞれに特徴・利点・留意点がありますので、主治医や専門医と相談しながら情報を整理することが重要です。

① 臨床試験・治験への参加

国内外の医療機関で実施されている新薬・新治療法の臨床試験(治験)に参加する選択肢があります。条件を満たせば試験的な治療を受けられる場合があり、費用が一部無償となるケースもあります。ただし参加要件(年齢・病期・治療歴など)が厳しく、希望どおりに参加できないこともあります。国立がん研究センターの「がん情報サービス」などで最新の試験情報を調べることができます。

② がんゲノム医療・遺伝子パネル検査

がん組織の遺伝子変異を網羅的に解析し、その結果に応じた治療薬を探す「がんゲノム医療」は、2019年から保険適用が始まり、一定の条件下で受けることが可能です。RAS・BRAF・HER2などの遺伝子変異の有無によって、適用できる薬剤が変わります。ただし、パネル検査を行っても有効な薬剤が見つかるのは全体の約1〜2割程度とされており(個人差・検査法によって異なります)、万能ではないことも理解しておく必要があります。

③ セカンドオピニオン・専門施設への転院・紹介

担当医以外の専門医の意見を聞く「セカンドオピニオン」は、患者さまの権利として広く認められています。大腸がん・消化器がん専門の施設では、現在の治療施設では提案されなかった選択肢が提示されることがあります。セカンドオピニオンを受けても現在の担当医との関係が崩れるわけではなく、積極的に活用することが推奨されています。

④ 免疫細胞療法(自由診療)

患者さまご自身の免疫細胞を体外で培養・活性化し、体内に戻すことでがんへの免疫応答を高めることを目指す治療法です。樹状細胞を用いた免疫細胞療法は、がんの特徴を免疫細胞に学習させることで、より標的を絞った免疫応答が期待できるとされています。標準治療との併用が可能なケースも多く、外来通院で受けられる施設もあります(施設・治療内容によって異なります)。

免疫細胞療法のメリット

  • 患者さまご自身の免疫細胞を使用するため、身体への負担が比較的少ない傾向がある
  • 標準治療(抗がん剤・放射線)との併用が可能なケースがある
  • 外来通院で受けられる施設もあり、入院不要で日常生活を続けながら治療できる場合がある
  • 治療への免疫応答が維持されれば、がんの縮小・進行抑制が期待できる

免疫細胞療法の留意点

  • 自由診療のため全額自己負担となり、費用が高額になる場合がある
  • すべての患者さまに同様の効果が得られるわけではなく、個人差がある
  • 施設・治療法・培養技術によって内容が異なるため、情報の見極めが必要
  • 治療効果の判定には一定期間が必要であり、即効性があるわけではない

⚠ 免疫細胞療法を検討する際の注意点

インターネット上には、科学的根拠が乏しい「免疫療法」を高額で提供している施設も存在します。施設を選ぶ際は、治療実績・細胞培養加工施設(CPC)の有無・医師の専門性・治療内容の説明の丁寧さなどを必ず確認するようにしましょう。主治医への事前相談も重要です。

お問合わせ

HITV療法とは——樹状細胞を直接投与する免疫細胞療法

免疫細胞療法のなかでも、ICVS東京クリニックが取り組む「HITV療法」は、樹状細胞を腫瘍内へCTガイド下で直接投与するという独自の手法を採用しています。ここでは、その仕組みと通院の流れを具体的にご説明します。

樹状細胞とは何か

樹状細胞は、体内で「免疫の司令塔」として働く細胞のひとつです。がん細胞の特徴(抗原)を認識し、T細胞などほかの免疫細胞に「この敵を攻撃せよ」という情報を伝える役割を担っています。がん患者さまの体内では、この樹状細胞の働きが低下していることがあり、免疫ががんを攻撃しにくい状態になっているケースがあります。

HITV療法の特徴——腫瘍内への直接投与

一般的な樹状細胞療法では、点滴や皮下注射で樹状細胞を投与します。HITV療法では、CTガイド下で腫瘍の内部に直接樹状細胞を届けることで、腫瘍抗原との接触効率を高め、より強い免疫応答を促すことを目指しています。腫瘍が体の深部にある場合でも、CTによる精密な画像ナビゲーションによって投与が行われます(治療適応・効果は個人差があります)。

通院の流れとスケジュールの目安

HITV療法は、外来通院で受けることができます。おおまかな流れは以下のとおりです(実際のスケジュールは担当医との相談のうえ決定します)。

  1. 医療相談・初診:現在の病状・治療歴・画像データなどをもとに、治療適応を確認します
  2. 採血・細胞採取:患者さまの血液から単球(樹状細胞の元になる細胞)を採取します
  3. 院内CPCでの培養:国際GMP基準の院内細胞培養加工施設(CPC)で樹状細胞を培養・成熟させます
  4. CTガイド下腫瘍内投与:完成した樹状細胞を、CTを用いて腫瘍内部に直接投与します
  5. 経過観察・再評価:投与後の免疫応答・腫瘍の変化を定期的に評価し、治療計画を見直します

日帰り外来通院が基本のため、遠方からお越しの方でも入院せずに治療を受けることが可能です(交通・宿泊はご自身でのご手配となります)。

治療費・初診までの流れと費用の目安

自由診療であるHITV療法の費用は、治療計画や患者さまの状態によって異なります。以下に現在の料金の目安をお示しします。

診療項目 料金(税込) 備考
医療相談(電話・オンライン・対面) 11,000円 治療前に病状・適応のご確認に
初診料 33,000円 詳細な治療計画の立案・説明
HITV療法治療費(総額) 要相談 治療計画による。全額自己負担(自由診療)
CTガイド下投与オプション 要相談 詳しくはお問い合わせください

⚠ 費用に関する重要事項

HITV療法は全額自己負担の自由診療です。健康保険・高額療養費制度は適用されません。治療費の総額は患者さまの病状・治療計画によって異なるため、まず医療相談または初診にてご確認ください。費用の不安についても、初診時に遠慮なくご相談いただけます。

ICVS東京クリニックの取り組みと体制

  • 🔬 院内完結の国際GMP基準CPC:細胞培養加工施設(CPC)をクリニック内に完備。外部委託ではなく院内で培養・管理することで、品質と安全性の維持に努めています
  • 🌍 2,000名以上の治療実績:2008年の開院以来、世界2,000名以上の患者さまへのHITV療法の実績を積み重ねています(効果・経過は個人差があります)
  • 📋 オーダーメイド治療計画:画一的なプロトコルではなく、患者さまの病状・体力・治療歴に応じた個別の治療計画を立案します
  • 🤝 標準治療との併用対応:現在進行中の抗がん剤・放射線治療と並行して受けることができるケースもあります。主治医との連携を大切にしています
  • 🗺 日本語・英語・中文対応:国内外から受診される患者さまのために多言語での対応が可能です。東京都千代田区の交通便利な立地にあります

理事長:蓮見賢一郎 からのメッセージ

「治す」ことを決してあきらめず、これまでの治療の限界を超えて、がんから解放されるために——。私たちICVS東京クリニックは、がんで苦しんでおられる患者さまとご家族の力となり、支えになるために尽くしてまいります。標準治療が終了した後も選択肢を諦めてほしくない。その思いから、HITV療法の開発・改良を続けてきました。治療が始まった瞬間から、医師は患者さまのパートナーです。どんな困難な状況にあっても、最良のガイドとなるべく、これからも一人ひとりに向き合い続けます。

よくある質問(FAQ)

Q 標準治療中でもHITV療法を並行して受けることはできますか?
A 抗がん剤・放射線治療と並行して受けられるケースがあります。ただし、患者さまの体の状態・治療内容によって判断が異なりますので、まずは医療相談または初診にてご相談ください。現在の担当医との連携も大切にしていますので、他院での治療情報をご持参いただけると、より詳しいご案内が可能です。
Q 遠方に住んでいますが、通院は可能でしょうか?
A HITV療法は日帰り外来通院が基本です。東京都千代田区のホテルニューオータニ内という立地のため、新幹線や飛行機でのアクセスもしやすい環境にあります。国内外から受診される患者さまも多く、日本語・英語・中文での対応が可能です。通院スケジュールについては、お一人おひとりの事情に合わせて相談しながら決定します。
Q 相談だけでも受け付けていますか?費用はかかりますか?
A はい、治療前の医療相談(電話・オンライン・対面)を受け付けています。費用は税込11,000円です。「まだ治療を受けるかどうか決めていない」「どんな治療なのかまず話を聞きたい」という段階からご相談いただけます。患者さまご自身とご家族が十分にご理解・ご納得されたうえで、治療を進めることを大切にしています。

📌 この記事のまとめ

  • ✅ 標準治療終了後も、臨床試験・ゲノム医療・免疫細胞療法など複数の選択肢がある
  • ✅ 免疫細胞療法は標準治療との併用が可能なケースがあり、外来通院で受けられる施設もある
  • ✅ HITV療法はCTガイド下で樹状細胞を腫瘍内に直接投与する独自の手法で、院内CPCで培養管理される
  • ✅ 全額自己負担の自由診療。まずは医療相談(税込11,000円)から始められる
  • ✅ 「諦める前にできることを探す」——その一歩として、専門医への相談が選択肢を広げることにつながる

HITV療法についてのご相談予約・お問い合わせ

「まず話を聞いてみたい」という段階からお気軽にどうぞ。患者さまとご家族が納得できる治療の選択のために、丁寧にご説明いたします。完全予約制・日帰り外来通院(東京都千代田区)。

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監修医師プロフィール

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蓮見賢一郎 (理事長)

ICVS東京クリニックでは開院以来、免疫療法によるがんの縮小や消失を目指してまいりました。免疫療法は、抗がん剤や放射線治療などの標準治療と組み合わせることで、その働きを助け治癒を早めるようになることが予測されています。
今後は、抗がん剤や放射線治療に支えられ、治癒を早める免疫療法ががん治療の主役となることが期待されています。当院の免疫療法においてもより真摯に、かつ新たな気持ちで取り組んでまいります。今後とも尚一層のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。

資格・所属学会:【経歴】、埼玉医科大学卒業。、東京大学医科学研究所を経て、現在は米国法人 蓮見国際研究財団理事長。、世界各国で『国際がんワクチン・シンポジウム』を開催し、がん免疫療法の啓蒙と研究活動を推進している。、米国Thomas Jefferson 大学 Kimmel Cancer Center に研究講座を開設、同大学の客員教授。、ブルガリアPleven 医科大学より、がん免疫療法の研究活動に対して名誉博士号授与。、その他、米国Maryland 州立大学、ドイツ Erlangen 大学との共同研究や、マレーシア国民大学(UKM)との臨床試験を行っている。

※ 本記事は医療広告ガイドラインに基づき、監修のもと作成しています。治療の効果・費用・期間には個人差があります。詳細は必ず医師にご確認ください。

肺がん 腺がんと扁平上皮がんの違いをわかりやすく解説|ICVS東京クリニック肺がん2026/09/29(火)

「肺がんと診断されたけれど、腺がんと扁平上皮がん——どこがどう違うの?」と、初めて耳にしたとき戸惑われる患者さまやご家族はとても多くいらっしゃいます。

結論からお伝えすると、腺がんと扁平上皮がんは同じ「非小細胞肺がん」に属しながら、発生する場所・症状の出方・遺伝子変異のタイプ・推奨される治療法がそれぞれ異なります。この違いを正しく理解することが、治療方針を選ぶうえで非常に重要なポイントになります。

肺がんは組織型によって治療の選択肢が大きく変わります。たとえば遺伝子変異(EGFR・ALKなど)を持つ腺がんでは分子標的薬が有効なケースがある一方、扁平上皮がんでは異なるアプローチが検討されることが多いです。ただし治療効果には個人差があります。

  • ✅ 腺がんと扁平上皮がんの発生部位・特徴の違い
  • ✅ それぞれの症状・進行パターン・治療法の選び方
  • ✅ 標準治療が難しくなったときに知っておきたい選択肢
📋 この記事の目次

「腺がん」と「扁平上皮がん」——肺がんの種類をまず整理する

肺がんは大きく「小細胞肺がん」と「非小細胞肺がん」の2種類に分けられます。日本人の肺がん患者さまの約85〜90%が非小細胞肺がんに該当し、そのなかにさらに複数の組織型が存在します。

非小細胞肺がんの代表的な組織型は以下の3つです。

組織型 割合(目安) 主な特徴
腺がん 約50〜55% 肺の末梢部に多く、非喫煙者にも発症
扁平上皮がん 約25〜30% 気管支の中枢側に多く、喫煙との関連が強い
大細胞がん 約10〜15% 進行が比較的速い傾向がある

このように、肺がんといっても組織型によって特徴が大きく異なります。診断書に「腺がん」や「扁平上皮がん」と記載されているのは、がんの細胞がどの組織に由来するかを示しており、治療方針を決める際の重要な情報になります。

「非小細胞肺がん」という共通点

腺がんと扁平上皮がんはどちらも非小細胞肺がんに分類されます。小細胞肺がんと比べて進行のスピードが比較的ゆるやかな傾向があり、外科手術・化学療法・放射線療法・分子標的薬・免疫チェックポイント阻害薬など、複数の治療選択肢が検討されます。ただし病期や全身状態によって最適な治療法は異なるため、個々の状況をもとに担当医と相談することが大切です。

よくある誤解——「扁平上皮がんは喫煙者だけがなる」は正しくない

「扁平上皮がんは喫煙者の病気」というイメージを持たれている方がいらっしゃいますが、これは正確ではありません。喫煙歴との関連は腺がんより強い傾向がありますが、非喫煙者の方でも扁平上皮がんを発症するケースがあります。逆に腺がんは非喫煙者、特に女性に多いとされていますが、喫煙者にも発症します。先入観で「自分には関係ない」と考えないようにすることが重要です。

発生部位・組織の仕組みの違い

腺がんと扁平上皮がんの最も根本的な違いは、がんが発生する細胞の種類と場所にあります。この違いが、症状の出方や治療方針にも大きく影響します。

Point 01
腺がん——肺の末梢、粘液を分泌する腺細胞から発生

腺がんは肺の末梢(肺の外側に近い部分)に位置する腺細胞(粘液を分泌する細胞)から発生します。肺の奥深い部分に生じるため、早期段階では自覚症状が現れにくく、健診や他の疾患の検査で偶然発見されるケースも少なくありません。日本人の肺がん全体の中で最も頻度が高い組織型です。EGFR遺伝子変異やALK融合遺伝子といった特定の遺伝子変異が見つかる割合が比較的高く、分子標的薬が有効な場合があります(個人差があります)。

Point 02
扁平上皮がん——気管支の中枢側、扁平上皮細胞から発生

扁平上皮がんは気管支の中枢側(肺門部に近い太い気管支)に位置する扁平上皮細胞(粘膜表面を覆う平たい細胞)から発生します。気管支の内側に近い場所に生じるため、咳や血痰などの症状が比較的早い段階で現れることがあります。扁平上皮がんではEGFR遺伝子変異の頻度が腺がんより低い傾向があり、分子標的薬の対象となりにくいケースがあります。一方でPD-L1発現が高い場合には免疫チェックポイント阻害薬の対象となる可能性があります(個人差があります)。

Point 03
病理検査——組織型の診断はどのように行われるか

腺がんか扁平上皮がんかは、気管支鏡や針生検(CTガイド下生検など)で採取した組織を病理専門医が顕微鏡で確認することで診断されます。さらに遺伝子変異の有無を調べる「コンパニオン診断」が行われることも多く、その結果によって使用できる薬剤が変わってきます。「肺がん」という診断だけでなく、組織型と遺伝子変異の情報がセットで重要になることを覚えておきましょう。

喫煙との関係

腺がんは喫煙・非喫煙どちらの方にも発症しますが、扁平上皮がんは喫煙歴との関連がより強いことが知られています。タバコの煙に含まれる有害物質が繰り返し気管支粘膜に刺激を与えることで、扁平上皮細胞ががん化しやすくなると考えられています。ただし前述のとおり非喫煙者への発症もあるため、喫煙歴の有無だけで組織型を推測することはできません。

転移しやすい場所の傾向

腺がんはリンパ節・脳・骨・胸膜・副腎への転移が見られるケースがあります。扁平上皮がんは縦隔リンパ節・骨などへの転移が多い傾向がありますが、転移のパターンは個人差が大きく、組織型だけで一概に判断することはできません。定期的な画像検査・血液検査によるモニタリングが重要です。

症状・進行パターンの違い

がんの組織型が違うと、自覚症状の出方や進行のスピードにも差が生じることがあります。ただし症状の有無・程度は病期や個人の体質によって大きく異なるため、あくまで傾向として参考にしてください。

腺がんの症状の特徴

腺がんは肺の末梢に発生するため、初期段階では自覚症状がほとんど現れないことが多いです。病変が大きくなったり胸膜に浸潤したりすると、胸の痛みや息切れが現れることがあります。また血痰は扁平上皮がんに比べると少ないとされますが、個人差があります。

「症状がないから大丈夫」と思っていたらステージが進んでいたというケースが腺がんでは少なくないため、検診での早期発見が重要です。ステージⅣまで進行した場合には脳転移による頭痛・神経症状、骨転移による骨の痛みなどが現れることもあります。

扁平上皮がんの症状の特徴

扁平上皮がんは太い気管支の内側から発生するため、咳・血痰・息苦しさ・喘鳴(ゼーゼーという呼吸音)が比較的早期から現れることがあります。気管支が腫瘍によって狭くなることで、繰り返す肺炎(閉塞性肺炎)が引き金となって発見されるケースもあります。

一方で腫瘍が気管支の外側に向かって広がっていく場合は、症状が出にくいこともあります。「咳が続く」「血が混じった痰が出た」などの症状があれば、早めに呼吸器科を受診することが大切です。

進行スピードの目安

一般的に肺がんの進行スピードは組織型・ステージ・個人の免疫状態などによって異なります。小細胞肺がんは進行が速いことで知られますが、非小細胞肺がんである腺がんと扁平上皮がんは比較的ゆっくりとした進行を示す場合もあります。ただしこれはあくまで傾向であり、急速に進行するケースもあるため、定期的な経過観察と画像検査が欠かせません。

⚠ 注意

この記事に記載している症状の特徴や進行パターンはあくまで一般的な傾向です。実際の症状や進行の速さは個人によって大きく異なります。「自分の症状はどちらに当てはまるか」と自己判断することは危険です。必ず専門の医師による診察・検査を受けてください。

治療法の選び方——腺がんと扁平上皮がんそれぞれのアプローチ

「同じ肺がんなのに、なぜ薬が違うの?」と疑問に思われる方は多くいらっしゃいます。その理由は、腺がんと扁平上皮がんでは細胞の性質・遺伝子変異の有無・使える薬のターゲットが異なるからです。以下に代表的な治療アプローチを整理します。

外科手術(切除可能なステージが対象)

ステージⅠ〜Ⅱ、一部のステージⅢで切除可能と判断された場合、外科手術が第一選択となることが多いです。腺がん・扁平上皮がんともに手術適応の判断基準は病変の大きさ・位置・リンパ節転移の有無・肺機能などを総合的に評価して決まります。

分子標的薬——腺がんで特に重要な検査

腺がんでは診断時にEGFR・ALK・ROS1・BRAF・MET・RET・KRASなどの遺伝子変異を調べる検査が推奨されています。これらの変異が確認された場合、対応する分子標的薬(ゲフィチニブ・オシメルチニブ・アレクチニブなど)の使用が検討されます。

一方、扁平上皮がんではEGFR変異の頻度が低いため、分子標的薬の対象となるケースは腺がんより少ない傾向があります。ただし近年はFGFR1増幅・DDR2変異など扁平上皮がんに関連する遺伝子変異の研究も進んでいます(個人差があります)。

✅ 腺がんの治療の特徴

  • 遺伝子変異が見つかれば分子標的薬が有効な場合がある
  • 非喫煙者・女性でも遺伝子変異陽性のケースが多い
  • 免疫チェックポイント阻害薬の対象になる場合もある
  • 治療選択肢が比較的多岐にわたる傾向がある

🔶 扁平上皮がんの治療の特徴

  • EGFR変異が少なく分子標的薬の対象外になりやすい
  • PD-L1高発現例では免疫チェックポイント阻害薬が有効な場合がある
  • 化学療法(プラチナ製剤ベース)が標準的に用いられる
  • 放射線療法との併用が行われることも多い

免疫チェックポイント阻害薬

ペムブロリズマブ(キイトルーダ)やニボルマブ(オプジーボ)に代表される免疫チェックポイント阻害薬は、腺がん・扁平上皮がんの両方で使用されることがあります。PD-L1の発現状況・TMB(腫瘍変異量)・MSI(マイクロサテライト不安定性)などを参考に適応が判断されます。効果には個人差があり、すべての方に有効というわけではありません。また免疫関連の副作用(irAE)が生じる場合もあるため、専門医による管理が重要です。

「抗がん剤が効かなくなってきた」「次の治療の選択肢が知りたい」とお考えの方は、担当医とともに遺伝子パネル検査(がんゲノム医療)についても確認されることをおすすめします。

標準治療が奏効しないとき——ICVS東京クリニックのHITV療法

「抗がん剤も放射線治療も試したけれど、思うような効果が得られなかった」「ステージⅣで、もう治療の選択肢がないと言われた」——そのような状況に追い込まれた患者さまやご家族が、東京都千代田区のICVS東京クリニックへ相談にいらっしゃいます。

当院では2008年の開院以来、HITV療法(Hi-Tech Immunotherapy using Tumor-infiltrating DC with Vaccine approach)という独自の免疫細胞療法に特化して取り組んでいます。これは患者さまご自身の樹状細胞を腫瘍内へCTガイド下で直接投与する治療法で、世界2,000名以上の治療実績を積み重ねてまいりました。

  • 🏥 院内に国際GMP基準の細胞培養加工施設(CPC)を完備——患者さまの細胞を院内で培養・管理します
  • 💉 CTガイド下腫瘍内直接投与——樹状細胞をがんの病変部に直接届けることを目指したアプローチ
  • 🤝 標準治療との併用が可能——現在受けている治療を続けながら、並行してHITV療法を検討できます
  • 📋 オーダーメイドの治療計画——患者さまの状態・病期・希望をもとに個別の治療プランをご提案します
  • 🌏 日本語・英語・中文対応——国内外の患者さまに対応。完全予約制・日帰り外来通院が可能です

理事長 蓮見賢一郎 先生より

「治す」ことを決してあきらめず、これまでの治療の限界を超えて、がんから解放されるために——当院はそのような思いで2008年の開院以来、免疫療法によるがんの縮小や消失を目指してまいりました。肺がんにおいても腺がん・扁平上皮がんともにHITV療法のご相談を承っております。標準治療と並行した形でのご相談も歓迎しています。治療が始まった瞬間から、医師は患者さまのパートナーです。どんな困難な状況に陥っても、最良のガイドとなるべく尽力いたします。まずは患者さまご自身やご家族の方に、お受けになる治療について丁寧にご説明し、ご理解とご納得をいただくことを大切にしています。

HITV療法は全額自己負担の自由診療となります。治療費の総額は治療計画によって異なるため、まずは医療相談(電話・オンライン・対面 税込11,000円)または初診(税込33,000円)にてご状況をお聞かせください。東京都千代田区のホテルニューオータニ内に位置し、東京メトロ「赤坂見附駅」から徒歩4分とアクセスのよい立地です。国内外からの患者さまのご来院を歓迎しております。

よくあるご質問(FAQ)

Q 腺がんと扁平上皮がんは、検査をしないと区別できないのでしょうか?
A はい、組織型の確定には病理検査が必要です。CT・PETなどの画像検査で病変の位置や大きさは確認できますが、腺がんか扁平上皮がんかを正確に区別するためには、気管支鏡や針生検で採取した組織を顕微鏡で詳しく調べる必要があります。また遺伝子変異の有無を確認するためのコンパニオン診断(次世代シーケンサーを使った遺伝子パネル検査など)も、適切な治療薬を選ぶうえで重要な情報となります。
Q 腺がんでEGFR変異があった場合、免疫療法との併用はできますか?
A EGFR変異陽性の腺がんに免疫チェックポイント阻害薬を単独で使用することは、現在の標準治療ガイドラインでは推奨されないケースが多いとされています。一方、当院のHITV療法(樹状細胞を腫瘍内に直接投与する免疫細胞療法)については、EGFR変異の有無にかかわらずご相談を承っております。ただし個々の病状や治療歴によって適応の可否が異なりますので、まずは医療相談にてご状況をお聞かせください。治療効果には個人差があります。
Q 肺がんのステージⅣで他の治療が効かなくなった場合、まだ治療の選択肢はありますか?
A ステージⅣや再発後であっても、がんの組織型・遺伝子変異・全身状態によっては複数の選択肢が検討できる場合があります。標準治療が奏効しなくなった場合も、がんゲノム医療(遺伝子パネル検査)を通じて新たな治療標的が見つかることがあります。また当院のHITV療法のように、自由診療の免疫細胞療法を並行して検討される方もいらっしゃいます。「もう選択肢がない」と感じていても、一度専門医に相談されることをおすすめします。ICVS東京クリニックでも医療相談(電話・オンライン・対面)を承っております。

まとめ——腺がんと扁平上皮がんの違いを押さえておこう

  • ✅ 腺がんは肺の末梢に発生し、非喫煙者にも多い。EGFR変異など遺伝子変異を持つ割合が高く、分子標的薬の対象になる場合がある(個人差あり)
  • ✅ 扁平上皮がんは気管支の中枢側に発生し、喫煙との関連が強め。EGFR変異は少なく、免疫チェックポイント阻害薬や化学療法が中心となることが多い
  • ✅ 組織型の確定には病理検査が必要。さらに遺伝子変異の有無を調べることで、より適切な治療法を選ぶことができる
  • ✅ 標準治療が奏効しない場合も、がんゲノム医療や免疫細胞療法など複数の選択肢を検討することが大切
  • ✅ 「どんな状況でも諦めたくない」という方は、東京都千代田区のICVS東京クリニックへご相談ください

HITV療法についてのご相談予約・お問い合わせ

肺がん(腺がん・扁平上皮がん)の進行・再発でお悩みの患者さまとご家族へ。どんな困難な状況でも、あなたのパートナーとして丁寧にサポートいたします。まずはお気軽にご相談ください。医療相談(電話・オンライン・対面):税込11,000円 / 初診料:税込33,000円

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🌐 公式サイトを見る

監修医師プロフィール

著者写真

蓮見賢一郎 (理事長)

ICVS東京クリニックでは開院以来、免疫療法によるがんの縮小や消失を目指してまいりました。免疫療法は、抗がん剤や放射線治療などの標準治療と組み合わせることで、その働きを助け治癒を早めるようになることが予測されています。
今後は、抗がん剤や放射線治療に支えられ、治癒を早める免疫療法ががん治療の主役となることが期待されています。当院の免疫療法においてもより真摯に、かつ新たな気持ちで取り組んでまいります。今後とも尚一層のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。

資格・所属学会:【経歴】、埼玉医科大学卒業。、東京大学医科学研究所を経て、現在は米国法人 蓮見国際研究財団理事長。、世界各国で『国際がんワクチン・シンポジウム』を開催し、がん免疫療法の啓蒙と研究活動を推進している。、米国Thomas Jefferson 大学 Kimmel Cancer Center に研究講座を開設、同大学の客員教授。、ブルガリアPleven 医科大学より、がん免疫療法の研究活動に対して名誉博士号授与。、その他、米国Maryland 州立大学、ドイツ Erlangen 大学との共同研究や、マレーシア国民大学(UKM)との臨床試験を行っている。

※ 本記事は医療広告ガイドラインに基づき、監修のもと作成しています。治療の効果・費用・期間には個人差があります。詳細は必ず医師にご確認ください。

肺がんバイオマーカー検査とは?種類・費用・検査の流れをわかりやすく解説肺がん2026/09/29(火)

「バイオマーカー検査を勧められたけれど、何を調べる検査なのかよくわからない」「検査結果が治療にどう関係するのか知りたい」——そんな疑問を抱えている肺がん患者さまやご家族は多くいらっしゃいます。

結論からお伝えすると、肺がんバイオマーカー検査とは、がん細胞の遺伝子変異やタンパク発現を調べることで「どの治療薬が効きやすいか」を事前に判断するための検査です。近年の肺がん治療では、このバイオマーカーの結果によって治療薬の選択が大きく変わります。

主要なバイオマーカーにはEGFR・ALK・ROS1・PD-L1などがあり、検査の種類・費用・所要時間はそれぞれ異なります。この記事では、肺がんバイオマーカー検査の基本から種類・流れ・治療への活かし方まで、できる限りわかりやすく解説します。

  • ✅ 肺がんバイオマーカー検査でわかること・調べる内容
  • ✅ EGFR・ALK・PD-L1など主要マーカーの種類と意味
  • ✅ 検査結果が出た後の治療の選択肢と免疫療法との関係
📋 この記事の目次

肺がんと診断されたとき、バイオマーカー検査が必要な理由

「同じ肺がん」でも治療薬の効き方はまったく異なる

肺がんは一つの病気に見えますが、がん細胞レベルで見ると遺伝子の変異パターンや分子的な特徴が患者さまによって大きく異なります。同じ「肺腺がん」であっても、あるAさんにとって有効な薬が、Bさんにはほとんど効かないケースは珍しくありません。

こうした背景から、現代の肺がん治療では「まずバイオマーカーを調べ、その患者さまのがん細胞の特徴に合った治療薬を選ぶ」という流れが標準的になっています。バイオマーカー検査は、治療の方向性を決める重要な「道標」といえます。

バイオマーカー検査を受けずに治療を始めるリスク

バイオマーカーを確認せずに治療を開始した場合、効果が期待しにくい薬を使い続けてしまう可能性があります。特に分子標的薬は特定の遺伝子変異がある場合にのみ高い効果が期待できるため、事前の検査なしでは適切な治療を選べません。

また、検査を後から実施しようとしても、手術や生検で採取した組織の量が不十分な場合、再検査が難しくなることもあります。診断の早い段階でバイオマーカー検査を受けることが、治療の選択肢を広げることにつながります。

バイオマーカー検査が特に重要な肺がんのタイプ

バイオマーカー検査が特に重視されるのは、非小細胞肺がん(特に肺腺がん)です。肺腺がんはEGFR変異やALK融合遺伝子などのバイオマーカーが見つかりやすく、それに対応した分子標的薬も複数存在します。一方、小細胞肺がんや扁平上皮がんでも免疫関連のバイオマーカー(PD-L1)の検査は重要です。進行がん・再発がんの場合は特に、バイオマーカー検査が治療の根幹を担います。

肺がんバイオマーカー検査の種類と調べる内容

主要なバイオマーカー一覧

現在、肺がんで検査されるバイオマーカーは複数あります。以下に代表的なものをまとめます。

バイオマーカー名 主な対象 関連する治療薬
EGFR変異 非小細胞肺がん(腺がん) EGFR阻害薬(分子標的薬)
ALK融合遺伝子 非小細胞肺がん(腺がん) ALK阻害薬(分子標的薬)
ROS1融合遺伝子 非小細胞肺がん ROS1阻害薬(分子標的薬)
PD-L1発現 非小細胞肺がん全般 免疫チェックポイント阻害薬
KRAS変異 非小細胞肺がん(腺がん) KRAS G12C阻害薬など
TMB(腫瘍遺伝子変異量) 各種がん 免疫チェックポイント阻害薬

検査の方法:組織検査・血液検査・コンパニオン診断

Point 01 組織検査(バイオプシー)
がん組織を直接採取して遺伝子を解析する方法

手術や気管支鏡・CTガイド下生検などでがん組織を採取し、その組織からDNAを抽出して遺伝子変異を調べます。最も多くのバイオマーカーを同時に解析できる方法で、診断精度も高いとされています。採取した組織量によっては検査できる項目が限られる場合があります(個人差があります)。

Point 02 リキッドバイオプシー(血液検査)
血液から循環腫瘍DNAを検出する新しい方法

血液中に放出されたがん由来のDNA断片(circulating tumor DNA:ctDNA)を解析する方法です。体への負担が少なく、繰り返し検査がしやすいというメリットがある一方、組織検査と比べて検出感度に差が生じることがあります。組織が採取しにくい部位のがんや、再発・進行時のモニタリングに活用されるケースもあります(個人差があります)。

Point 03 コンパニオン診断・がん遺伝子パネル検査
複数の遺伝子変異を同時に調べる包括的な解析

「がん遺伝子パネル検査」は100種類以上の遺伝子変異を一度に解析できる検査で、標準治療後に選択肢が限られた場合などに保険適用となることがあります。コンパニオン診断は特定の薬と対になった検査で、その薬の使用前に実施が必要です。2019年より保険適用となったがん遺伝子パネル検査は、専門の医療機関で実施されます。

よくある誤解:バイオマーカー検査は「一度やれば十分」ではない

多くの方が「最初に検査したから、もう調べなくていい」と思いがちですが、これは誤解です。がん細胞は治療を受けながら変化することがあり、再発・進行の段階で新たな遺伝子変異が生じることがあるためです。そのため、治療の節目ごとに再検査が必要になるケースもあります。主治医と相談しながら、適切なタイミングで再評価することが大切です。

肺がんバイオマーカー検査の流れと費用

検査を受けるまでの一般的な流れ

肺がんバイオマーカー検査の流れは、大まかに以下のようになります。

  1. ①肺がんの診断:CT・PET・気管支鏡・生検などで肺がんと確定診断される
  2. ②組織・血液の採取:手術・生検・採血などにより検体を採取する
  3. ③検査機関へ検体を送付:病院内または外部の専門検査機関で解析が行われる
  4. ④結果の確認(2〜3週間程度):組織検査の場合、結果が出るまでに通常2〜4週間程度かかることがあります(個人差があります)
  5. ⑤担当医による結果説明・治療方針の決定:バイオマーカーの結果をもとに、治療薬の選択や治療計画が立てられる

保険適用と費用の目安

肺がんバイオマーカー検査の費用は、検査の種類・保険適用の有無によって大きく異なります。

EGFR・ALK・ROS1などの遺伝子検査は、一定の条件を満たした場合に保険適用となることがあります。一方、自由診療での検査やがん遺伝子パネル検査(保険適用外の場合)は数十万円単位になることもあります。詳しくは担当の主治医または専門医療機関にご確認ください。

また、標準治療に加えて免疫細胞療法などの自由診療を組み合わせる場合は、別途費用が発生します。治療全体の費用感については、事前に十分な説明を受けることが重要です。

バイオマーカー検査の結果が「陰性」だった場合はどうなる?

【注意】陰性=治療できないではありません

バイオマーカー検査が「陰性」「変異なし」という結果であっても、それは「治療の選択肢がない」という意味ではありません。陰性の場合は分子標的薬の適応がないことを示しますが、化学療法・免疫チェックポイント阻害薬・放射線療法・免疫細胞療法など、別の治療の選択肢が検討されます。主治医と十分に話し合い、総合的な治療計画を立てることが大切です。

バイオマーカー検査後の治療選択肢——標準治療と免疫療法の組み合わせ

バイオマーカーが陽性の場合:分子標的薬による治療

EGFR変異やALK融合遺伝子が陽性と判定された場合、それぞれに対応した分子標的薬が第一選択肢として検討されます。分子標的薬はがん細胞の特定の分子を狙い撃ちにする薬で、従来の抗がん剤と比較して特定の患者さまには高い効果が期待できるとされています(個人差があります)。

ただし、分子標的薬を使い続けると耐性が生じて効果が薄れてくることがあります。耐性獲得後の次の治療戦略を事前に考えておくことが、長期的な治療管理において重要です。

PD-L1陽性の場合:免疫チェックポイント阻害薬

PD-L1(プログラム死リガンド1)の発現率が高い場合、免疫チェックポイント阻害薬(ペムブロリズマブなど)の適応が検討されます。これは、がん細胞が免疫細胞の攻撃を回避する仕組みをブロックし、自身の免疫力でがんを攻撃しやすくする薬です。

PD-L1の発現率が50%以上の場合は単独での使用、50%未満の場合は化学療法との併用が検討されることが多いですが、治療方針は担当医との詳細な相談のうえで決定されます(個人差があります)。

標準治療が奏効しない・再発した場合の選択肢

分子標的薬や化学療法・放射線療法を行ったにもかかわらず、効果が限られたり再発したりする場合、患者さまやご家族は次の選択肢に迷われることが少なくありません。こうした状況で注目されているのが、がん免疫細胞療法という選択肢です。

免疫細胞療法は患者さま自身の免疫細胞を活用してがんへの攻撃を高める治療法で、標準治療との併用が可能なケースもあります。バイオマーカー検査の結果と照らし合わせながら、患者さま一人ひとりの免疫状態やがんの特性に合わせた治療計画を立てることが重要です。

✅ 免疫細胞療法のメリット

  • 患者さま自身の免疫を活用する治療法
  • 標準治療(抗がん剤・放射線)との併用が可能なケースがある
  • 外来・日帰りで受けられる施設もある
  • オーダーメイドの治療計画に対応できる

⚠️ 注意・留意点

  • 自由診療のため全額自己負担となる
  • 効果には個人差があります
  • すべての患者さまに適応できるわけではない
  • 専門の医療機関での相談が必要

ICVS東京クリニックのがん免疫細胞療法(HITV療法)について

東京都千代田区に位置するICVS東京クリニックでは、開院以来、免疫療法によるがんの縮小や消失を目指してまいりました。「治す」ことを決してあきらめず、これまでの治療の限界を超えて、がんから解放されるために——そのような思いを胸に、患者さまやご家族の力となり支えになるために尽くしています。

  • ▶
    独自開発のHITV療法:樹状細胞をCTガイド下で腫瘍内へ直接投与する独自の手法を採用。世界2,000名以上の治療実績を積み重ねてきました。
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    院内CPC完備:国際GMP基準の細胞培養加工施設(CPC)を院内に設置。細胞の培養から投与まで一貫した品質管理のもとで行われます。
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    標準治療との併用が可能:抗がん剤・放射線療法などの標準治療と並行してHITV療法を受けていただくことができます(治療の状況によって異なります)。
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    オーダーメイド治療計画:バイオマーカー検査の結果や患者さまの状態を踏まえ、一人ひとりに合わせた治療計画をご提案します。日帰り外来・完全予約制で、国内外からの患者さまを受け入れています(日本語・英語・中文対応)。

理事長 蓮見賢一郎 先生より

「バイオマーカー検査の結果を受けて、次の治療をどうすべきか悩まれている患者さまやご家族がいらっしゃいます。標準治療の限界を感じたとき、免疫療法という選択肢を知っていただきたいと思っています。治療が始まった瞬間から、医師は患者さまのパートナーです。どんな困難な状況でも、最良のガイドとなるべく尽力いたします。まずは丁寧にご説明し、ご理解とご納得をいただくことを大切にしています。東京都千代田区のクリニックへ、どうぞお気軽にご相談ください。」

肺がんバイオマーカー検査に関するよくある質問

Q バイオマーカー検査は何歳でも受けられますか?
A バイオマーカー検査自体に年齢制限はありません。ただし、検査の目的は治療薬の適応判定であるため、その後の治療方針との兼ね合いで、担当医が適切な検査内容を判断します。高齢の方でも、全身状態に応じた治療選択のために検査が行われることがあります(個人差があります)。詳しくは主治医にご相談ください。
Q EGFR変異がなければ免疫療法は関係ありませんか?
A いいえ、そうではありません。EGFR変異がない場合でも、PD-L1の発現状況やTMBの値によって免疫チェックポイント阻害薬の適応が検討されます。また、ICVS東京クリニックが行うHITV療法のような免疫細胞療法は、特定のバイオマーカーの有無に関わらず相談できる治療の選択肢の一つです。まずは専門医への相談をおすすめします。
Q 進行がんや再発がんでもバイオマーカー検査は有効ですか?
A はい、むしろ進行がん・再発がんの段階でこそ、バイオマーカー検査が治療の方向性を大きく左右します。初回診断時に比べてがん細胞が変化している場合もあるため、再発・進行の時点で改めて検査を受けることが推奨されるケースがあります。検査の結果によっては、新たな治療の選択肢が見つかることもあります(個人差があります)。

📋 この記事のまとめ

  • ✅ 肺がんバイオマーカー検査は、がん細胞の遺伝子変異・タンパク発現を調べ「どの治療が効きやすいか」を判断するための重要な検査
  • ✅ EGFR・ALK・ROS1・PD-L1・KRAS・TMBなど複数のマーカーがあり、検査方法も組織検査・血液検査・遺伝子パネル検査と多様
  • ✅ バイオマーカー「陰性」でも治療の選択肢はあり、免疫チェックポイント阻害薬や免疫細胞療法などの選択肢が検討される
  • ✅ がん細胞は治療とともに変化することがあるため、再発・進行時に再検査が必要になるケースもある
  • ✅ 標準治療が奏効しない場合や再発後の選択肢として、免疫細胞療法(HITV療法など)を専門クリニックに相談することも一つの方法

HITV療法についてのご相談予約・お問い合わせ

バイオマーカー検査後の次のステップに悩まれている方、標準治療に限界を感じている方、ぜひ一度ICVS東京クリニックにご相談ください。医師が丁寧にご説明し、ご納得いただける治療計画をご提案します。

お問合わせ

【診療時間・アクセス】
診療時間:午前 9:00〜12:00 / 午後 13:00〜17:00(土・日・祝休診)
所在地:東京都千代田区紀尾井町4-1 ホテルニューオータニ内新紀尾井町ビル4F
アクセス:東京メトロ丸ノ内線・銀座線「赤坂見附駅」徒歩4分 / 有楽町線「永田町駅」徒歩5分 / JR「四ツ谷駅」徒歩8分
【料金】 医療相談(電話・オンライン・対面):税込11,000円 / 初診料:税込33,000円 / HITV療法治療費:要相談(全額自己負担の自由診療)

監修医師プロフィール

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蓮見賢一郎 (理事長)

ICVS東京クリニックでは開院以来、免疫療法によるがんの縮小や消失を目指してまいりました。免疫療法は、抗がん剤や放射線治療などの標準治療と組み合わせることで、その働きを助け治癒を早めるようになることが予測されています。
今後は、抗がん剤や放射線治療に支えられ、治癒を早める免疫療法ががん治療の主役となることが期待されています。当院の免疫療法においてもより真摯に、かつ新たな気持ちで取り組んでまいります。今後とも尚一層のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。

資格・所属学会:【経歴】、埼玉医科大学卒業。、東京大学医科学研究所を経て、現在は米国法人 蓮見国際研究財団理事長。、世界各国で『国際がんワクチン・シンポジウム』を開催し、がん免疫療法の啓蒙と研究活動を推進している。、米国Thomas Jefferson 大学 Kimmel Cancer Center に研究講座を開設、同大学の客員教授。、ブルガリアPleven 医科大学より、がん免疫療法の研究活動に対して名誉博士号授与。、その他、米国Maryland 州立大学、ドイツ Erlangen 大学との共同研究や、マレーシア国民大学(UKM)との臨床試験を行っている。

※ 本記事は医療広告ガイドラインに基づき、監修のもと作成しています。治療の効果・費用・期間には個人差があります。詳細は必ず医師にご確認ください。

甲状腺がん 分子標的治療とは|仕組み・効果・副作用をわかりやすく解説甲状腺がん2026/09/29(火)

「分子標的治療と言われたけれど、どんな治療なの?」「放射性ヨウ素療法が効かなくなってしまった…次の選択肢は?」——甲状腺がんと診断されたご本人やご家族が、こうした疑問や不安を抱えるのはごく自然なことです。

結論からお伝えすると、甲状腺がんにおける分子標的治療とは、がん細胞の増殖に関わる特定の”分子(たんぱく質や遺伝子)”をピンポイントで攻撃する薬物療法です。従来の抗がん剤とは作用の仕組みが異なり、放射性ヨウ素療法が効かなくなった進行・再発がんに対して用いられることが多い治療法です。

この記事では、甲状腺がんの分子標的治療の仕組み・種類・対象となる患者さんの条件・期待できる効果と副作用・そして標準治療と組み合わせられる免疫細胞療法の考え方まで、できるだけわかりやすく解説します。(なお治療効果には個人差があります)

  • ✅ 甲状腺がんの分子標的治療の仕組みと種類
  • ✅ 対象となる患者さんの条件と期待できる効果・副作用
  • ✅ 標準治療が難しい場合に知っておきたい免疫細胞療法の考え方
📋 この記事の目次

甲状腺がんとは?治療の流れをおさらい

甲状腺がんの種類と特徴

甲状腺がんは、喉仏の下に位置する甲状腺に発生するがんの総称です。大きく分けると、乳頭がん・濾胞がん・髄様がん・未分化がんの4種類があります。このうち乳頭がんと濾胞がんは「分化型甲状腺がん」と呼ばれ、全体の約90%以上を占めます。一般的に進行が緩やかで予後が比較的良好とされていますが、遠隔転移が起きた場合や放射性ヨウ素療法が効かなくなった場合は、治療の方針が大きく変わります。

一方、未分化甲状腺がんは全体の約1〜2%と頻度は低いものの、急速に進行するため治療の難易度が高く、診断から治療開始までのスピードが求められます。髄様がんは遺伝性のものが約25%あるとされており、遺伝子検査を含めた精密な診断が必要です。

標準治療の流れ

甲状腺がんの標準治療は、主に①外科手術(甲状腺摘出)→②放射性ヨウ素(I-131)療法→③TSH抑制療法(甲状腺ホルモン投与)という流れで行われます。分化型甲状腺がんの多くはこの流れで治療が進みますが、放射性ヨウ素療法が効かないと判断されたケースや、手術が困難な進行・再発がんでは、次のステップとして分子標的治療が検討されることになります。

「標準治療の次に何があるのか」を知っておくことは、治療の選択肢を広げるうえでとても重要です。焦らず、一つひとつ理解を深めていきましょう。

「放射性ヨウ素が効かなくなった」とはどういう状態?

分化型甲状腺がんの細胞は、もともと放射性ヨウ素を取り込む性質を持っています。しかし再発・進行を繰り返すうちに、がん細胞がこの性質を失い、放射性ヨウ素を吸収できなくなることがあります。この状態を「放射性ヨウ素難治性甲状腺がん」と呼びます。この段階になると、放射性ヨウ素療法の効果が期待できないため、分子標的薬が主な選択肢として浮上します。

分子標的治療とは?仕組みをわかりやすく解説

従来の抗がん剤との違い

「分子標的治療」という言葉を初めて聞くと難しく感じるかもしれませんが、考え方はシンプルです。従来の抗がん剤は、増殖が速い細胞(がん細胞を含む)を広く攻撃するアプローチでした。そのため正常な細胞も影響を受けやすく、脱毛・吐き気・骨髄抑制といった副作用が生じやすいという特徴があります。

一方、分子標的治療はがん細胞の増殖・生存に深く関わる特定の分子(たんぱく質・受容体・酵素)だけを狙い撃ちにする薬物療法です。不要な攻撃を減らし、がん細胞への打撃を効率よく与えることを目指した設計となっています。ただし、副作用がゼロというわけではなく、薬の種類によって異なる副作用が現れる場合があります(詳しくは後述します)。

Point 01 分子標的治療の基本的な仕組み
がん細胞の”弱点分子”を特定して攻撃する

がん細胞が増殖するためには、特定のシグナル伝達経路(情報の伝わり道)が必要です。分子標的薬はそのシグナルを伝える”カギとなる分子”をブロックし、がん細胞の増殖を抑える働きをします。「がん細胞に特化した攻撃ができる薬」というイメージが近いでしょう。

Point 02 甲状腺がんで狙われる主な”標的”
VEGFR・RET・BRAFなどの分子が主要ターゲット

甲状腺がんでは「VEGFR(血管内皮細胞増殖因子受容体)」「RET(がん化に関わる遺伝子)」「BRAF(細胞増殖シグナルに関わる酵素)」などが主な標的となります。これらの分子の働きを薬が抑えることで、腫瘍への血液供給を断ったり、がん細胞の増殖シグナルをブロックしたりします。

Point 03 「よくある誤解」を整理しておこう
分子標的薬は「がんを治す薬」ではなく「がんをコントロールする薬」

分子標的薬について多い誤解として「飲めばがんが治る」というイメージがあります。しかし正確には、がんの進行を遅らせたり、腫瘍を縮小させることを目的とした薬です。症状が安定・改善する期間(無増悪生存期間)を延ばすことが主な目標となります。個人差が大きく、すべての患者さんに同じ効果が得られるわけではありません。

どんな患者さんが対象になる?

甲状腺がんの分子標的治療は、主に以下のような条件を満たす患者さんが対象として検討されることが多いです。手術・放射性ヨウ素療法・TSH抑制療法といった標準治療が効かなくなった、または適応が難しいと判断された進行・再発がんの患者さんです。また、未分化甲状腺がんや髄様がんのように、放射性ヨウ素療法がもともと適応でないがん種でも、分子標的薬の使用が検討されます。

どの薬を使うかは、がんの組織型や遺伝子変異の有無(BRAF変異など)によっても異なるため、遺伝子パネル検査や生検を通じた精密な診断が重要なステップになります。

甲状腺がんの分子標的薬の種類と特徴

主な分子標的薬の一覧

現在、甲状腺がんに用いられる主な分子標的薬には以下のようなものがあります。それぞれ対象となるがんの種類・標的分子・投与方法が異なります。あくまでも参考情報として、担当医との相談の際に活用してください。

薬剤名(一般名) 主な対象 主な標的
レンバチニブ 放射性ヨウ素難治性分化型甲状腺がん VEGFR・FGFR・RETなど
ソラフェニブ 放射性ヨウ素難治性分化型甲状腺がん VEGFR・BRAF・RETなど
バンデタニブ 髄様甲状腺がん RET・VEGFRなど
カボザンチニブ 髄様甲状腺がん RET・MET・VEGFRなど
ダブラフェニブ+トラメチニブ BRAF変異を持つ未分化甲状腺がん BRAF・MEK

※上記はあくまでも情報提供を目的とした参考一覧です。実際の使用可否・投与量は患者さんの状態・病期・合併症などにより主治医が判断します。自己判断での服用は危険ですので、必ず専門医にご相談ください。

分化型甲状腺がんへのアプローチ

放射性ヨウ素難治性の分化型甲状腺がんには、現在日本ではレンバチニブとソラフェニブが保険適用されており、標準治療として位置づけられています。国内外の臨床試験データでは、レンバチニブは無増悪生存期間を有意に延長したことが示されています(個人差があります)。どちらの薬を選ぶかは、患者さんの全身状態・合併症・希望を踏まえて担当医が総合的に判断します。

未分化・髄様甲状腺がんへのアプローチ

未分化甲状腺がんでBRAF遺伝子変異(V600E変異)が確認された場合は、ダブラフェニブとトラメチニブの併用療法が選択肢のひとつとなります。遺伝子変異の有無によって治療法が変わるため、組織診断と遺伝子検査を組み合わせた精密な評価が欠かせません。髄様がんには、バンデタニブまたはカボザンチニブが適応されることがあります。

分子標的治療の効果と副作用・注意点

期待できる効果と治療期間の目安

分子標的治療の主な目的は、腫瘍の縮小・進行の抑制・症状の安定化です。完全にがんがなくなることを目指すというよりも、がんと共存しながら生活の質(QOL)を維持・向上させることを重視した治療と言えます。

治療期間は患者さんの状態や薬剤の効果によって異なりますが、効果が持続している間は継続して服薬するケースが多く、数ヶ月から数年にわたることもあります。ただし、薬剤耐性が生じて効果が弱まることもあるため、定期的な画像検査(CTや超音波)で効果を確認しながら治療方針を見直すことが重要です(個人差があります)。

主な副作用とその対処法

分子標的薬には特有の副作用があります。代表的なものを以下に整理します。副作用の出方や程度には個人差がありますので、気になる症状が現れた場合は速やかに担当医に相談することが大切です。

レンバチニブ・ソラフェニブの主な副作用

  • 高血圧(最も頻度が高い)
  • 手足症候群(手のひら・足裏の発赤・痛み)
  • 下痢・食欲不振
  • 疲労感・倦怠感
  • 体重減少
  • 甲状腺機能低下の変化

副作用への主な対処のポイント

  • 降圧薬による血圧管理
  • 保湿クリームで手足を保護
  • こまめな水分・栄養補給
  • 服薬量の調整(医師の指示のもと)
  • 定期的な血液・尿検査でモニタリング
  • 症状が強い場合は迷わず受診

⚠️ 注意:自己判断で服薬を中断しないこと

副作用がつらくなると「薬を飲むのをやめてしまおう」と考える患者さんもいます。しかし、自己判断での服薬中断は治療効果に影響を及ぼす可能性があります。副作用が気になる場合は、まず担当医に相談し、用量調整や休薬などの対応を検討してもらいましょう。

分子標的治療が効かなくなったら?次の選択肢

分子標的薬は継続使用のなかで薬剤耐性が生じ、効果が弱まるケースがあります。そうなった場合、別の分子標的薬への切り替えや、免疫チェックポイント阻害剤・がん免疫細胞療法など他のアプローチとの組み合わせを検討することが選択肢のひとつになります。標準治療だけで選択肢が尽きたと感じる前に、専門家へのご相談をお勧めします。東京都千代田区をはじめ、国内外にもさまざまな専門機関があります。ひとりで抱え込まず、情報収集を続けることが大切です。

ICVS東京クリニックが取り組むHITV療法について

標準治療との併用が可能な免疫細胞療法

東京都千代田区に位置するICVS東京クリニックでは、2008年の開院以来、がん免疫細胞療法「HITV療法」に特化した診療を続けてまいりました。HITV療法は、患者さんご自身の免疫細胞(樹状細胞)を活性化・培養し、CTガイド下で腫瘍内に直接投与する独自開発の治療法です。

分子標的治療や放射線療法などの標準治療との併用が可能な点が特徴のひとつです。「今の治療を続けながら、もう一つの選択肢も探したい」とお考えの患者さんやご家族のご相談をお受けしています。

  • 🏥 院内に国際GMP基準の細胞培養加工施設(CPC)を完備。品質管理された環境で細胞を培養・加工
  • 🌏 世界2,000名以上の治療実績(日本語・英語・中文対応で国内外からの患者さんをサポート)
  • 📋 一人ひとりの状態に合わせたオーダーメイドの治療計画。完全予約制・日帰り外来通院が可能
  • 💬 治療前の丁寧な説明と同意を重視。患者さんとご家族が納得したうえで治療を開始

📌 費用・診療について

HITV療法は全額自己負担の自由診療です。医療相談(電話・オンライン・対面):税込11,000円/初診料:税込33,000円。HITV療法治療費・CTガイド下投与オプションについては治療計画に応じて異なりますので、詳しくはお問い合わせください。診療時間は9:00〜12:00/13:00〜17:00(土・日・祝休診)。

👨‍⚕️ 理事長:蓮見賢一郎 より

「治す」ことをあきらめず、これまでの治療の限界を超えてがんから解放されるために、私たちは常に患者さまのパートナーであり続けたいと思っています。甲状腺がんで分子標的治療を受けられている方、あるいは次の選択肢を探しておられる方も、まずは現在の状況をお聞かせください。どんな困難な状況でも、患者さまやご家族のお力になれるよう、東京都千代田区のクリニックで誠実にご対応いたします。

よくあるご質問(FAQ)

Q 分子標的治療は保険が適用されますか?
A レンバチニブやソラフェニブなど、日本で承認されている甲状腺がん向けの分子標的薬については、一定の条件を満たした場合に公的医療保険が適用されます。ただし、対象となるがんの種類・病期・前治療歴などの条件がありますので、担当医に確認することが重要です。保険適用外の薬剤を使用する場合や、自由診療の免疫細胞療法と組み合わせる場合は、費用負担が異なります。
Q 分子標的治療中に免疫細胞療法を受けることはできますか?
A 患者さんの状態や使用している薬剤の種類にもよりますが、一般的に免疫細胞療法(HITV療法など)は標準治療との併用が検討できる場合があります。ただし、個々の状態によって適否が異なりますので、現在の治療を担当している主治医とICVS東京クリニックの両方にご相談いただき、連携のうえで安全に進めることが重要です。(個人差があります)
Q 甲状腺がんで遠方からでも相談できますか?
A ICVS東京クリニックでは、電話・オンライン・対面での医療相談(税込11,000円)に対応しています。東京都千代田区への来院が難しい方や、海外在住の方(日本語・英語・中文対応)からのご相談もお受けしています。まずはお気軽にお問い合わせください。クリニックはホテルニューオータニ内新紀尾井町ビル4Fにあり、東京メトロ「赤坂見附駅」から徒歩4分とアクセスも良好です。

まとめ

この記事のポイントまとめ

  • ✅ 甲状腺がんの分子標的治療とは、がん細胞の増殖に関わる特定の分子を標的とした薬物療法で、放射性ヨウ素難治性がんなどで主に検討される
  • ✅ レンバチニブ・ソラフェニブ(分化型)、バンデタニブ・カボザンチニブ(髄様)、ダブラフェニブ+トラメチニブ(BRAF変異型未分化)など種類がある
  • ✅ 腫瘍の縮小・進行抑制・症状の安定化が主な目的で、副作用のモニタリングと担当医との連携が継続して大切(個人差があります)
  • ✅ 分子標的治療が効かなくなった場合や併用を検討したい場合、免疫細胞療法など他のアプローチについて専門機関に相談することも選択肢のひとつ
  • ✅ 「治す」ことをあきらめず、ひとりで悩まず、専門家に相談しながら治療の選択肢を広げていくことが大切

HITV療法についてのご相談予約・お問い合わせ

甲状腺がんの治療でお悩みのご本人・ご家族の方へ。東京都千代田区・ICVS東京クリニックでは、電話・オンライン・対面での医療相談(税込11,000円)に対応しています。まずはお気軽にご連絡ください。

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監修医師プロフィール

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蓮見賢一郎 (理事長)

ICVS東京クリニックでは開院以来、免疫療法によるがんの縮小や消失を目指してまいりました。免疫療法は、抗がん剤や放射線治療などの標準治療と組み合わせることで、その働きを助け治癒を早めるようになることが予測されています。
今後は、抗がん剤や放射線治療に支えられ、治癒を早める免疫療法ががん治療の主役となることが期待されています。当院の免疫療法においてもより真摯に、かつ新たな気持ちで取り組んでまいります。今後とも尚一層のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。

資格・所属学会:【経歴】、埼玉医科大学卒業。、東京大学医科学研究所を経て、現在は米国法人 蓮見国際研究財団理事長。、世界各国で『国際がんワクチン・シンポジウム』を開催し、がん免疫療法の啓蒙と研究活動を推進している。、米国Thomas Jefferson 大学 Kimmel Cancer Center に研究講座を開設、同大学の客員教授。、ブルガリアPleven 医科大学より、がん免疫療法の研究活動に対して名誉博士号授与。、その他、米国Maryland 州立大学、ドイツ Erlangen 大学との共同研究や、マレーシア国民大学(UKM)との臨床試験を行っている。

※ 本記事は医療広告ガイドラインに基づき、監修のもと作成しています。治療の効果・費用・期間には個人差があります。詳細は必ず医師にご確認ください。

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