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大腸がんと生活習慣の関係

大腸がんは、日本人に最も多いがんです。

年間15万人以上が診断され、その数は高齢化に伴い増加傾向にあります。一生のうちに大腸がんと診断される確率は、男性で10.3%(10人に1人)、女性で8.1%(12人に1人)と推計されています。

近年の研究により、大腸がんの発症には生活習慣が深く関わることが明らかになってきました。食生活や運動習慣、喫煙や飲酒といった日常の選択が、がんのリスクを左右するのです。

本記事では、大腸がんの発症リスクに影響を与える生活習慣について、科学的根拠に基づいて詳しく解説します。日常生活で注意すべきポイントを知ることで、予防への第一歩を踏み出しましょう。

大腸がん発症の主なリスク要因

大腸がんの約70〜80%は、遺伝とは関係なく発症する「散発性大腸がん」です。このタイプは家系に関係なく誰にでも起こり得るもので、生活習慣が大きく影響します。

喫煙による影響

喫煙は大腸がんの発症リスクを明確に高めます。

1日あたり20本以上タバコを吸う人は、男性で約20%、女性で約40%、大腸がんのリスクが高くなることが研究で明らかになっています。タバコに含まれる有害物質が腸内環境を悪化させ、発がん物質の生成を促進するためです。

飲酒と大腸がんの関係

アルコールの摂取量が増えるほど、大腸がんのリスクは上昇します。

飲まない人と比較すると、1日あたりのアルコール摂取量が多い人ほど発症リスクが高まることが複数の研究で示されています。アルコールは腸内で有害物質に変換され、粘膜を傷つけるのです。

肥満が及ぼす影響

肥満は大腸がんの重要なリスク要因です。

BMI(体格指数)が上昇するにつれてリスクが増加し、特に男性の場合はBMIが25以上の人で顕著な傾向が見られます。肥満により体内の炎症反応が慢性化し、がん細胞の増殖を促す環境が作られてしまうのです。

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食生活と大腸がんの深い関わり

食生活は大腸がんの発症に大きく影響します。

脂肪の多い食物は腸内で胆汁酸や腸内細菌が作用しあって発がん物質を生成し、それが大腸の粘膜と長期にわたって接触することでがんが発生するのです。近年、わが国で大腸がんが急速に増加した背景には、高脂肪・低繊維食の欧米型食生活への変化が指摘されています。

赤肉・加工肉の摂取リスク

加工肉や赤肉(牛、豚、羊など)の過剰摂取は、大腸がんのリスクを増加させます。

特に女性では、これらの食品の摂取により大腸がんが発生する危険性が高くなる可能性があることが研究で示されています。加工肉に含まれる保存料や、赤肉を高温調理する際に生成される物質が、発がんに関与すると考えられています。

野菜・果物不足の問題

緑黄色野菜や果物の不足は、大腸がんのリスク上昇と関連する可能性があります。

野菜や果物に含まれるビタミン、ミネラル、抗酸化物質は、腸内環境を整え、発がん物質の影響を軽減する働きがあります。食物繊維も大腸がんの予防に効果的である可能性が指摘されており、日々の食事で意識的に摂取することが重要です。

食物繊維とカルシウムの重要性

食物繊維やカルシウムの摂取は、大腸がんの予防に効果的である可能性があるとされています。

食物繊維は腸内の有害物質を吸着して排出を促し、腸内環境を改善します。カルシウムは腸内で胆汁酸と結合し、発がん物質の生成を抑制する働きがあると考えられています。

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運動不足が及ぼす影響

運動習慣は大腸がんの予防に効果的であることがほぼ確実とされています。

日常生活で身体を動かす習慣が、がんの危険性を減らす可能性を示した研究報告は多数あり、なかでも大腸がんは運動習慣により発がんリスクが低下するとの科学的根拠が充実しています。

運動がもたらす予防効果

適度な運動は、大腸がんの罹患リスクを明確に低下させます。

運動により腸の蠕動運動が活発になり、便通が改善されます。その結果、発がん物質が腸内に留まる時間が短縮され、粘膜への悪影響が減少するのです。また、運動は体内の炎症反応を抑制し、免疫機能を高める効果もあります。

推奨される運動習慣

日頃から積極的な運動を心掛けることが大切です。

激しい運動である必要はありません。ウォーキングやジョギング、水泳など、自分に合った運動を継続することが重要です。週に数回、30分程度の運動を習慣化するだけでも、大腸がんの予防効果が期待できます。

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遺伝的要因と家族歴

大腸がんの発症に遺伝が関わることはあります。

ただし、その割合は全体の約5%程度と決して高くはありません。遺伝性大腸がんとは、がんの発生を防ぐ遺伝子(がん抑制遺伝子)に生まれつき異常があり、通常より若い時期からがんになりやすい体質を指します。

家族性大腸腺腫症(FAP)

大腸がん全体の1%未満と希少ですが、常染色体優性遺伝により起こる疾患です。

思春期から20代のうちに無数のポリープが大腸に発生し、放っておくとほぼ100%大腸がんになるため、予防的に若いうちから大腸を切除する手術が必要となります。

リンチ症候群

全大腸がんの2〜5%程度を占め、遺伝性大腸がんの中では多いタイプです。

常染色体優性で遺伝し、子供には50%の確率で遺伝します。比較的若い年代(40代以下)で発症しやすく、大腸以外のがん(子宮体がん、卵巣がん、胃がんなど)も家系内に多発するのが特徴です。

遺伝性を疑うべきサイン

以下のような家族歴がある場合は、遺伝性大腸がんの可能性を考慮する必要があります。

  • 若い年齢(50歳未満)で発症した家族がいる
  • 大腸がんになった家族や親戚が複数人いる
  • 大腸がん以外のがんにも罹った家族がいる

該当する場合は、専門医に相談し、適切な時期に検査を受けることが重要です。

早期発見の重要性と検診

大腸がんは早期に発見できれば、完全な治癒を期待できます。

ステージⅠでの5年生存率は93.1%と非常に高く、早期のうちは自覚症状がほとんど現れないため、定期的な検診が極めて重要です。

便潜血検査の役割

便潜血検査は、便に血液が混じっていないかを調べる簡単な検査です。

市区町村が実施する大腸がん検診、職場の健診、人間ドックなどで行われており、便を採取するだけの簡単な方法で受けられます。40歳以上の男女は、年に1回この検査を受けることが推奨されています。

大腸内視鏡検査の精度

大腸内視鏡検査は、肛門から内視鏡を入れて大腸の中を直接観察する検査です。

ポリープや腫瘍の有無、粘膜の様子を詳しくチェックでき、病変と思われる組織をその場で採取することも可能です。便潜血検査で異常があった場合や、リスクが高い人は、医師と相談のうえで大腸内視鏡検査を検討するとよいでしょう。

検診を受けるタイミング

大腸がんは他のがんに比べると進行スピードが遅いことが多いため、定期的な検診で早期発見が可能です。

便に血が混じる、排便習慣が変化する、腹痛が続くなど、気になる症状が続く場合は、次のがん検診を待たずに医療機関を受診してください。症状がなくても、40歳を過ぎたら年に1回の便潜血検査を習慣にすることが大切です。

出典国立がん研究センター がん情報サービス「大腸がん(結腸がん・直腸がん) 予防・検診」より作成

ICVS東京クリニックの大腸がん治療

進行大腸がんや再発大腸がんに対して、「治癒をあきらめない」という理念のもと、ICVS東京クリニックでは独自の免疫療法を提供しています。

HITV療法は、免疫システムの司令塔である樹状細胞を活用した、当院独自のがん免疫細胞療法です。樹状細胞をCTガイド下で腫瘍へ直接投与することで、患者さまご自身の大腸がんが持つ複数の抗原情報を高精度に学習し、CTL(キラーT細胞)を体内で強力に誘導します。

HITV療法の特徴

腫瘍内に直接投与された樹状細胞は、腫瘍そのものを免疫細胞を生み出す「ワクチン化」し、血液中を巡る微細ながん細胞への継続的な攻撃、転移・再発の抑制といった作用が期待されます。

当院では、国際的GMP基準に準拠した細胞培養加工施設(CPC)を院内に完備し、専任の細胞培養士が樹状細胞および活性化T細胞を厳格に管理・培養しています。

オーダーメイドの治療計画

大腸がんの進行度、転移の有無、これまでの治療歴、全身状態は患者さま一人ひとり異なります。

事前診断や詳細なカウンセリングを通じて、HITV療法を軸とした個別の治療計画をオーダーメイドでご提案します。患者さまご本人だけでなく、ご家族のお気持ちにも配慮し、生活の質(QOL)を大切にした診療を心がけています。

まとめ

大腸がんの発症には、生活習慣が深く関わっています。

喫煙、飲酒、肥満、食生活の乱れ、運動不足といった日常の選択が、がんのリスクを左右します。一方で、禁煙、節度ある飲酒、適正体重の維持、バランスの良い食事、適度な運動といった健康的な生活習慣により、大腸がんの予防が可能です。

早期発見のためには、40歳を過ぎたら年に1回の便潜血検査を受けることが重要です。検査で異常があった場合は、必ず精密検査を受けてください。大腸がんは早期に発見できれば、治癒率が非常に高い病気です。

進行大腸がんや再発大腸がんでお悩みの方は、ICVS東京クリニックの免疫療法という選択肢もあります。治すことをあきらめず、まずは医療相談や事前診断を通じて、現在の状態に適した治療法を一緒に検討しましょう。

今日から始められる生活習慣の改善が、未来の健康を守る第一歩です。

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著者情報

ICVS東京クリニック 理事長 蓮見 賢一郎

 

【経歴】

埼玉医科大学卒業。

東京大学医科学研究所を経て、現在は米国法人 蓮見国際研究財団理事長。

世界各国で『国際がんワクチン・シンポジウム』を開催し、がん免疫療法の啓蒙と研究活動を推進している。

米国Thomas Jefferson 大学 Kimmel Cancer Center に研究講座を開設、同大学の客員教授。

ブルガリアPleven 医科大学より、がん免疫療法の研究活動に対して名誉博士号授与。

その他、米国Maryland 州立大学、ドイツ Erlangen 大学との共同研究や、マレーシア国民大学(UKM)との臨床試験を行っている。