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胃がんステージ4の平均余命はどれくらい?治療によって変わる見通しを解説がん2026/02/20(金)

胃がんステージ4と診断されたときに知っておくべきこと

胃がんステージ4と診断されたとき、多くの方が「余命はどれくらいなのか」「もう治らないのか」という不安に襲われます。

確かに、ステージ4は進行した状態です。しかし、治療法の選択によって予後は大きく変わります。

ステージ4とは、がんが胃から離れた臓器(肝臓、肺、腹膜など)に転移している状態を指します。遠隔転移があるため、手術だけで完全に取り除くことは難しいとされています。

ただし、近年の医療技術の進歩により、化学療法や免疫療法などの治療選択肢が増え、生存期間の延長や症状の改善が期待できるようになってきました。

この記事では、胃がんステージ4の平均余命や生存率、そして治療によってどのように見通しが変わるのかを詳しく解説します。

胃がんステージ4の平均余命と生存率

胃がんステージ4の平均余命は、一般的に約8カ月とされています。

ただし、これはあくまで平均値です。個人の状態や治療内容によって大きく異なります。

5年生存率から見る現実

国立がん研究センターのデータによると、胃がんステージ4の5年生存率は約6.9%です。

一見厳しい数字に見えますが、これは2008~2010年のデータに基づくものです。その後、免疫チェックポイント阻害薬などの新しい治療法が登場し、治療成績は改善傾向にあります。

また、ステージ4であっても、抗がん剤でがんを小さくできれば手術が可能になるケースもあります。実際に、化学療法によってステージIII期以下になり、手術を受けられた患者さんも存在します。

出典国立がん研究センター がん情報サービス「胃がん 治療」(2024年)より作成

余命に影響を与える要因

胃がんステージ4の余命は、以下の要因によって大きく変わります。

  • 転移の範囲と程度・・・肝臓、肺、腹膜など、どの臓器にどの程度転移しているか
  • 全身状態・・・体力、栄養状態、持病の有無
  • 年齢・・・80代以上の高齢者では全身状態の個人差が大きい
  • 治療への反応性・・・化学療法や免疫療法への反応の良し悪し
  • がんの組織型・・・分化型か未分化型か、スキルス胃がんかどうか

特に、スキルス胃がんは進行が早く、若い方でも発症する可能性があるため、注意が必要です。

治療法によって変わる予後の見通し

胃がんステージ4の治療は、完治を目指すというより、がんの進行を抑え、生活の質を保ちながら生存期間を延ばすことが主な目標となります。

しかし、治療法の選択によって、その見通しは大きく変わります。

化学療法(抗がん剤治療)

化学療法は、ステージ4胃がんの標準治療です。

複数の抗がん剤を組み合わせることで、がん細胞の増殖を抑え、腫瘍を縮小させます。治療効果が得られれば、症状の改善や生存期間の延長が期待できます。

近年では、分子標的薬も使用されるようになりました。がん細胞特有の分子を標的とするため、従来の抗がん剤より副作用が少ない傾向があります。

免疫チェックポイント阻害薬

免疫チェックポイント阻害薬は、がん治療における大きな進歩です。

ニボルマブ(オプジーボ)やペムブロリズマブ(キイトルーダ)といった薬剤が、がん化学療法後に増悪した胃がんに対して承認されています。

これらの薬剤は、がん細胞が免疫系の攻撃から逃れるメカニズムを阻害し、患者さん自身の免疫力でがんを攻撃します。従来の化学療法とは異なるアプローチで、一部の患者さんでは長期的な効果が得られることもあります。

次世代免疫療法(HITV療法)

標準治療だけでは十分な効果が得られなかった方に対して、次世代免疫療法という選択肢もあります。

ICVS東京クリニックでは、HITV療法(Human Initiated Therapeutic Vaccine)という樹状細胞を活用した免疫療法を提供しています。

この治療法は、患者さん自身の腫瘍が持つがん情報を樹状細胞に学習させ、CTガイド下で腫瘍内に直接投与します。投与された樹状細胞は、キラーT細胞(CTL)を体内で誘導し、24時間休むことなくがん細胞を攻撃し続けます。

腫瘍そのものをワクチン化することで、画像診断では捉えきれない微細ながん細胞にも対応し、転移・再発の抑制を目指す治療です。

なお、HITV療法は日本国内の医薬品医療機器等法において未承認であり、保険適用外の自由診療となります。

末期症状とケアについて

胃がんステージ4が進行すると、さまざまな症状が現れます。

適切なケアを受けることで、これらの症状を和らげ、生活の質を保つことが可能です。

主な末期症状

胃がんの末期症状には、以下のようなものがあります。

  • 食欲不振と体重減少・・・がんによる代謝異常や胃の機能低下
  • 腹痛や腹部膨満感・・・腫瘍の増大や腹水の貯留
  • 吐き気や嘔吐・・・胃の出口が狭くなることによる通過障害
  • 貧血・・・腫瘍からの出血
  • 全身倦怠感・・・栄養状態の悪化や貧血

これらの症状は、緩和ケアによって軽減できる可能性があります。

緩和ケアの重要性

緩和ケアは、がんそのものを治すのではなく、痛みや苦痛を和らげ、患者さんとご家族の生活の質を向上させることを目的とした医療です。

がんと診断されたときから、治療と並行して受けることができます。

痛みのコントロール、栄養管理、精神的サポートなど、多角的なアプローチで患者さんを支えます。つらいときは遠慮せずに医療者やがん相談支援センターに相談しましょう。

出典国立がん研究センター がん情報サービス「胃がん 治療」(2024年)より作成

治療を選択する際に大切なこと

胃がんステージ4の治療を選択する際には、いくつかの重要なポイントがあります。

担当医との十分な話し合い

治療方針は、がんの進行度、体の状態、年齢、生活環境などを総合的に考慮して決定します。

担当医と十分に話し合い、治療のメリット・デメリット、予想される副作用、生活への影響などを理解した上で選択することが大切です。

セカンドオピニオンの活用

治療方針に迷ったときは、セカンドオピニオンを求めることも有効です。

別の医療機関の専門医の意見を聞くことで、より納得のいく治療選択ができます。主治医に遠慮する必要はありません。

生活の質(QOL)を重視する

治療効果だけでなく、生活の質を保つことも重要です。

体力に不安がある場合や、副作用が強く出る場合は、治療の強度を調整することも検討します。患者さんご自身とご家族の思いを最優先に、できる限り心身の負担が少ない治療を選ぶことが大切です。

希望を持ち続けることの大切さ

胃がんステージ4と診断されても、希望を失う必要はありません。

医療技術は日々進歩しており、新しい治療法が次々と開発されています。実際に、標準治療に加えて免疫療法などの選択肢を組み合わせることで、長期生存を実現している患者さんもいらっしゃいます。

大切なのは、「今できることを、確実に選択する」という前向きな姿勢です。

治療だけでなく、栄養管理、適度な運動、ストレスケアなど、日常生活でできることにも目を向けましょう。禁煙は治療効果を高めるために特に重要です。

また、家族や友人、医療者との良好なコミュニケーションも、治療を続ける上での大きな支えとなります。

ICVS東京クリニックでは、「延命ではなく、救命を目指す」という理念のもと、進行がん・再発がんに特化した免疫療法を提供しています。標準治療だけでは十分な効果が得られなかった方、別の可能性を知った上で判断したい方にとって、一度相談してみる価値があるでしょう。

2008年の設立以来、世界各国から2,000名以上の患者さんを受け入れ、治療支援に携わってきました。院内には国際的なGMP基準に準じた細胞培養加工施設を完備し、厚生労働省の許可を受けた特定細胞加工施設として、品質管理を重視した治療体制を構築しています。

患者さん一人ひとりの状態に応じたオーダーメイドの治療計画を提案し、生活の質を保ちながら治療を続けることを重視しています。

治療に関するご相談は、お気軽にお問い合わせください。

詳細はこちらのHPをご覧ください

著者情報

ICVS東京クリニック 理事長 蓮見 賢一郎

 

【経歴】

埼玉医科大学卒業。

東京大学医科学研究所を経て、現在は米国法人 蓮見国際研究財団理事長。

世界各国で『国際がんワクチン・シンポジウム』を開催し、がん免疫療法の啓蒙と研究活動を推進している。

米国Thomas Jefferson 大学 Kimmel Cancer Center に研究講座を開設、同大学の客員教授。

ブルガリアPleven 医科大学より、がん免疫療法の研究活動に対して名誉博士号授与。

その他、米国Maryland 州立大学、ドイツ Erlangen 大学との共同研究や、マレーシア国民大学(UKM)との臨床試験を行っている。

甲状腺がんの初期症状をチェック|見逃しやすいサインと受診の目安甲状腺がん2026/02/20(金)

首に小さなしこりを感じたとき、「ただの腫れだろう」と見過ごしてしまう方は少なくありません。

痛みがなければ、なおさら気にならないかもしれません。

しかし、甲状腺がんは初期段階では自覚症状が乏しく、気づかないうちに進行することがあります。

私は長年、がん免疫療法の研究と臨床に携わってきましたが、甲状腺がんの早期発見が患者さんの予後を大きく左右することを何度も目にしてきました。特に若い世代の方々にとって、甲状腺がんは決して他人事ではありません。

本記事では、甲状腺がんの初期症状として見逃しやすい6つのサインと、受診のタイミングについて詳しく解説します。

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甲状腺がんとは

甲状腺は首の前方、のどぼとけのすぐ下にある蝶のような形をした小さな臓器です。

重さは約15グラム、縦4センチほどの大きさで、代謝を調整するホルモンを生成する役割を持っています。

この甲状腺に発生する悪性腫瘍が「甲状腺がん」です。

甲状腺がんは比較的稀ながんですが、特に女性に多く発症する傾向があります。実際、患者の多くが女性であることが大きな特徴です。

甲状腺がんの種類

甲状腺がんには、いくつかの種類があり、それぞれ異なる特徴や進行の仕方があります。

乳頭がんは、全体の約80~90%を占める最も一般的なタイプです。

進行が比較的ゆっくりで、治療によって良好な結果が期待できるケースが多いとされています。

濾胞がんは、甲状腺がんの約10~15%を占め、血行性に肺や骨へ転移しやすい特徴があります。

乳頭がんに次いで多いタイプですが、予後は乳頭がんよりやや慎重な経過観察が必要です。

髄様がんは稀なタイプで、家族性を持つことがあります。

カルシトニンというホルモンを分泌する性質があり、全身に影響する症状が現れることがあります。

未分化がんは、非常に悪性度が高く、進行が極めて速いタイプです。

数週間で急速に増大することもあり、予後が厳しいケースが多いとされています。

見逃しやすい6つの初期症状

甲状腺がんの初期症状は、他の病気と似ていることがあり、気づきにくいことが多いです。

以下のような症状に心当たりがある場合は、早めに医師に相談することをおすすめします。

1. 首にしこりや腫れがある

甲状腺がんの最も一般的な兆候は、首にできるしこりです。

しこり自体に痛みは感じないことが多く、首の前面、特に喉の付近に小さな硬いしこりができることがあります。

このしこりは、時間が経つと少しずつ大きくなることがあり、気付いたときにはかなりの大きさになっていることもあります。

正常の甲状腺は柔らかいので、外から手で触ってもわかりませんが、腫れてくると手で触ることができ、ある程度大きくなると首を見ただけでも腫れがわかるようになります。

2. 声の変化

甲状腺がんが進行し、声帯の神経に影響を与えると、声がかすれたり、か弱くなったりすることがあります。

突然の声の変化が見られ、長期間続く場合は、甲状腺に何らかの異常がある可能性があります。

これは、腫瘍が周囲の神経を圧迫することによって生じる症状です。

3. 飲み込みにくさや息苦しさ

甲状腺がんが成長して周囲の組織や気管、食道に圧力をかけると、飲み込みにくさや息苦しさを感じることがあります。

特に、飲食物が喉に引っかかる感じや、息を吸うのが難しくなる場合は、甲状腺がんの症状として現れることがあります。

進行に伴い、腫瘍の増大によって首の圧迫感が出現する場合もあるでしょう。

4. 首や喉の痛み

甲状腺がんが進行してくると、首や喉、顎に痛みが広がることがあります。

初期には痛みを感じないことが多いですが、痛みが徐々に増してくることがあります。

原因がはっきりしない首の痛みが続く場合は、注意が必要です。

5. リンパ節の腫れ

甲状腺がんがリンパ節に転移すると、首のリンパ節が腫れることがあります。

痛みはないことが多いですが、触れると異常に大きくなったリンパ節を感じることができます。

リンパ節転移が進行した状態では、症状が日常生活に影響することもあります。

6. 慢性的な咳や下痢

髄様がんの場合、ホルモンの一種であるカルシトニンを分泌する性質をもつため、全身に影響する症状が現れることがあります。

慢性的な下痢や顔のほてり、発汗などがみられる場合もあり、一見すると甲状腺の病気とは結びつきにくい症状が組み合わさる点が特徴です。

また、濾胞がんが肺や骨へ転移した場合、原因がはっきりしない骨の痛みや、咳、息切れといった症状が現れることがあります。

甲状腺がんが症状に出にくい理由

甲状腺がんは、なぜ初期段階で症状が出にくいのでしょうか。

その理由を理解することで、早期発見の重要性がより明確になります。

痛みが出にくい

甲状腺は、痛みを感じる神経が比較的少ない臓器です。

そのため、がんがあっても痛みとして自覚されにくく、首にしこりがあっても異常と感じない場合があります。

これが、甲状腺がんの発見が遅れる一因となっています。

進行がゆるやか

甲状腺がんの中でも、特に乳頭がんは進行がゆるやかなことが多いです。

数年から10年以上かけて少しずつ大きくなることもあり、症状の変化に気づきにくい場合があります。

このゆっくりとした進行が、かえって早期発見を難しくしているのです。

機能異常が少ない

甲状腺がんでは、甲状腺ホルモンの分泌に大きな異常が出ないことも少なくありません。

そのため、TSH(甲状腺の働きを調整するホルモン)やFT3・FT4(甲状腺から分泌されるホルモン)の血液検査が正常範囲であっても、がんを完全に否定できない場合があります。

甲状腺の機能が正常であることが、かえって安心材料となり、検査を受けるタイミングを逃してしまうこともあるのです。

受診の目安とタイミング

では、どのような場合に医療機関を受診すべきでしょうか。

以下のような状況では、早めに専門医の診察を受けることをおすすめします。

首にしこりを感じたとき

首にしこりを感じた場合、たとえ痛みがなくても、一度医師に相談することが大切です。

しこりが硬く、動かすと痛みを伴う場合や、首のリンパ節が腫れている場合は特に注意が必要です。

自己判断で様子を見るのではなく、早めの受診が重要です。

声の変化が続くとき

声のかすれや変声が2週間以上続く場合は、甲状腺の異常を疑う必要があります。

風邪などの明確な原因がないにもかかわらず、声の変化が続く場合は、専門医の診察を受けましょう。

飲み込みにくさや息苦しさがあるとき

飲食物が喉に引っかかる感じや、息を吸うのが難しくなる症状が続く場合は、早急に受診が必要です。

これらの症状は、甲状腺がんが周囲の組織に影響を与えている可能性があります。

家族歴がある場合

甲状腺がんの家族歴がある方は、定期的な検診を受けることをおすすめします。

特に髄様がんは遺伝的な要因が関係していることがあり、家族性甲状腺がんとして知られています。

家族に甲状腺がんの方がいる場合は、早めに医師に相談し、適切な検査を受けることが大切です。

甲状腺がんの検査方法

甲状腺がんの疑いがある場合、どのような検査が行われるのでしょうか。

主な検査方法について解説します。

血液検査

血液検査では、甲状腺ホルモン(T4、T3)や甲状腺刺激ホルモン(TSH)の値をチェックします。

甲状腺ホルモンは、私たちの体の新陳代謝を調節する重要な役割を果たしており、全身の代謝を活性化し、調節する働きがあります。

ただし、甲状腺がんでは甲状腺ホルモンの分泌に大きな異常が出ないことも多いため、血液検査だけでは診断が難しい場合があります。

超音波検査

超音波検査は、甲状腺の大きさや腫瘍の存在を確認するために行われます。

痛みがなく、短時間で実施できるため、甲状腺の異常を調べる際の第一選択となることが多いです。

超音波検査により、しこりの性状や大きさ、リンパ節の状態を詳しく観察することができます。

細胞診

甲状腺がんの疑いがある場合、超音波検査や血液検査、細胞診などの検査が行われます。

細胞診では、しこりから細胞を採取し、顕微鏡で観察することで、がん細胞の有無を確認します。

確定診断のためには、生検やMRI、CTスキャンなどの画像診断が必要となることもあります。

早期発見の重要性

甲状腺がんは、早期に発見されれば治療が非常に効果的です。

特に乳頭がんや濾胞がんのように進行が遅いがんの場合、早期に治療を開始することで、ほとんどの患者さんが良好な予後を期待できます。

一方、未分化がんのように進行が早いがんの場合でも、早期発見が命を救う可能性があります。

定期的な検診の重要性

甲状腺がんは、早期にはほとんど症状がないため、定期的な健康診断が重要です。

特に、甲状腺の異常が疑われる家族歴がある方や、甲状腺疾患の既往歴がある方は、定期的に甲状腺の検査を受けることを強くおすすめします。

超音波検査や血液検査を通じて、早期の異常を発見することが可能です。

自己チェックを習慣に

日常的に、自分で首をチェックする習慣をつけることも有効です。

鏡の前で首を観察し、しこりや腫れがないかを確認してください。

また、指で軽く触れて、異常を感じる部分がないかをチェックしましょう。

早期発見、早期治療が、良好な治療結果に繋がるため、定期的な健康診断や自己チェックを行うことをおすすめします。

ICVS東京クリニックでの治療アプローチ

私たちICVS東京クリニックでは、「延命ではなく、救命を目指して」という理念のもと、標準治療だけでは治癒が難しいとされるステージⅣの進行がん・再発がんに特化した次世代免疫療法を提供しています。

治療の中核となるのは、「HITV療法(Human Initiated Therapeutic Vaccine)」という免疫細胞療法です。

樹状細胞を活用し、体内でがんを攻撃するCTL(キラーT細胞)を効率的に誘導することで、がんの消失(治癒)を目標としています。

HITV療法の特徴

HITV療法では、樹状細胞を腫瘍へ直接投与する点が大きな特徴です。

CT画像で確認しながら腫瘍内へ直接注入(腫瘍内注入が難しい場合は腫瘍を栄養する主要血管内への投与)を行うことで、患者さんご自身の腫瘍が持つ複数のがん情報を、より正確に樹状細胞へ学習させることを目指しています。

また、腫瘍のワクチン化という考え方を採用しており、腫瘍に投与された樹状細胞ががん情報を高精度で認識することで、CTLへの指示も精密化され、投与後2週間前後からCTLが体内に誘導され、24時間休むことなくがん細胞へ攻撃を継続します。

さらに、画像診断で判別できない微細ながん細胞が血液により移動・着床することが転移・再発の一因とされるため、腫瘍のワクチン化によって生まれる高精度なCTLが血液中を巡回し、がん細胞を見つけると即時に攻撃することで、転移・再発を防ぐことにつなげることを目指しています。

世界水準の治療体制

当院は、2008年の設立以来、2,000名以上の治療支援実績を持ち、日本のみならず、台湾、中国、マレーシア、ロシア、オーストラリアなど世界各国から患者さんをお迎えしてきました。

院内には国際的GMP基準に準じた細胞培養加工施設(CPC)を完備し、採取した細胞はすべて院内で厳密に管理・培養されます。

また、再生医療等安全性確保法に則り、厚生労働省の許可を受けた特定細胞加工施設として運用しており、品質管理を重視した培養体制を構築しています。

なお、HITV療法は日本国内の医薬品医療機器等法において未承認であり、保険適用外の自由診療となります。

まとめ

甲状腺がんは初期段階では自覚症状が乏しく、気づかないうちに進行することがあります。

首のしこり、声の変化、飲み込みにくさ、息苦しさ、首や喉の痛み、リンパ節の腫れ、慢性的な咳や下痢といった症状に心当たりがある場合は、早めに医師に相談することが大切です。

甲状腺がんは早期に発見されれば治療が非常に効果的であり、定期的な検診や自己チェックを習慣にすることで、早期発見につながります。

私たちICVS東京クリニックでは、進行がん・再発がんに特化したHITV療法を提供しており、患者さん一人ひとりに合わせたオーダーメイドの治療計画を立案しています。

がんと診断されたとき、多くの方が「もう治らないのではないか」という強い不安や絶望を感じます。

しかし、私たちは「延命ではなく、救命を目指す」という明確な理念のもと、治すことを決してあきらめず、患者さんやご家族の力となるために尽力しています。

甲状腺がんについて不安や疑問がある方、標準治療だけでは十分な効果が得られなかった方は、ぜひ一度ご相談ください。

詳細はこちらのHPをご覧ください

著者情報

ICVS東京クリニック 理事長 蓮見 賢一郎

 

【経歴】

埼玉医科大学卒業。

東京大学医科学研究所を経て、現在は米国法人 蓮見国際研究財団理事長。

世界各国で『国際がんワクチン・シンポジウム』を開催し、がん免疫療法の啓蒙と研究活動を推進している。

米国Thomas Jefferson 大学 Kimmel Cancer Center に研究講座を開設、同大学の客員教授。

ブルガリアPleven 医科大学より、がん免疫療法の研究活動に対して名誉博士号授与。

その他、米国Maryland 州立大学、ドイツ Erlangen 大学との共同研究や、マレーシア国民大学(UKM)との臨床試験を行っている。

悪性リンパ腫と白血病の違いとは?症状・治療・進行の違いを整理がん2026/02/19(木)

悪性リンパ腫と白血病の違いとは?

血液のがんと聞くと、多くの方が「白血病」や「悪性リンパ腫」を思い浮かべるのではないでしょうか。

どちらも血液細胞に関わる病気ですが、発症の仕組みや進行の仕方、治療法には大きな違いがあります。

私は長年、がん免疫療法の臨床と研究に携わってきましたが、患者さんやご家族から「悪性リンパ腫と白血病はどう違うのですか?」という質問を数多くいただいてきました。

本記事では、血液がんの代表である「悪性リンパ腫」と「白血病」について、それぞれの特徴や違いを医学的根拠に基づいて詳しく解説します。

悪性リンパ腫とは?発症部位と特徴

悪性リンパ腫は、リンパ組織(リンパ節や脾臓、骨髄など)にできる血液のがんです。

リンパ球(白血球の一種)ががん化し、異常に増殖することで発症します。

悪性リンパ腫の主な分類

悪性リンパ腫には大きく分けて「ホジキンリンパ腫」と「非ホジキンリンパ腫」の2つのタイプがあります。

日本では非ホジキンリンパ腫が圧倒的に多く、悪性リンパ腫の約9割を占めています。

ホジキンリンパ腫は、特徴的な異常細胞(Reed-Sternberg細胞)が認められるタイプで、欧米では若年層に多く見られますが、日本では比較的少ない傾向にあります。早期発見・治療により高い治癒率を誇ります。

非ホジキンリンパ腫は、ホジキン型以外のすべてのリンパ腫を含む総称で、約60種類以上のサブタイプがあり、多様性が非常に高いのが特徴です。日本人に多く、特にB細胞性リンパ腫が主流となっています。

悪性リンパ腫の発症率

日本では、10万人あたり約30人が新しく悪性リンパ腫と診断されています。

患者数は白血病より多く、がん全体でみると8番目に多いがんとなっています。

年齢では、60歳ごろから増加し、70歳代でピークを迎える傾向があります。

悪性リンパ腫の原因とは?発症に関係する要因を徹底解説

悪性リンパ腫はどのような原因で発症するのでしょうか。
発症に関係する要因や知っておきたいポイントを解説します。

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白血病とは?骨髄で起こる異常増殖

白血病は、骨髄で作られる白血球ががん化して異常増殖する血液のがんです。

白血球が増えすぎることで正常な赤血球や血小板が作れなくなり、貧血や出血傾向、感染症にかかりやすくなります。

白血病の主な分類

白血病には、急性(急性リンパ性白血病、急性骨髄性白血病など)と慢性(慢性リンパ性白血病、慢性骨髄性白血病など)のタイプがあり、それぞれ進行速度や治療法が異なります。

急性白血病は、成熟していない若い白血球が増加するもので、急激に発症し顕著な貧血や白血球増加、血小板減少を示すことから迅速な治療が必要となります。

慢性白血病は、すべての分化段階の細胞がまんべんなく増殖するタイプで、症状のないことも多く健康診断時で偶然に見つかることが多いようです。しかし、最終的には急激に悪化(急性転化)するため、この急性転化を遅らせるような長期にわたる適切な治療が必要になります。

白血病の発症率

日本では、1年間に人口10万人あたり、男性で11.6人、女性で8.0人の割合で白血病と診断されています。

小児およびAYA世代(思春期・若年成人)に多く見られるがんとして有名ですが、実際には高齢者に多く発症し、60歳を超えると急増します。

悪性リンパ腫と白血病の主な違い

悪性リンパ腫と白血病は、どちらも血液のがんですが、発症部位や症状、治療法に大きな違いがあります。

ここでは、両者の違いを整理してご説明します。

発症部位の違い

悪性リンパ腫は、主にリンパ節やリンパ組織で発症し、がん化したリンパ球が体中をめぐる中でリンパ節などの組織にかたまり(腫瘤)をつくります。

一方、白血病は、主として骨髄内で血液細胞の前駆細胞が制御不能に増殖し、未熟な白血球系細胞が血液中に放出され続けることで起こります。

悪性リンパ腫のほとんどではがん化したリンパ球がリンパ節やその他の臓器などで増加し、腫瘤をつくるという違いがあります。

主な症状の違い

悪性リンパ腫の初期症状としては、首やわきの下、鼠径部などのリンパ節の腫れ(無痛)が最も多くみられます。

長引く微熱、夜間の寝汗(盗汗)、原因不明の体重減少、倦怠感や食欲不振などの症状も特徴的です。

白血病では、貧血によるめまい・息切れ、白血球減少による感染症の頻発、血小板減少による出血しやすさ(鼻血、歯ぐき出血など)、発熱、骨の痛み(特に急性白血病)などの症状があらわれます。

急性白血病では症状が急激に現れるため、速やかな診断と治療が必要です。

白血球数値の違い

血液検査で注目されるのが白血球の数値です。

白血病では白血球が10万/μL以上に増加することもありますが、逆に極端に減少することもあり、その場合感染症のリスクが非常に高まります。

一方、悪性リンパ腫では病型によって白血球の増減はさまざまで、必ずしも異常値が出るとは限りません。

だからこそ、血液検査だけでの診断は難しく、生検(リンパ節などの組織検査)や画像検査が不可欠です。

悪性リンパ腫と白血病の治療法の違い

悪性リンパ腫と白血病では、治療法にも違いがあります。

それぞれの病態に応じた適切な治療が選択されます。

悪性リンパ腫の治療

悪性リンパ腫の治療は、病型や病期によって異なりますが、主に抗がん剤による化学療法、放射線治療、抗体療法などが行われます。

近年では、分子標的治療薬や免疫チェックポイント阻害剤など、新しい治療法も登場しています。

病型によっては、造血幹細胞移植が検討されることもあります。

白血病の治療

白血病に対する治療は、種類によって異なりますが、おもに複数の抗がん剤を組み合わせる化学療法(多剤併用療法)や、造血幹細胞移植などが行われます。

慢性骨髄性白血病では、患者さんの95%以上でフィラデルフィア(Ph)染色体という異常な染色体が見つかるため、この異常を標的とした分子標的治療薬が非常に有効です。

急性白血病では、強力な化学療法が必要となり、寛解導入療法、地固め療法、維持療法といった段階的な治療が行われます。

治療における副作用と合併症

どちらの治療においても、骨髄抑制による白血球減少、貧血、血小板減少などの副作用が起こります。

白血球が少なくなると感染症のリスクが高まり、発熱性好中球減少症という重篤な合併症が起こることもあります。

また、造血幹細胞移植を行う場合は、移植片対宿主病(GVHD)などの免疫に関連する合併症が起こることがあります。

悪性リンパ腫と白血病は併発することがあるのか?

結論から言えば、併発の可能性は稀ですがゼロではありません。

実際に、悪性リンパ腫の治療歴がある人が数年後に白血病を発症するケースも報告されています。

これは、治療に用いられる抗がん剤の影響で骨髄異形成症候群(MDS)や治療関連白血病が誘発される可能性があるためです。

特に長期生存者では、こうした二次がんのリスクに注意が必要です。

また、血液・リンパのがん(白血病や悪性リンパ腫、多発性骨髄腫など)であることや、それ以外のがんの場合は、がんが骨髄に浸潤することで、骨髄抑制が起こることがあります。

進行がん・再発がんに対する免疫療法という選択肢

標準治療だけでは治癒が難しいとされるステージⅣの進行がん・再発がんに対して、免疫療法という選択肢があります。

私たちICVS東京クリニックでは、「延命ではなく、救命を目指して」という理念のもと、次世代免疫療法であるHITV療法(Human Initiated Therapeutic Vaccine)を提供しています。

HITV療法の特徴

HITV療法は、免疫システムの”司令塔”とも呼ばれる樹状細胞を活用し、体内でがんを攻撃する主力であるCTL(キラーT細胞)を効率的に誘導することで、がんの消失(治癒)を目標にする免疫細胞療法です。

CT画像で確認しながら腫瘍内へ直接注入(腫瘍内注入が難しい場合は腫瘍を栄養する主要血管内への投与)を行うことで、患者さまご自身の腫瘍が持つ複数のがん情報を、より正確に樹状細胞へ学習させることを目指します。

腫瘍に投与された樹状細胞は、がん情報を高精度で認識することで、CTLへの指示も精密化します。投与後、2週間前後からCTLが体内に誘導され、24時間休むことなくがん細胞へ攻撃を継続します。

世界水準の治療体制

当院は、2008年の設立以来、2,000名以上の治療支援実績を持ち、日本のみならず、台湾、中国、マレーシア、ロシア、オーストラリアなど世界各国から患者さまをお迎えしてきました。

院内には国際的なGMP基準に準じた細胞培養加工施設(CPC)を完備しており、採取した細胞はすべて院内で厳密に管理・培養されます。

また、再生医療等安全性確保法に則り、厚生労働省の許可を受けた特定細胞加工施設として運営しています。

なお、HITV療法は日本国内の医薬品医療機器等法において未承認であり、保険適用外の自由診療となります。

まとめ

悪性リンパ腫と白血病は、どちらも血液のがんですが、発症部位や症状、治療法に大きな違いがあります。

悪性リンパ腫は主にリンパ節やリンパ組織で発症し、リンパ節の腫れが特徴的です。一方、白血病は骨髄内で白血球が異常増殖し、貧血や出血傾向、感染症のリスクが高まります。

がんと診断されたとき、「もう治らないのではないか」という不安を感じる方は多いでしょう。

しかし、医療は日々進歩しており、新しい治療法も次々と登場しています。

ご自身の病状や治療の選択肢について、担当医とよく相談し、納得のいく治療を選択することが大切です。

ICVS東京クリニックでは、一人ひとりの患者さまに合わせたオーダーメイドの治療計画を提案し、「治すことを諦めない」という姿勢を患者さまと共有しています。

今の治療に限界を感じている方、別の可能性を知ったうえで判断したい方は、ぜひ一度ご相談ください。

詳細はこちらのHPをご覧ください

著者情報

ICVS東京クリニック 理事長 蓮見 賢一郎

 

【経歴】

埼玉医科大学卒業。

東京大学医科学研究所を経て、現在は米国法人 蓮見国際研究財団理事長。

世界各国で『国際がんワクチン・シンポジウム』を開催し、がん免疫療法の啓蒙と研究活動を推進している。

米国Thomas Jefferson 大学 Kimmel Cancer Center に研究講座を開設、同大学の客員教授。

ブルガリアPleven 医科大学より、がん免疫療法の研究活動に対して名誉博士号授与。

その他、米国Maryland 州立大学、ドイツ Erlangen 大学との共同研究や、マレーシア国民大学(UKM)との臨床試験を行っている。

甲状腺がんの原因にストレスは関係ある?医学的な考え方を解説甲状腺がん2026/02/19(木)

甲状腺がんとストレスの関係について

甲状腺がんとストレスの関係について、多くの方が疑問を持たれています。

実際のところ、ストレスが甲状腺がんの発症に直接的な影響を与えるかについては、現時点で十分に検証されていません。仕事で感じるストレスと悪性腫瘍との関係を調べた研究結果を収集し、まとめて評価した論文があります。この論文によると、仕事のストレスは直腸がん、肺がん、食道がんの発症リスクをそれぞれ1.36倍、1.24倍、2.12倍高くすると報告されています。しかし、ストレスが甲状腺がんの発症リスクを高くするかについては報告されておらず、因果関係については不明です。

一方で、ストレスは甲状腺の病気の症状を悪化させる原因にもなるため、常にストレスを溜めないように心がけることも大切です。

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甲状腺ホルモンとストレスの関係性

甲状腺ホルモンは、のど仏のすぐ下にある甲状腺と呼ばれる小さな臓器から分泌されるホルモンです。

食べ物に含まれるヨウ素からホルモンを作って血液中に分泌し、体内では細胞の新陳代謝を活発にして脂肪や糖分を燃焼させてエネルギーを作る、交感神経を刺激して心臓機能や発汗の調整を行う、子どもの成長や脳の働きを維持するなどの重要な働きを行います。

ストレスホルモンとの相互作用

ストレスと甲状腺ホルモンに関係性があるといわれているのは、ストレスがかかるとストレスホルモンの「コルチゾール」が上昇するためです。コルチゾールが分泌されると、血圧や血糖値が上昇したり、免疫の働きが低下したりなどの症状が現れます。

そのため、強いストレスにさらされていると免疫に乱れが生じ、甲状腺を過剰に刺激し、甲状腺ホルモンの分泌にも影響が出てくるというわけです。ストレスといっても、職場の人間関係のように外的要因の場合もあれば、妊娠や出産など体内環境が大きく変化することが原因になる場合もあります。

甲状腺ホルモンの分泌異常による症状

甲状腺ホルモンは、多すぎても少なすぎても身体には悪影響です。

例えば、甲状腺ホルモンの分泌が多すぎると必要以上に新陳代謝が高まり、少しの運動でも脈拍が上がったり、体温が上昇したりなどの症状が起こります。一方、甲状腺ホルモンの分泌が少なすぎると新陳代謝が低下し、疲労感やだるさ、食欲低下などが起こります。

このように甲状腺ホルモンの分泌に異常があると、「なんとなく調子が悪い」「身体の様子がおかしい」など、自覚症状を伴う場合も多いです。

ストレスが関係する可能性のある甲状腺疾患

ストレスが原因となって、甲状腺が腫れる可能性のある病気はいくつかあります。

ここでは、ストレスとの関係性が疑われる甲状腺の腫れる病気を紹介します。

バセドウ病とストレスの関連性

バセドウ病とは、甲状腺ホルモンが異常に多く作られることにより、新陳代謝が過剰になる病気です。

年齢に関係なく発症する可能性のある病気ですが、特に20代から40代に多くみられ、男性よりも女性に多い特徴があります。バセドウ病は甲状腺を刺激する自己抗体が産生され、甲状腺ホルモンが過剰産生することで発症する自己免疫疾患です。

強いストレスが引き金となって発症する場合もあり、甲状腺の腫れや頻脈、眼球突出などの症状が現れる場合もあります。また、バセドウ病では感情の起伏も激しくなりやすく、いつも以上にストレスがかかりやすくなっています。ストレスによって症状が悪化する場合もあるため、発症後は肉体的にも精神的にも負担が大きくならないように注意しなければなりません。

橋本病とストレスの関係

橋本病とは、甲状腺が炎症を起こして甲状腺ホルモンの分泌が低下し、新陳代謝が低下して腫れやさまざまな症状を引き起こす病気です。

特に30代から40代に多くみられ、男性よりも女性に多い特徴があります。自己免疫疾患の一つであり、免疫の異常によって慢性的に炎症が起こっているため、慢性甲状腺炎とも呼ばれています。

ストレスは正常な免疫反応を抑え、異常な免疫反応を活性化させるため、ストレスが引き金となって発症する可能性も否定できません。ストレス以外の原因としては、花粉症やヨードを大量に含んだ食品の摂取、体質の遺伝などが挙げられます。

橋本病にかかると、新陳代謝の低下に伴い、無気力や疲れやすさ、全身のむくみ、寒がり、体重増加、女性は月経過多の症状が見られるのも特徴です。また、妊婦は軽度の場合でも、胎児の発育に影響が出る可能性もあるため、妊娠時には医療機関で受診する必要があります。

無痛性甲状腺炎について

無痛性甲状腺炎は、何らかの原因で甲状腺に炎症が生じ、甲状腺ホルモンが血液中にあふれ出す病気です。

甲状腺ホルモンの分泌が一時的に増加するため、バセドウ病と似た症状が起こりますが、通常は1か月程度で甲状腺ホルモンの分泌が正常化する傾向があります。

甲状腺がんの基本的な知識

甲状腺がんについて正しく理解することは、適切な対応につながります。

甲状腺がんの特徴

他の病気が原因で亡くなった方を解剖した時に、10%くらいの割合で甲状腺にがん(乳頭癌)が見つかります。つまり、甲状腺に癌を持っていても、気がつかないでそのまま年をとり、他の病気やけがなどが原因で亡くなる方がほとんどということです。

これは甲状腺がんのほとんどが、非常にゆっくり成長するため、体の中にあっても無症状だからです。甲状腺がんを疑われて病院に紹介される方も首のしこりがある他には、「痛い」とか「苦しい」など辛い症状がない方がほとんどです。

しこりもなくたまたま耳鼻科や内科で首の超音波検査を受けた結果、さわってもわからないような小さいしこりがみつかって紹介される方もたくさんいらっしゃいます。しかし、中にはがんが大きくなって、声がかすれたり、飲みにくいなどの困ったことが出てくる方もいらっしゃいます。

甲状腺がんの原因

甲状腺がんのはっきりとした原因はわかっていませんが、若い頃(特に小児期)の放射線被曝(ひばく)は原因のひとつと考えられます。

甲状腺髄様がんは、血縁者にかかった人がいると発生しやすくなると考えられています。

甲状腺がんの種類と予後

甲状腺がんには5種類(乳頭癌、濾胞癌、髄様癌、未分化癌、悪性リンパ腫)ありますが、甲状腺がん全体の9割ほどが乳頭(にゅうとう)癌です。

その乳頭癌の9割ほどはほとんど命にかかわることがありません。「がんなのに命にかかわらないなんて本当?」と思いますよね。でも他の病気で亡くなった方を解剖した場合に10人に1人の割合で見つかるがんがこの怖くない甲状腺乳頭癌です。これを専門的には低危険度の乳頭癌などと呼んでいます。

甲状腺乳頭癌は早くから甲状腺周囲にリンパ節転移を起こしやすいのですがリンパ節に転移してもあまり命にはかかわりません。10年後に生存している割合はほぼ100%です。そういう意味で低危険度の乳頭癌はがんらしくないがんなのです。

ストレス管理と甲状腺の健康維持

甲状腺の健康を保つためには、日常的なストレス管理が重要です。

効果的なストレス管理法

ストレスを完全に避けることは難しいですが、適切に対処することは可能です。

規則正しい生活リズムを維持することで、体内のホルモンバランスが整いやすくなります。十分な睡眠時間を確保し、バランスの取れた食事を心がけることが基本となります。また、適度な運動は身体的なストレス解消だけでなく、精神的なリフレッシュにもつながります。

趣味や好きなことに時間を使うことも、ストレス軽減に効果的です。自分なりのリラックス方法を見つけ、定期的に実践することをお勧めします。

甲状腺の健康チェック

自分で首を触ってみましょう。

ふつうの甲状腺は触ってもよくわからないのですが癌ができて大きくなると、かなり硬いゴツゴツした塊が触れるようになります。大抵は首の左右どちらかです。リンパ節に大きな転移がある場合、グリグリしたしこりが触れることがあります。

ノドボトケなどの軟骨、首の骨や太い動脈をしこりと勘違いされる方もいらっしゃいますが、心配でしたら医療機関で診てもらいましょう。病院では超音波検査を行います。プローブという超音波を出す器具を首にあてて、しこりの大きさや内部の状態をみます。

定期的な健康診断の重要性

甲状腺の異常は自覚症状が出にくい場合も多いため、定期的な健康診断が重要です。

特に家族歴がある方や、過去に放射線治療を受けた経験のある方は、定期的に専門医による検査を受けることをお勧めします。早期発見により、適切な治療や経過観察が可能になります。

ICVS東京クリニックの免疫療法について

がん治療において、免疫療法は新たな選択肢として注目されています。

HITV療法の特徴

ICVS東京クリニックでは、「延命ではなく、救命を目指して」という理念のもと、ステージⅣの進行がん・再発がんに特化した次世代免疫療法を提供しています。治療の中核となるのは、HITV療法(Human Initiated Therapeutic Vaccine)という免疫細胞療法で、樹状細胞を活用し体内でがんを攻撃するCTL(キラーT細胞)を効率的に誘導することで、がんの消失(治癒)を目標としています。

なお、HITV療法は日本国内の医薬品医療機器等法において未承認であり、保険適用外の自由診療となります。

樹状細胞を用いた治療アプローチ

HITV療法の特徴として、まず樹状細胞を腫瘍へ直接投与する点が挙げられます。

CT画像で確認しながら腫瘍内へ直接注入(腫瘍内注入が難しい場合は腫瘍を栄養する主要血管内への投与)を行うことで、患者自身の腫瘍が持つ複数のがん情報を、より正確に樹状細胞へ学習させることを目指しています。

次に、腫瘍のワクチン化という考え方を採用しており、腫瘍に投与された樹状細胞ががん情報を高精度で認識することで、CTLへの指示も精密化され、投与後2週間前後からCTLが体内に誘導され、24時間休むことなくがん細胞へ攻撃を継続します。

治療実績と体制

当院は、がん免疫療法の専門医である蓮見賢一郎によって2008年に設立され、国内外の研究者・臨床現場とのネットワークを持ち、HITV療法専門施設として研鑽を重ねています。

これまで日本のみならず、台湾、中国、マレーシア、ロシア、オーストラリアなど世界各国から患者を受け入れ、2,000名以上の治療支援に携わってきました。

治療体制としては、CTガイド下投与によりリアルタイムのCT画像をもとに穿刺を行い、腫瘍内へ正確に樹状細胞を直接投与する高度な医療技術を採用しています。また、院内CPC(細胞培養加工施設)を完備し、国際的GMP基準に沿った環境を整え、専任の細胞培養士が適切に管理・処置を行っています。

まとめ

甲状腺がんとストレスの直接的な因果関係は、現時点では医学的に十分に証明されていません。

しかし、ストレスが免疫系に影響を与え、バセドウ病や橋本病などの甲状腺疾患の発症や悪化に関与する可能性は指摘されています。甲状腺がんの多くは進行が遅く、命にかかわらないケースも多いですが、定期的な健康チェックと適切なストレス管理は重要です。

日常生活では、規則正しい生活リズムの維持、バランスの取れた食事、適度な運動、十分な睡眠を心がけることで、甲状腺の健康維持につながります。首にしこりを感じたり、体調に異変を感じた場合は、早めに医療機関を受診することをお勧めします。

進行がんや再発がんに対しては、ICVS東京クリニックのHITV療法のような次世代免疫療法も選択肢の一つとなっています。患者さまの状態に応じたオーダーメイドの治療計画を提供し、救命を目指した医療に取り組んでいます。

ご自身の健康状態について不安がある方は、専門医にご相談ください。

詳細はこちらのHPをご覧ください

著者情報

ICVS東京クリニック 理事長 蓮見 賢一郎

 

【経歴】

埼玉医科大学卒業。

東京大学医科学研究所を経て、現在は米国法人 蓮見国際研究財団理事長。

世界各国で『国際がんワクチン・シンポジウム』を開催し、がん免疫療法の啓蒙と研究活動を推進している。

米国Thomas Jefferson 大学 Kimmel Cancer Center に研究講座を開設、同大学の客員教授。

ブルガリアPleven 医科大学より、がん免疫療法の研究活動に対して名誉博士号授与。

その他、米国Maryland 州立大学、ドイツ Erlangen 大学との共同研究や、マレーシア国民大学(UKM)との臨床試験を行っている。

痛くない首のしこりは大丈夫?悪性リンパ腫の初期症状と受診の目安悪性リンパ腫2026/02/19(木)

首に痛みのないしこりを見つけた時、あなたはどのように感じますか?

「少し様子を見よう」と考える方も多いかもしれません。しかし、痛みがないからといって安心できるとは限りません。実は、痛みのない首のしこりは、悪性リンパ腫という血液のがんの初期症状として現れることがあるのです。

私は長年にわたり、がん免疫療法の研究と臨床に携わってきました。その経験から、早期発見の重要性を何度も目の当たりにしています。悪性リンパ腫は、早期に発見し適切な治療を行うことで、治癒を目指せる可能性が高い疾患です。

本記事では、首のしこりと悪性リンパ腫の関係、見分け方、そして受診の目安について、医療の専門知識をもとに詳しく解説します。

首のしこりが現れる主な原因

首にしこりができる原因は、実にさまざまです。

最も多いのは、風邪や中耳炎などの感染症に対する免疫反応として、リンパ節が一時的に腫れるケースです。このような場合、感染症が治まるとともに、リンパ節の腫れも自然に小さくなっていきます。押すと痛みを伴うことが多く、数週間で改善するのが特徴です。

また、皮膚の下にできる良性の腫瘤として、粉瘤脂肪腫もよく見られます。粉瘤は皮膚の内側に角質や皮脂がたまって袋状になったもので、炎症を起こすと赤く腫れて痛みを伴います。一方、脂肪腫は皮下脂肪が増殖してできる柔らかいしこりで、痛みを感じないことがほとんどです。

しかし、頻度は低いものの、悪性リンパ腫や転移性がんなど、重大な疾患が隠れている可能性もあります。これらの場合、しこりは硬く、動きが悪く、痛みを伴わないことが多いという特徴があります。

首のまわりには多数のリンパ節が分布しており、耳の後ろ、鎖骨付近、脇の下、足の付け根など、体のさまざまな部位にリンパ節が存在します。通常、リンパ節は小さく触れることはありませんが、何らかの原因で大きくなると触れるようになります。

悪性リンパ腫の原因とは?発症に関係する要因を徹底解説

悪性リンパ腫はどのような原因で発症するのでしょうか。
発症に関係する要因や知っておきたいポイントを解説します。

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悪性リンパ腫とは何か

悪性リンパ腫は、白血球の一種であるリンパ球ががん化して増殖する、血液のがんです。

リンパ球は本来、ウイルスや細菌などの外敵から身体を守る免疫システムの重要な一部です。しかし、何らかの原因でリンパ球の遺伝子に異常が起こり、がん化すると、異常に増殖を始めます。増殖した細胞はリンパ節をはじめ、体のさまざまな部位にしこりを作ることが特徴的です。

悪性リンパ腫は100種類以上のタイプがありますが、大きく分けるとホジキンリンパ腫非ホジキンリンパ腫の2つに分類されます。日本人の悪性リンパ腫の90%以上は非ホジキンリンパ腫と言われています。

非ホジキンリンパ腫はさらに、進行の早さによって3つに分けられます。年単位でゆっくり進行する低悪性度リンパ腫、月単位で進行する中~高悪性度リンパ腫、そして週から日単位で急速に進行する高悪性度リンパ腫です。

悪性リンパ腫は、血液のがんの中で最も患者数が多く、年々増加傾向にあります。高齢者に限らず幅広い世代で発症が見られ、子どもや20~30代でも発症することがあります。60歳ごろから増加し、70歳代でピークを迎える傾向があります。

悪性リンパ腫の初期症状とは

悪性リンパ腫の最も代表的な初期症状は、痛みのないリンパ節の腫れです。

首や脇の下、足の付け根などのリンパ節が多い部位に、通常は痛みのないしこりとして現れます。このしこりは、ゴムのような硬さで、触っても硬すぎず柔らかすぎないことが特徴です。数週間から数か月かけて徐々に大きくなっていき、全身に広がることもあります。

風邪や感染症によるリンパ節の腫れは、症状が改善するとともにリンパ節の腫れもなくなります。しかし、2週間以上腫れが継続する場合には要注意です。これは悪性リンパ腫の可能性を示す重要なサインの一つです。

しこり以外にも、悪性リンパ腫では以下のような全身症状が現れることがあります。これらはB症状と呼ばれ、病気の進行を示す重要な指標となります。

  • 原因不明の発熱:37℃台の微熱や38℃以上の発熱が周期的に起こる
  • 大量の寝汗:パジャマやシーツが濡れるほどの寝汗(盗汗)
  • 体重減少:半年で体重が10%以上減少する

これらの症状に加えて、体のかゆみや皮膚の発疹、倦怠感や異常な疲労感を感じることもあります。十分な休息を取っても改善しないような疲労感や倦怠感は、悪性リンパ腫のサインである可能性があります。

また、悪性リンパ腫はリンパ節だけでなく、胃や腸などの消化管、甲状腺、脳などの臓器にしこりが生じることもあります。このような悪性リンパ腫は節外性リンパ腫と呼ばれます。

良性のしこりと悪性リンパ腫の見分け方

首にしこりを見つけた時、それが良性なのか悪性なのかを見分けることは、専門医でも慎重に行う必要があります。

しかし、いくつかの特徴を知っておくことで、受診の緊急度を判断する助けになります。

良性のしこりの特徴として、以下が挙げられます。

  • 押すと痛みがある
  • 柔らかく、よく動く
  • 感染症が治ると自然に小さくなる
  • 赤みや熱感を伴うことがある

一方、悪性リンパ腫を疑うしこりの特徴は次の通りです。

  • 押しても痛みがない、または痛みが少ない
  • 硬く、動きが悪い(周囲の組織と癒着している感じ)
  • 急速に大きくなる、または徐々に大きくなり続ける
  • 複数のリンパ節が同時に腫れている(多発性)
  • 2週間以上経過しても小さくならない

ただし、これらの特徴はあくまで目安です。良性と悪性の判断は、医療機関での検査によって初めて確定できます。自己判断で「これは大丈夫」と決めつけることは避け、気になる症状がある場合は必ず医療機関を受診してください。

特に、以下のような場合は早急な受診が推奨されます。

  • しこりが2週間以上消えない
  • しこりが徐々に大きくなっている
  • 発熱、体重減少、大量の寝汗などの全身症状を伴う
  • 複数のリンパ節が同時に腫れている
  • しこりが硬く、動かない

受診の目安と診断の流れ

首のしこりを見つけた場合、まずはかかりつけの内科を受診することをおすすめします。

悪性リンパ腫自体の診療は血液内科で行われますが、症状が多彩でしこりのできる部位も人によって異なるため、実際には血液内科以外の診療科で発見されることも少なくありません。「どの診療科に行けばよいか分からない」という場合は、まず内科を受診するとよいでしょう。

医療機関では、以下のような検査が行われます。

問診と触診では、いつからしこりがあるか、大きさの変化、痛みの有無、その他の症状などを詳しく聞かれます。医師が実際にしこりを触って、硬さや動き、大きさなどを確認します。

血液検査では、白血球数や炎症マーカー、LDH(乳酸脱水素酵素)などを調べます。悪性リンパ腫では、これらの値に異常が見られることがあります。

画像検査として、超音波検査、CT検査、MRI検査、PET検査などが行われます。これらの検査により、しこりの性状や広がり、他の部位への影響を詳しく調べることができます。

最終的な確定診断には、生検が必要です。腫れたリンパ節の一部または全部を採取し、顕微鏡で詳しく調べます。この検査によって、悪性リンパ腫かどうか、またどのタイプの悪性リンパ腫かを確定することができます。

悪性リンパ腫は、必ず初期症状が現れるとは限りません。健康診断がきっかけで見つかることもあります。そのため、定期的に健康診断を受けることも大切です。

悪性リンパ腫の治療と予後

悪性リンパ腫と診断された場合、病型や進行度に応じて適切な治療が選択されます。

主な治療法として、複数の抗がん剤を組み合わせる化学療法、放射線を用いる放射線療法、そして造血幹細胞移植などがあります。近年では、分子標的薬や免疫チェックポイント阻害剤などの新しい治療法も登場しており、治療の選択肢は広がっています。

悪性リンパ腫は、かつては治療が難しい病気とされていましたが、医療の進歩により、進行した状態で見つかっても治癒を目指せる可能性が高まっています。特に早期発見し早期治療を行うことで、根治できる可能性があります。

ただし、病型によって進行スピードが異なります。日本人の悪性リンパ腫の90%以上を占める非ホジキンリンパ腫にも、ゆっくり進行するものと数週間のうちに進行するものがあります。特に進行の早いタイプについては、速やかに治療を開始することが大切です。

標準治療だけでは治癒が難しいとされるステージⅣの進行がん・再発がんに対しては、次世代の免疫療法も選択肢の一つとなります。HITV療法のような免疫細胞療法は、樹状細胞を活用し、体内でがんを攻撃するCTL(キラーT細胞)を効率的に誘導することで、がんの消失を目標とする治療法です。

HITV療法では、CT画像で確認しながら腫瘍内へ直接樹状細胞を注入することで、患者さま自身の腫瘍が持つ複数のがん情報を、より正確に樹状細胞へ学習させることを目指します。腫瘍のワクチン化により、CTLが24時間休むことなくがん細胞へ攻撃を継続し、転移・再発の抑制にもつながることが期待されています。

なお、HITV療法は日本国内の医薬品医療機器等法において未承認であり、保険適用外の自由診療となります。

まとめ:早期発見が予後を左右する

首に痛みのないしこりを見つけたら、決して軽視してはいけません。

悪性リンパ腫の初期症状として現れる可能性があり、早期発見・早期治療が予後を大きく左右します。特に、しこりが2週間以上消えない場合、徐々に大きくなっている場合、発熱や体重減少などの全身症状を伴う場合は、速やかに医療機関を受診してください。

良性のしこりと悪性のしこりを見分けるポイントとして、痛みの有無、硬さ、動き、大きさの変化などがありますが、最終的な判断は医療機関での検査が必要です。自己判断で様子を見続けることは避け、気になる症状があれば早めに相談することが大切です。

悪性リンパ腫は、早期に発見し適切な治療を行うことで、治癒を目指せる可能性が高い疾患です。また、標準治療に加えて、免疫療法などの新しい治療法も選択肢として考えられます。

私たちICVS東京クリニックでは、「延命ではなく、救命を目指して」という理念のもと、進行がん・再発がんに特化した次世代免疫療法を提供しています。がん免疫療法の専門医として、患者さま一人ひとりの状態に合わせたオーダーメイドの治療計画をご提案し、QOL(生活の質)を維持しながら、できる限り心身の負担が少ない診療を目指しています。

首のしこりが気になる方、悪性リンパ腫について詳しく知りたい方、治療の選択肢について相談したい方は、ぜひ一度ご相談ください。

早期発見と適切な治療が、あなたの未来を変える可能性があります。

詳細はこちらのHPをご覧ください

著者情報

ICVS東京クリニック 理事長 蓮見 賢一郎

 

【経歴】

埼玉医科大学卒業。

東京大学医科学研究所を経て、現在は米国法人 蓮見国際研究財団理事長。

世界各国で『国際がんワクチン・シンポジウム』を開催し、がん免疫療法の啓蒙と研究活動を推進している。

米国Thomas Jefferson 大学 Kimmel Cancer Center に研究講座を開設、同大学の客員教授。

ブルガリアPleven 医科大学より、がん免疫療法の研究活動に対して名誉博士号授与。

その他、米国Maryland 州立大学、ドイツ Erlangen 大学との共同研究や、マレーシア国民大学(UKM)との臨床試験を行っている。

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